ずいき、とは。芋の茎のことである。これは里芋の上の部分で、茎と葉に当たる。里芋の収穫だけで、殆んど捨てている。特に、赤芋茎は美味しく、栄養価も高い。最近では、青空市などで売られるようになった。産後の肥立ちに良く、団子汁で食べる。
どういった根拠からかは知らぬが、産後の汚血を浄化させると、祖母は母に、母は娘に伝える。子宮や母体の快復を促す。母乳の出もよくする。赤ん坊も、母親も守り、自然治癒能力に働きかける。これに、枇杷葉茶を飲むと、体内の免疫を増やし、血液をさらさらにする。
枇杷葉との相乗効果で、産後の快復がスムーズにいく。結果的には、自律神経を鎮める働きだろう。但し、自然に感謝することをしないでは、如何ともし難い。自然は神である。月も太陽も、風も雨に至るまで、天からの恵みである。
今夜の月は、寝待月・臥待月という。とある。十五夜から始まって、十六夜、月待月、などとも言い、日本人の月に対する呼び方の、何とも情緒のあることか。月の毎夜、姿を変える様子に、粋な言い方であることか。いいなあぁ。
先週から今週にかけて、6連勤だった。扁桃腺は腫れる。結膜炎にはなる。その度に、自家製の薬酒で治す。枇杷酒と、梅ジュースは、とりわけ効果があった。それにしても掃除の手抜きは止めよう。ダニや蚤の飼育につながる。
我が家の白枇杷の実。赤枇杷に比べると、一色ほど、色が薄い。だが、味は濃厚だ。