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ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第123巻-2ミッション・イン・ヘル

2008-11-24 23:14:20 | 第121巻~第125巻

■ミッション・イン・ヘル(第411話) 発表1997年2月

評価   ★★★★

依頼人  菱井商事 米倉孝太郎専務

ターゲット イラン北東部秘密地下基地の殲滅

報酬    不明

今回弾丸発射数       7/ 通算弾丸発射数 2,266

今回殺害人数   推定100/ 通算殺害人数   4,541

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   106

<ストーリー>
イランが地下抗道を利用した秘密基地にて軍事訓練を行っているとの情報がCIAよりもたらされた。ウランが豊富なタジキスタン政権の打倒が狙いという・・・

<この一言>
話がまとまらないのなら、この依頼は、なかった事にしてもらおう・・・

<もう一言>
あんたの命を預かった覚えはない・・・

<解説>
イランが地下抗道を利用した秘密基地にて軍事訓練を積んでいるとの情報がCIAよりもたらされる。減圧装置を用いて高地戦用の兵士を鍛錬しているという。イランの狙いはウランが豊富なタジキスタン政権の打倒にあるという情報を受けた『菱井商事 菱井商事 米倉孝太郎専務』は、地質学のエキスパート『坂本』をゴルゴに引き合わせ、秘密基地の破壊を依頼する。

坂本からイラン秘密基地のレクチャーを受けたゴルゴは、単身イランの秘密基地に乗り込む。中世からの旧坑道と近代以降の新坑道が複雑に交錯するセイエド炭鉱を縦横無尽に駆け、イラン軍『モハマディ大佐』との心理戦を展開する。

様々なトラップを仕掛け、最後に施設全体を減圧するゴルゴ。次第に薄れる空気にもがき苦しむイラン軍兵士たち。ゴルゴの真の狙いが極限低圧による炭鉱全体の爆破と知ったモハマディ大佐は、ヘリコプターによる逃走を企てる。しかし、ゴルゴは地底湖を爆流に乗じて脱出、ヘリコプターに乗ったモハマディ大佐を迎撃する。

ゴルゴとモハマディ大佐の駆け引きが見事である。モハマディの坑道内に秘密基地を設けるというアイデアも面白いが、モハマディの先を読むゴルゴの奇想天外な発想が読者の度肝を抜く。荒唐無稽と言えばそれまでだが、ゴルゴ一人で敵部隊を殲滅するストーリーは何度読んでも痛快である。

ズキューン

ゴルゴ13 (123) 巻掲載
ゴルゴ13 (150)巻(最新刊)
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
賛美歌13番さんこんにちわ。 (ペロ)
2008-11-25 16:51:58
賛美歌13番さんこんにちわ。
>地底湖を爆流に乗じて脱出
今回のゴルゴンは人間の限界に挑戦ですか?(笑)
ゴルゴ13の世界の戦闘では、兵隊の“量より質”を問う様ですね。
本日の一句「秘密基地、響きは子供の、遊び場か?」
返信する
ペロさん、こんにちは。 (賛美歌13番)
2008-11-27 14:26:39
ペロさん、こんにちは。
>ゴルゴンの報酬もインフレを考慮した、物価スライド制ですかね
あの爆流に巻き込まれたのに、M16が無事だったのは何故?などという突っ込みは野暮ですね・・・
返信する

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