ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

フィレンツェへのコメント

2015-07-25 | 
連日40度の猛暑の中、
エッチングの勉強を始めた娘が、
ブログを更新いています。
いつも読んでくれてありがとう!
そこにコメントを入れるのが難しいようなので、
こちらにお願いします。
娘には伝えてありますので、
必ず読んで返事があるはずです。

日本も暑いですね!
リビングのエアコンがまったく効かなくなって、
夜になっても室内の気温32度のなか、
そこでのんびりtvを見るなんてことはまったくできず、
狭い夫の書斎にこもっているしかなく、
本を読んでます。

今読んでいるのは、
ホイジンガーの「中世の秋」と、
世界の歴史16=ルネサンスと地中海=
あっち読んだり、こっち読んだりです。

ルネサンスは当然のことながら、
ある日突然始まったわけではなく、
様々なことがあって少しずつ少しずつ花開いていったのですが、
そのなかで、14世紀に大流行したペストの影響。
人口の3分の1が死んでしまう伝染病。
そういう時にキリスト教の人々は、
メメント・モーリ「死のことを想え」と考えるんですね。
「死の勝利」「死の舞踊」骸骨を描いた絵もたくさんあります。
恐ろしい死だからこそ、いつもいつもそのことを考えていれば、
実際に死ぬ時はそれほど怖くないと・・・・・。
そして祈りなさい、となるのです。

でも、それとは別に、
人生は儚く短い。その人生を思いっきり生きよう!
命短し恋せよ乙女。
そういう考えがじわじわと湧いてきたのもなるほどと思うのです。


MAD MAX FURY ROAD

2015-07-20 | 映画


姉を誘って夕方の回を見てきた。
ほぼ全編クライマックスのようなカーアクション、
いろんなアクション満載の映画で凄かった。
身を乗り出して楽しんでいた姉とは対照的に、
人が潰されたり、車にひかれりするシーンは苦手で、
つい手で目を隠してしまう私は、
本当にこの映画を見たと言えるのか?

ともかく
ファーストシーンは胸がキュンとするほどかっこ良かった!


帰宅して検索したら、
ジョニー・ミラー監督は30数年前の、
あのメル・ギブソンのマッドマックスの監督で、
今年70歳と知って本当にびっくりした!
わたくし、当時ロードショーでマッドマックス見ています。
映像が革新的だったこと覚えています。
当時はメル・ギブソンも若かった。


メル・ギブソンに変わってマッドなマックスを演じたのは、
「ロックン・ローラー」のハンサム・ボブ(大好きな映画)
のトム・ハーディ!
冒頭、顔にマスクをつけられているうちは、
私にはジェリーにしか見えなかったけど、

マスクをとってからも素敵だったけどね。


が、しかし、寡黙で内省的などこか哲学者のような面持ちは、
メル・ギブソンに比べてマッドな感じはあまりしなかった。
そう考えると、メル・ギブソンて凄いな。
すでにマッド感漂わせていたもの。


姉が大絶賛のシャリーズ・セロンも寡黙で、
目が悲しくて、強くて、本当にかっこ良かった。
でも、変わった役者さんですね?
汚れ役大好きですね。
私が一番びっくりしたのは、
キティちゃんのTシャツ着て、とんでもない女を演ったときですね。

笑えるシーンも結構あって、
戦闘にヘビメタ生演奏?とか、

棒高跳びアクションとか、

何なんだ、この映画!

シンプルな勧善懲悪なストーリーに、ど派手なアクション。
でもどこか懐かしい、
映画ってこんなだったよねと思い出させてくれた。

30年構想を練ってこんな映画を作り上げた
ジョニー・ミラー監督の執念に拍手したい。
あと二作作る予定とか。
頑張れ!

フィレンツェ最後の夜

2015-07-01 | 
お姉様方、暖かいコメントたくさんありがとう!
私も毎晩ブログを書くことで、
3人で一緒に旅してる気分でした!
夏以外!のイタリア一緒に行けたら最高だね!
今夜は二人でレストランで食事をして、
私もフローズンマルガリータ以来初めてワインを飲んで、
すっかりいい気分です。



今日は娘の荷物を運ぶべく、
これから娘がお世話になるアパートに一緒に行ってきました。
とても気さくな大家さんにもごあいさつできて、
娘の部屋のベランダから見える山側の風景にうっとりしたり、
美味しいすももをご馳走になったりして、
楽しいひとときを過ごしました。

それから40度あるんじゃないかと思われる、
(荷物を運ぶのにお願いしたタクシーの運転手さんは
今日は40度になると確かに言っていました)
こんな暑さは初めての体験です。
フラフラしながら歩いてウィフィッツ美術館へ。
やっぱり最後はね。





レンブラントも見たよ!嬉しかった!



シャルダン、みとれた。

アルベデルチ、ジョルジョ。


そのあと、3時に予約したアカデミア美術館へ。
予約してもこの行列。


お待たせしました!?

すごい迫力でした。人間技とは信じ難い。


未完の奴隷像。圧巻。

この部屋はものすごい彫像の数で怖かった。

ジョットのフレスコ画、こんなに近くで見れた!


あと、お母さんどこに行きたい?
バスでミケランジェロの丘に行きた~い!



見て、見て、この美しい街を!




ママ、お姉様方たち、本当にありがとう!
安心して、心ゆくまで、素晴らしい旅をさせてもらいました。
大切な家族の待っている日本へ明日帰ります。
グラッツェ!