五台山カヌークラブ通信

自然豊かな高知で、カヌーに親しむ!

感謝する気持ち

2014-01-16 19:44:07 | 日記

1月3日に五台山竹林寺のお福分けで海老塚和秀住職の説教を、ふと思い出しました。

「『ありがとう』の反対の言葉は何か?」という問いかけがありました。ご存じのとおり、『ありがとう』の語源は「有難し」からきています。

ウィキペディアの『ありがとう』には以下のように説明されています。ありがとうの語源は、形容詞「有り難し(ありがたし)」の連用形「有り難く」がウ音便化したものである。「有り難し」とは、本来「有ること」が「難い(かたい)」、すなわち「滅多にない」や「珍しくて貴重だ」という意味であった

それからすれば、海老塚住職の問い「『ありがとう』の反対は?」の答えは『日常』や『普通』ということでしょうか?感謝した時の気持ちを表す言葉として、現在使用されていますが『普通』、『日常』ではない状態が『ありがとう』なんでしょう!

ところで、最近感謝をする気持ちを忘れかけている人が世間には多く溢れているように感じます。原因は何か?『日常』、『普通』な状況で過ごし、小さなことにも感動することができない人が増えてきたからだと思います。では、なぜ「小さなことにも感動しない」のか?現段階で管理人的結論としては、人と人との関わり合いをできるだけ少なくして生きようと考える人が多くなってきたからだと考えます。人と関わらなければ、他人との関係で軋轢が生まれることもなく、ストレスフリーで生きられる。その生き方を肯定する人が増えてきた。人と人との関わり合い、ふれあい、様々な体験を経験していない人が増えてきたのでしょう。

世知辛い世の中

©やなせたかし

多くの人と関わり合いを持って、小さなことにも感動し、感謝する気持ちを忘れず生きていきたい。合掌

一無尽。

たっすいがは、いかん。

 

 

 

 

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