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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

皆既月食・・・

2010年12月20日 | Weblog
 明日は、満月で皆既月食なのだが、肝心のお天気が、その頃からの下り坂。8年振りだというに観られないか。まあ得てして自然とは、そんなものなのかも。こちらが偶然に遭遇するのがいいのかもしれない。それでこそ神秘で、畏れる気持ちになるのかも。昨今は、流星群だの、日食だのと姦しい。専門的な知識は必要ではないが、マナーに欠けるのが、なんとも嘆かわしい。

 明後日は冬至です。冬至に南瓜を食べ、柚子風呂に入り、鰯の頭を串に刺して、柊の葉を飾ったのも、旧暦に由来するところが大きい。そういった季節の移り変わりや、天文現象などは、神秘的な異世界のことと、捉えていた帰来がある。差別にも繋がる危険性もあるが、単純に考えれば、何時もと違う出来事に、心理的な恐ろしさが合ったことと思う。

 手塚治虫氏の作品『赤い雪』には、雪は白という認識があるから、不吉の予兆として捉えられたり、忌み嫌われたりもした。科学的な解明をすればわかる、実に単純なことなのだが、迷信や思い込みによって、酷く歪んで考えられていた。枇杷葉にも、そういった勘違いが多い。それでも、医者が匙を投げた症状に、効果を顕すには、どのような説明がいるのだろうか?

 腰痛に効く枇杷葉の焼酎漬けは、作り方を教えてはあげるが、かなりめんどくさがれる。私には、そこに行くまでの時間や、病院で待ったり、治療の痛さがある。そっちの方がめんどくさい。枇杷葉は、植えておけばいいし、季節がくれば採って漬けておく。それだけで済むのだ。こんなに簡単なことはない。痛くて歩くのも辛いのに、出かける億劫さは考えられない。

 同じ動けないのなら、枇杷葉温圧療法をしておいて、読みたかった本を読む。蒟蒻をストーブの上にかけておいて、取替えしながら寝ている。一日、休んでこれをしていれば治る。痛くもないし、お金も安い。それでいて治療ができるなんて助かる。自然の力を侮っていると、肝心な時にはそっぽを向かれる。私は、単純な分、思い込んだら一途に凝る。

 花粉症に効く枇杷葉茶は、できれば今から飲むように。花粉が飛ぶようになっては、症状が直ぐにはよくなりません。転ばぬ先の杖です。用心には越したことはありませんよ。民間の治療法は、予備の手当てです。しかし、それで症状が改善されたり、治ったりすればしめたものです。信じてすればいいのですね。リンパ線マッサージもしましょうね。効果が大きいですよ。

 咲き始めた枇杷葉の花芽。今は、3分咲です。とてもいい匂いです。
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