五台山カヌークラブ通信

自然豊かな高知で、カヌーに親しむ!

真の強さとは、自己をしっかり知ること

2014-01-21 23:24:34 | 日記

昨日に引き続き、NHK「プロフェショナル 仕事の流儀」より。2013年12月16日放送回「独占インタビュー イチロー・4,000本への道」より。

イチローこと、鈴木一朗氏は、やはりすごい。昨年8月に日米通算4,000本安打の偉業を打ち立てました。今まで大リーグで4,000本安打を達成した選手は、イチロー選手を含め、たったの3人というからスゴイ!以下、管理人がジーンときた場面を紹介します。

“失敗”と“屈辱”を、体に刻み込む

イチロー氏:「4,000のヒットを打つには、8,000回以上は悔しい思いをしてきているんです。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思います。失敗を自分の中に刻んでいく行為。その中で、出していく結果。それを重ねて行く。今まで自分を支えてきたものというのは、良い結果ではないんです。それなりの屈辱によって、自分を支えてきたんですよ。(NHKプロフェッショナル 仕事の流儀 ホームページより)」

イチロー選手の精神力の強さとは?」という質問に対して

イチロー氏:「僕の精神は強い、と人は言うことが多い。僕はいろんなことに向き合うために自分の弱さしか感じていない。それはおもしろいなぁ~と思います。それと向き合おうとする自分がいることは確かですね。  それを強さというのならひょっとしたら、そうかも知れない。」

※「自分の弱さ」を、説明するためにインタービューでは、着ていく服を例に答えています。

イチロー氏:「バカげた話だが、例えば薄いピンクのTシャツを着ていった時に周りから女の子みたいな服を着て何だそれっ?て言われたりする。そしたら僕は次の日にもっと濃いピンク色のシャツを着ていきます。そうすると、周りの人は何も言わなくなる。  本当に強い人なら、周りから何を言われても気にしない。スルーしてしまう。でも僕は弱いが故に人から言われないようにそういう行動をとる」

自己の弱さを知る(己を知る)ことが、真の強さというのでしょう。ソクラテスの無知の知に通ずるものがあります。己を知れば百戦殆うからず(孫子 兵法)にも通ずる。私から言わせれば、イチロー選手は覚者です。管理人より、1学年下のイチロー氏に改めて脱帽。ちなみに来週のプロフェッショナルはサッカー日本代表、ガンバ大阪の遠藤保仁選手です。

明日も仕事頑張ろうっ

一無尽。

たっすいがは、いかん。

 

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