MOVIXにて「16ブロック」を観る。
マンハッタンを舞台にした刑事もの。
たった16blocks(1.5km)先の裁判所までの囚人護送のはずだったのに、
悪徳警官に追われ逃げて逃げての大変な攻防戦になるという、
いかにもアメリカ映画的な娯楽大作。
運悪く囚人護送を任されてしまう、
アル中で落ちぶれた刑事にブルース・ウィリス。
ダイハードなアイツもいささか年をとった。
囚人役の黒人青年はどこかで見たことがあると思ったら、
「銀河ヒッチハイク」に出演していた青年だった。
有名なラッパーらしい。
マンハッタンの街中を逃げ回るシーンが圧巻。
あれはロケなんだろうか?
セットで撮影したとは思えない臨場感だった。
だ、か、ら、面白かったんだってば!(笑)
ほぼリアルタイムで進行していく「フォーン・ブース」的緊迫感。
主人公がちょい悪で自分を試されるところもいっしょ。
「人間は変わることができるのか?」なんていう隠しテーマもあったりする。
もちろん、スパイダーマンに変わるんではありませんよ(笑)
でも自分を変えるってそのくらい大変なことなのかも。ごほごほ。
囚人の青年がアル中刑事に問いかける。
---バス停に3人いる。
病気の老婆と親友と絶世の美女。
(どういう状況かは忘れたが)大惨事で、
あなたは車を運転していて、
たった一人だけ助けられる。
さてあなたならどうする?
その答えがふるっている。
---運転を親友に変わってもらい老婆を助け、
自分は美女と残る。
どうよ、この答え?(笑)
アル中で落ちぶれていても男は男だね。
そんなことはともかく、
このての映画につきものの、恋人とか元女房とか、
そういうややこしい愛憎劇がいっさいなかったのが小気味よかった。
もうひとつ。
今上映中の(
センチネル 陰謀の星条旗)は、
我らがルイスことクラーク・ジョンソンの監督作です!!!!