多摩丘陵から四季便り

オリンパスのEM1に12-40mmF2.8を付けて撮っています。四季の折々の風景をお届けします。

靖国問題

2005-05-25 11:14:43 | Weblog
今日は少し硬い事を書きます。昨今の靖国問題に関しては中国の利権(アジアでの覇権争い)獲得の感じがします。かって日中友好条約が成立した際には、今までの事は水に流してという事であったと思われます。その後2-3年前までこの問題は大きく取り上げられなかった。背景には経済成長の著しい中国が日本にとって変わろうとしているとが垣間見られます。

昨日のテレビでも中国の女性の副首相が小泉さんとの会談を中止し、帰国した。本国に帰国といいながら結局はモンゴルに行った。信義にを尊ぶ中国が何故そこまでやるか、やはり前述したところに到達する。孔子曰く、罪を憎んで人を憎まずと。少なくとも帰国前にきちんと説明すべきではないか。まるで子供の喧嘩の感がする。それとも理由にならないからやっちゃったのか?

一方小泉さんの態度も一貫している。今までの日本の首相と違って、確固たる信念を持って臨んでいる。これは日本人として同調するのは、私だけであろうか。郵政省の民営化では独断と偏見が目立つが最近の日本の政治家にはない点を持っている。ユニークな方である。

とまれこの問題は簡単に収まらない。中国との国交を開いたあの世に居る田中角栄さんは苦笑いしているかも。小平は田中角栄を評して”水を飲む人は井戸を掘った人を忘れない”といった。要は中国のトップとおい、お前で話せる相手柄になれないのが一番の問題か?

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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
真紀子さん (チョコ)
2005-05-25 11:55:02
田中真紀子さんと小泉さんがもう少し仲良しだったら、違う結果になっていたかもしれないでしょうか?

なんて、もしもの話をしてもだめですね。
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 (多摩)
2005-05-25 13:26:25
でしょうねー。でも無理でしょう。昔は中国もこんな事言わなかったですが。仲良く出来ませんかねー
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礼の国? (kazuyoo60)
2005-05-25 15:34:44
中国は礼の国と思っていましたよ。大昔だけなのでしょうか?。とにかく、中国は日本以外の外国からの批判を受けないと姿勢を正さないようですね~。
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衣食住を足りて礼節を知る? (多摩)
2005-05-25 15:46:46
そうですね。近視眼的に物事を見てはいけませんが、日本での外国人による犯罪は中国、イラン、日系南米人と続らし。日本を批判する前に正すべき事があるのではと思います。
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ここは、毅然とした態度で! (安頓)
2005-05-25 18:14:04
それにしても今回のこの非礼きわまりない行動に

日本はどう対処していくのだろうか?

「話せば分かるのに…」といって笑っていて

いいのだろうか?

TBさせてもらいました。
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その (多摩)
2005-05-25 20:23:25
安頓さん



訪問有難うございます。ええかげんにせーよといいタイくらいです。安頓さんのブログに私の意見を書かせて頂きました。私は香港に6年、中国との商売にも長く係わりましたが、今回はいやになりましたよ。こんな事やってたら世界では相手にされなくなるでしょう。



中国はちょっと舞い上がっている感じです。

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中国問題 (ニャンパル)
2005-05-25 21:44:16
中国の態度は許せません。副首相の帰国理由は嘘だったのです。外交の世界でこんな態度は許せません。が、それと靖国問題とを一緒にしないでください。いい機会ですから、靖国神社とはどんな存在か、改めて考える必要があるのでは、と思います。なぜ、小泉さんはああまで参拝に固執するか、一度考えてみましょう。沖縄出身の方が、靖国の境内で涙を流しながら軍歌を歌っている遺族会の人たちを目の当たりにして白けた、という投書を読んだことがあります。このことも、考える材料になるでしょう。
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万博情報訂正 (チョコ)
2005-05-26 03:10:03
先日の別ブログの訂正にやってまいりました。

以前、私は「万博会場から岐阜の花フェスタは遠い」と書きましたが、両者をつなぐ新しい道路があるようで、意外に早く移動可能だそうです。

バスツアーで 万博後に岐阜の花フェスタをまわるコースが多いそうです。
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「礼」の認識の違い (gurefuru8)
2005-05-26 09:47:24
中国の文化は、儒教・道教の影響を強く受け、中国人が礼を重んじているのは間違いないと思います。ならば、中国にとって、日本は礼をもってあたる対象ではないと考えるのが妥当ではないでしょうか?

多摩さんの記載どおり、中国人の倫理感や日本人からすると、理解しがたいものがあります。歴史を見ても、敵に対する冷酷な攻撃性、人道感を無視した罰則など、とても理解できるものではありません。有名な「焚書坑儒」にも見られるように、そういう国民性だと思います。国際社会において、今後中国の外交姿勢がどう評価されるのか、見ものだと思っています。
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Unknown (Unknown)
2005-05-26 10:24:15
私は沖縄戦(宮古島)に参加終戦後沖縄本島に捕虜として嘉手納に収容され、毎日基地建設に使役として働き、日本国民として非常に惨めな経験をした一人です、戦友も多く亡くしました、今の靖国問題ー私は複雑なきもちです、どうか近隣諸国と仲良く、争いに成らぬよう切望する次第です。
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