中村正義

姉が録り貯めてくれた「美の巨人たち」を見た。
その中に中村正義という画家を取り上げた番組があった。
彼が描いた１００枚の自画像。
（実際は３００枚あるらしい）
その絵に強く惹かれた。
３００枚もの自画像を描き続けた画家とはどんな人なのだろう？
私の心に何かがひっかかった。
こうなると、とことんしらべたくなる。そうしないと気が済まない。
とにかく彼の絵が見たい。
川崎に彼の美術館があるので、新年早々に行ってみる。決めた！

300's image

GB.netに「300」の画像がアップされた。
俄然来年が楽しみになった。
鎧（どこ？）かぶとのジェリーを拝めただけでもう満足。
このお姿がスクリーンで動き始めたら、
興奮して血圧があがって倒れちゃったらどうしよう？
と、
はたして来年公開されるかどうかもしれない映画のことでひとり盛り上がっている。
ジェリー、スパルタの兵士になりきってますね！すてき！

KING KONG

今年姉が一番楽しみにしていた映画。それもどうよ？・・と思うけど、「キングコングにジャック・ブラック出てる」と云ったら「キングコング役？」と返した娘もどうよ？（笑）

あまりにも有名なお話しなので、あとは「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンがどう見せてくれるかが楽しみだった。ロード３部作を完成させてなお余りある彼の情熱にまず驚かされた。溢れる情熱がちょっと前のめり気味で、やりすぎ！と思えるシーンもいくつかあったが、一年を締めくくる映画としては、ダイナミックで充分楽しめた。

キングコング登場まで一時間たっぷりドラマをみせる。しかも船。海、船、というだけで嬉しくなってしまう私。このまま船旅を続けてナポレオンと闘おうよ！と云いたくなったが、それは時代も違うし、映画も違うし、無理な話。ジャックはジャックでもブラックだし・・（意味不明）

ためにためていよいよ主役コングの登場。ここから一気に映画が動き始める。走り始める。ほんとにうまい。しかしあまりにためすぎたせいかあれもこれもと欲張りすぎてしまった感がある。は虫類責めはいらなかったと思うけどなあ。

一転してお次はＮＹはマンハッタン。あの有名なエンパイアーステイトビルに立つキングコング。ここからの街の俯瞰が素晴らしかった。しかも（たぶん）８０年くらい前のＮＹの街を再現していて、そのリアリティには息をのむ。このシーンは是非大画面で見て欲しい。

コングが美女（ナオミ・ワッツ）に寄せる想い。あれは”恋”なんだろうか？
まあ一種の恋なんだろうけど、怪人の恋に胸をかきむしられても、キングコングの恋に涙するには及ばなかった。残念。

SKYPE

娘がクリスマスホリデーに入った。お金もなく引きこもりがちな娘と、時間を気にせずに毎日話ができる。あ～しあわせだ。
「今晩の夕飯は？」「云わないっと。かわいそうだから」「え～ん、そういうのが一番むかつく」だってステーキとかてんぷらとか食べさせてあげられないし。どこでもドアがあったらいいな。そしたらごはんどころじゃない、会いたいときに会えるんだ！いいないいな。独りでいることがそんなに苦にならない娘で助かった。さあ今夜も娘の声の余韻を感じながら眠ろう。

五十肩

金曜日、今年最後のキルトレッスンだった。
山梨に行った頃から右腕に痛みがあった。
それをおして、たまっていた課題のパターン作りに夢中になっていたら、
とうとうはさみを持っても、まち針を持っても痛みが走るようになった。
とにかくレッスンだけは終わらせてその後整形外科へ。
はっきり「五十肩」と診断されたわけではないが、
無理がたたって肩と首がひどく凝ってしまい
腕の付け根に炎症を起こしてしまったらしい。腕を横と後ろに少しでも動かすと痛い。
少なくとも痛みがとれるまでは縫い物などしないようにと云われたが、
そういうときこそあれやこれやと作りたいものが出てくるんだよね。
このひねくれ者が。
でも今日は少し楽になって、こうしてパソコンも打てるようになった。
写真はその日に持って行ったパターンの一枚。「花束」
おめでたい感じにしたかった。
スキャナーでとったので左右が切れてしまっている。