年末年始は勤務だった。ちょっとした休みは、4日にあったが、疲れきっていて半日ぼんやりしていた。ここで2連休をもらい、溜まっていた家の用事を片付けた。枇杷葉の花芽欠きと、寒冷紗かけだ。寒かったが、防寒してやった。
花芽茶も、これで幾らかできた。リエさんが飲むくらいはありそう。外出したいが、体調維持が心配でできない。今週末にずれこみそう。寒肥も入れなければならない。外でごそごそしていたら、野良猫がやってきてまとわりつく。
にゃあにゃぁ、とうるさい。煮干をやったのに、食べないでいる。牛乳をやったら、飲んでいる。何んだよ、ぜいたくな野良だ。花芽を欠いている間、足に擂り寄っていたが、寒くなったのか、いつの間にか居なくなった。ねぐらは山の裾らしく、、祠の辺りをうろつくのを見かけた。
この頃、時間の経つのが早く感じる。一日が速い。今年は、寒の入りに雪が降ったりしての荒れ模様である。加えて閏3月なのだ。昨年のことが脳裏から消えやらないが、今年の農事祭事には、先行きも見えない上に、暗雲を感じる。
仕事も、真面目に取り組もうとすれば、軋轢が生じる。上っ面だけで接することは、ある意味虐待になり得る。資格があるのは当然だが、それ以前の人間的なことが欠けている。そういった基本的なことを、躾という。
仕付け糸のできていない服を着たり、それを取って着る、ということがわからない。見るに見兼ねて注意しても、言われていることが理解できない。拗ねる、膨れっ面をする。あからさまにふてぶてしい態度をとる。親の顔が見たくなる。
東側の枇杷葉。剪定したら、次々と新芽が吹き出した。生命力の強さに驚きながら、枇杷葉に援けられていることを感謝する。