ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

3本感想

2007-08-09 | 映画
昼間は暑くてへたっているので、家事は夜中にまとめて。
洗濯もの干したり、台所の洗い物したり、雑巾がけしたり、
ベランダの植物の水やりしたり。映画も。
夜中になると少しは動ける今日この頃です。

さて姉から借りていたDVDを3本見ました。
簡単な感想を。


■ニューヨークの亡霊
「マギー・スミスのお芝居見てるとしあわせ」な私のために姉が借りてくれた。
でもひとつ言いたい。何故マイケル・ケインも一緒なの?(笑)
往年のブロードウェイの大スター夫婦。
これが亡霊だというのに、顔を合わせればけんかばがり。
「死が二人を分かつまでなんてうそだ!」と毒づく。
死んでもけんかなんて元気な幽霊だなとも言える。
芸達者なお二人なのでそこそこ楽しめます。
でもいかんせん全体のお話しがなってない。
主役のJ・スペイダーってなんだか小粒。暗い。
ラブコメのトーンをさげちゃうんだよね。
亡霊だけの話の方が面白かったかも。


AN UNFINISHED LIFE
監督は
「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」「ギルバート・グレイブ」のラッセ・ハムルストン。
これも「赦し」の映画。
ロバート・レッドフォードもモーガン・フリーマンもいい。
渋くていい。
この二人の男の友情がいい。
大熊に襲われた傷で毎日モルヒネを打たなければ過ごせないほどの痛みを抱えているが、捕まったその熊を山に逃がしてくれと頼むフリーマン。
赦しをさりげなく見せる。さりげなく。
一方、最愛の息子を事故で亡くしたレッドフォードは、
事故の時車を運転していた嫁(J・ロペス)を赦すことができない。
ロペスは子供を連れ暴力をふるう恋人から逃げている。
大きな悲しみを抱えた4人が織りなす人間模様。
聖人でもなければ悪魔でもない。
ありふれた人間達の生き様。
ラッセ監督の映画は子供の活かし方がうまい!
しっとりとした良い映画を見ました。


輝きの海
イギリスはコーンウォールが舞台。
アメリカに行くことを夢見たロシアの青年が船の難破でイギリスに流れ着く。
生き残ったのは彼ひとり。
閉鎖的で保守的な小さな村で
レイチェル・ワイズ扮するかなりエキセントリックな女性と恋におち、
結婚して子供まで産まれるのだが。
この二人が村の人たちから見ると異端者で、
受け入れてもらえず村八分のような境遇。
お屋敷のお嬢様キャシー・ベイツと、医師イアン・マッケランだけは、
二人に手を差し伸べるのだが・・・。
1997年の映画なのでもう10年前。
レイチェル・ワイズはデビュー当時?
なんだか苦手、この女優さん。
個性が強すぎるというか、角があるというか、
それが映画を見るときのネックになるなぁ。
でもイギリスはこういうくら~い悲恋もの好きねぇ。
「嵐が丘」とか。

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1 コメント

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Unknown (コリコ)
2007-08-09 09:27:07
ニューヨークの亡霊と輝きの海を全編見たっていうのが驚き。
さぞお疲れでしょう。
長髪のKベイツと豪華衣装のMスミスだけが見ものなのにさ。
Jスペイダーが小粒なら、恋人役の人はどーなるのさ?
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