NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」(月曜22時)をDVDのハードディスクに貯め撮りしていたものを年末に整理しました。その中で昨年3月25日放送、プロサッカー選手本田圭佑選手に密着取材した「さらなる進化へ 本田圭佑・500日の記録」を遅ればせながら最近見ました。髄所に本田選手の「一流さ」を感じることができるものでした。
ケガはチャンス
本田氏:「ケガしたことは残念ですけど、もうしょうがないですし。ケガして思ったのは僕、チャンスやなと。オレはチャンスやなと思ってるんですけどね」
神様ありがとう
2011年に右膝半月板損傷のケガを負いリハビリ後、CSKAモスクワが連敗してゼニト(2011年覇者)との対戦において大量失点で負けた時
本田氏:「神様がほんままた、いらん障壁ばっかり立てますけど、もう望むところですよね。この壁だって神様に感謝しないと。この状況を与えてくれてありがとうって。思ったように事が運ばない、それもまた人生。いかなる時も前向きにね。うまくいかない時ほど前向きに、ですよね。大事なことは自分が成長することやから」
※本田選手は、壁にぶち当たった時に、「神様が与えた試練」とよく表現しています。神がかり的なものにすがるのではなく、自己で解決できないことを神様による仕業と考え、前向きに行動しています。
また、関西大学における講演で、会場内の学生の質問「本田選手が考える強さってなんでしょう?」に対してしばらく考えた末
本田氏:「僕にとっての強さの定義というのは (かなりの間が空いた後) いや~深いなぁ~ 自分に打ち克てるかどうかが強いかどうかじゃないかなと思います。人生生きてて本当に自分と向き合ってますし、自分に問いかけてることが多いんで 自分に向き合って自分に打ち克つこと そこにつきるのかなと」
中学生以上がこの放送回を見れば、確実に前向きな気持ち、そしてやる気を高めることができます。
ケガしたこと(あらゆる場面における「失敗」と捉えてもいいかも)をネガティブに捉え、競技を引退する選手が多い中、本田選手のポィティブシンキングには見習うことが多いです。
一無尽。
たっすいがは、いかん。