■デロスの咆哮(第2話) 発表1968年12月
評価 ★★★★
依頼人 フランス情報部
ターゲット 偽マクシミリアン夫人・令息
報酬 不明
今回弾丸発射数 8 / 通算弾丸発射数 15
今回殺害人数 6/ 通算殺害人数 13
今回まぐわい回数 1 / 通算まぐわい回数 2
<ストーリー>
フランス国防長官が夫人・息子と24年振りに再会するという。この再会阻止をフランス情報部がゴルゴに依頼する。
<この一言>
プロは決して自分の手を相手にあずけるようなことはしない
<解説>
精神錯乱剤を飲まされたゴルゴ。後ろ手に縛られるが、ナイフ・針金を内蔵した腕時計を駆使、女を伴って脱出に成功する。ここで用いられる時計はロレックス”デイトナ”の前モデルとなるクロノグラフである。精神錯乱剤が効いてきたゴルゴは女とまぐわう。ゴルゴはその行為において、イカないというのが定説である。が、本作においては、例外ケースとしてイってしまっていると想定される。その根拠として、
①錯乱の度合いがあまりにも激しい
②翌朝熟睡中のゴルゴは利き腕の右手で女に腕枕している
があげられる。
現在の「パーフェクト・マシーン」としてのゴルゴでは、①の錯乱振りは考えられないし、②の利き腕での腕枕は自殺行為とすらいえるものだ。薬への耐性も完成していない当時のゴルゴでは、行為中に自我を完全に喪失していたと想定される。アーリー・ゴルゴの若気の至りとして、本作は例外ケースが発生したと考えて差し支えないだろう。
■バラと狼の倒錯(第3話) 発表1969年1月
評価 ★★★★
依頼人 コルス・ロドリゲス
ターゲット ジゴロ”黄色いバラ”
報酬 $30,000
今回弾丸発射数 9 / 通算弾丸発射数 24
今回殺害人数 2/ 通算殺害人数 15
今回まぐわい回数 0 / 通算まぐわい回数 2
<ストーリー>
自分の娘を手込めにする”黄色いバラ”というジゴロの殺害を依頼されたゴルゴ。そのジゴロの正体とは?
<この一言>
ひとつの仕事でおれがスポンサーの前に、二度姿を見せたことはない
<解説>
握手をしないというのが定説のゴルゴ。だが、驚くべきことに本作では射撃場でがっちり握手をするゴルゴの姿を確認できる。しかも次の場面では、握手をした男(コルトバ)が、右手をジャケットの左胸の内ポケットに手を入れている。現在のゴルゴなら「右手をポケットから出せ」と言うか、張り倒すかのどちらかなのだが。
■色あせた紋章(第4話) 発表1969年2月
評価 ★★★★
依頼人 ハンガリー秘密警察 コンドル・クリューガー長官
ターゲット セルゲイ副長官
報酬 $100,000
今回弾丸発射数 4 / 通算弾丸発射数 28
今回殺害人数 8/ 通算殺害人数 23
今回まぐわい回数 0 / 通算まぐわい回数 2
<ストーリー>
ハンガリー秘密警察長官に副長官の殺害を依頼されたゴルゴ。だが、そこには深い陰謀が張り巡らされていた。
<この一言>
日露混血だ
<解説>
本作で最も興味深いのは、「東洋系の方か?」と問われ、ゴルゴ自ら「日露混血だ」と答えている点。潜入のための演技とは言え、非常に意味深長である。
<ここまでに判明したプロフィール>
・「ゴルゴ13」の名前の由来は、ドイツの刑務所でのゴルゴの管理番号が『G1214』で囚人たちが「ゴルゴ13」と呼ぶようになったとの説(第1巻-1)
・「ゴルゴ13」の名前の由来は、イエスを裏切ってイバラの冠をかぶせゴルゴダの丘で十字架にかけた13番目の男という説(第1巻-1)
・背後に音を立てずに近寄られると、条件反射的に攻撃する(第1巻-1)
・狙撃用に改良したアーマライトM16を使用(第1巻-1)
・確認できるゴルゴが関与した最も古い事件は1965年(第1巻-1)
・握手をしない(第1巻-2)
・依頼人に二度と会わない(第1巻-3)
・日露混血説(第1巻-4)
ズキューン・・・
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