多摩丘陵から四季便り

オリンパスのEM1に12-40mmF2.8を付けて撮っています。四季の折々の風景をお届けします。

押越→正山寺へ

2009-09-13 10:08:22 | Weblog

昨日の続です。高い小山を超えてみると、こんな風景が展開しています。あまりに立派な建物で寺かと思って、近ずいてみました。傍で農作業をしていたお婆さんに尋ねると、自分の家だと。(笑)。立ち話を数十分しました。それにしてもでかい。昔の農家さんの家はこんなんだったんでしょうか?

 

 

更に近ずいてパチリ!植木屋さんの車が。植木の手入れも大変でしょう。

 

 

周囲を見晴らすと、素晴らしい光景が。しばし見とれます。こんな近くに日本の原風景を思わす場所があるとは。新発見です。おばあさんに挨拶をして、その場を離れます。来た道もまたとぼとぼ(笑)帰ります。霞んでますが、こんな風景です。

 

 

途中の道で赤い鳥居を発見。石の階段を登ってみると、狛犬の石像が。すこし角度を変えて写真を撮りましたが、これも面白いですね。

 

 

下の道を歩いていると、トンボと蝶が舞っていました。昆虫の写真は難しいのですが、今回の昆虫さんは、あまり飛びまわりません。それでも数分格闘し、撮影完了。トンボは地面に止まっていますので、私も地べたすれすれ。お陰でズボンが汚れました(笑)

 

 

 

蝶の方はズームマクロで挑戦。今まで失敗していましたが、今回は何とかできました。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるですか。(笑) マクロで撮ると普段見えないところが見えてきますので、面白いです。蝶が細長い管のようなものを口から出して、花の蜜を吸うんですね。知らなかった。また蝶の頭にはアンテナみたいなのがついているんですね。これも普通の肉眼では見えるのでしょうか?私は老眼で見えませんが、マクロで撮ると、こんなにくっきり。感激です。

 

 

 

 

傍で農家のおじいさんが私も見ています。きっと傍に栗の木があったので、栗泥棒と間違えられたのかも(笑)。挨拶をして、少し談笑します。最近では農業で飯が食えぬ、なんていってました。又来ますと、挨拶してわかれました。農家の人との談笑も里山散歩の楽しみです。そのお爺さんに正山寺の場所を聞いて、そちらに向かいました。正山寺の傍で竹林を発見。

 

 

やっと正山寺の袂に到着。空に向かってパチリ!周囲を見渡しながら、石段を上がって行きます。

 

 

上がった上に正山寺はありました。そんなに大きくはありません。お堂が夕陽に映えて素敵です。本当はもう少しゆっくりしたかったのですが、夕方になり、帰り道が暗くなると山道を通るので、早めに切り上げました。次回はもう少しゆっくりしないと。

 

 

正山寺の周囲はこんな感じで、まるっきり田舎ですね。これが又なんとも言えず、いいですねー。

 

 

山道を通って、我が家の近くに到着。現地から焼く1時間ほど。ススキが揺れて、秋の風情たっぷりです。

 

 

場所を変えてもう1枚。この辺りは里山とは全く違った情景です。

 

 

1時間ほどで里山体験が出来る。今まで知らずに来ましたが、これからは少し脚を伸ばして、あちこちの里山巡りをして、日本の秋を体験したいと思います。