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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

行なうは難し・・・

2012年05月29日 | Weblog

 Aさんの訴えは、臀部の筋が引きつる。というものだが、枇杷葉パワーを入れているのに、何やらおかしい。話を聴いて気づいた。枇杷風呂に入ってないのだ。体の髄が冷えているのに、どんなにパワーを入れても、通じない筈だ。

 今晩から入れて入浴される由。体というのは、レントゲンでも見えないことがあり、人体の不思議は謎が多い。況してや、地球の表面のことすら満足でないのが、地下のことも、宇宙のことさえも見当がつかぬのは当然でもある。

 だが、知ろうとすることには、知識を詰め込むばかりでなく、物事の由来や、その意味をも、考えることが大切と思える。旧暦を知っていれば、季節の到来がよくわかるのも一因。何故古来の人々は、そうしてきたのだろう?一考がある。

 枇杷葉は、お茶で飲む。焼酎に漬ける。塩漬けにする。これらの効力には、個人差を含む。また薬効にも多岐に広がり、内臓の働きから精神的なものまで幅がある。そして何より、副作用が少ないのも好ましい。言い換えれば、体内の毒素の出方が違うのだ。

 また、他の漢方との汎用ができ、処方によっては更なる効き目を現す。肝心なのは、焦らず諦めず、じっくりと付き合うことで、途中で投げ出したり、過信しすぎないことだ。そして、祖先を敬い、命のありがたさを感謝することに尽きる。

 親が子を思う心。子が親を敬う気持ち。その周りには、兄妹や親戚が居、加えて地域や職場がある。人間は、一人で産まれては来るが、ひとりでは生きられない。然し、死に逝くのはこれまた一人である。それらもまた、ご先祖さまが居ればこそ。

 月。14日めです。かぐや姫の想いも、明日は還ることになるので、半ばうれし泣き?十五夜が繰り返される度、複雑な心境に陥る。

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