寝正月・旧暦での

　気分的な要因だとは思うが、昨日までの目まぐるしさには息が詰まるようだった。如何なぁ…飛行機が乱気流に巻き込まれて操縦不能になり、墜落していく様を思った。すると何処らともなく白龍が現れて、背中にのせてくれる。やさしくて温かな夢を視ているが如くで、赤い眼の輝きは鮮明に記憶に残る。

　昨日は、不安定な天気が続く一日で曇ったり晴れ間が見えたりの時雨もあった。夜間には落ち着いてはいたが、急激な冷え込みに寒かった。朔日の風呂立ての日であるので、枇杷湯も新しくして洗髪をした。塩とバックスナチュロン社の枇杷エキス配合・ボディソープは全身にやさしい、肌荒れが起きない。

　これを知る前には、フケは風に飛び落ちるし肌は粉噴き状態だった。無論、静電気も激しい。身体が電気を発して歩くような感じで、車を降りる時の衝撃で暫く感電状態。それが枇杷湯やエキスの繁用で症状は落ち着き、ある時期に集中はするが軽減されている。枇杷葉茶の効果も大きいのは謂わんとする。

　旧暦の元旦、頂き物の日本酒を開けて呑んだまでは好いが微妙な味である。これって熱燗でかな？だとしたら苦手なんです、独特の臭いで酔っ払いに絡まれた記憶に繋がるから。贈って下さった方に申し訳ないが、冷の儘で戴く。肴は適当にあった物で代用して2杯、あれれ効いて来たかなと布団に潜るが。

　今朝は9時まで熟睡で、まさに寝正月。旧暦の暮らしであれば、ゆっくりが堪能できるのもうれしいことなのよ。で・この天気であるので、着替えて洗濯だけはした次第。すばるのトイレだけは今日中に換えないと、とても機嫌が悪いため更新後にはやろう。明日は節分なので、朝の段取りで午後から巻くよ。

　出不精の偏屈なので、誰かと何処かにという発想がなく単独での行動が多い。以前には、鬼の集まりがあったため、それに合わせての上京をしていた。児童文学作家さん、画家さんが多く居られて写真にもご一緒させて貰っている。然し、鬼籍に入られた方も。従って上京の目的が薄れてしまったので断念。

　リエさんの勤務されている出版社から、手塚治虫氏の手塚マンガの共生する社会・3冊目が出版された。作品は既に読んでいて、何れも印象深かったので記憶に残っていた。人間だけが偉いのでも、健常者が優れているのでもないのは明らか。作品の解説は著名人、解題は野上暁さんです。没2月9日が近い。