ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

LIVE FREE OR DIE HARD

2007-06-24 | 映画
レイトショーにて「ダイハード4.0」を息子と見る。

「ダイハード」シリーズはずっと相棒と見てきたので、
ほんとは彼と一緒に見たかったんだけどね。
実はこんないきさつ。
朝起きてきた息子に、
「ねえ、お父さん沖縄行っていないし、今夜予定がなかったら
母さん仕事終わってからなにか映画見に行かない?レイトショーで。」
「うーーーーん(30秒)、考えてみる」
「行こうよ行こうよ、今すごく映画見たい気分なんだ」
「で、何が見たいの?」
「え~っと、ゾディアックとかプレステージとかダイハード4.0とかるんるん」
「300だったら見ても良かったけどもう見ちゃったし」
「だから今夜先行ロードショーのダイハードにしようよ!」
「うーーーん(30秒)わかった、行くよ」
へへへ、誘ってみるもんだねえ。やった!
(ほんとは誕生日のこととかかちらつかせた)

土曜夜のMOVIXは一番大きなシアター。
あんなにたくさん人がいるのを初めて見ました。
映画館全体がいつになく活気に満ちていた。
映画は。。。。
見終わって、見事なくらい何も残りません(笑)
余韻のかけらもない。
でも見ている間はそれなりに楽しめました。
息子は「300」よりははるかに面白かったと。
終わり方がスカッとしていいと云ってました。
私は「300」と比較するなんて出来ません(笑)

50代になったジョン・マクレーン。
DIE HARDという言葉のニュアンスが30代や40代のときとは、
微妙に異なるような気がしました。
不死身という屈強なイメージよりは死ぬこともままならないという感じ。
同時に、生きることもままならない。
1&2シリーズで命がけで守った妻とも離婚。
娘とはまともな会話も出来ない。
孤独な中年男です。
しかし事件に巻き込まれれば、一瞬の迷いもなく闘い抜く。
考えるより先に肉体が反応する。
若い頃のような愚痴も冗談もなく、ただ黙々と。
この黙々感が同世代の私としてはちょっと切なかった。
原題はむしろ、
LIVE HARD OR DIE HARD としてほしかった。



二輪草満開

2007-06-20 | 雑記
今日佐久から戻ってきました。
息子の運転で高速を利用したら、なんと2時間で家に着きました。
びっくりです(笑)
主人と行くときは高速ではなく下の道で行きます。
6時間はかかります。
ですから2時間というのは夢のようでした(いろいろな意味で)
息子の車ですから、BGMはラップ。
「これしかないの?」と遠慮がちにきいたら、
「じゃ、お母さん、これはどう?」と、
聞こえてきたのは、綾小路きみまろさんのライブ。
大笑いしながら帰ってきました(笑)
しかし、これをきいて大笑いしてる日本の中高年って、
かなり自虐的というかなんというか。
自分を笑い飛ばすのは健康的なことだと思いますけど。
というわけであっという間のドライブでした。

上の写真は佐久の実家の裏庭に咲いていた二輪草。
昨年いくつか根っこごと持ち帰ったのですが、柏では根付きませんでした。
それが佐久では満開です。
私はこんな風にひっそりと咲く白い野草が大好きです。

え~ん(泣)

2007-06-13 | Gerard Butler
*写真は来日記者会見のジェリー。

昨日・今日と忙しく、結局「300」見ることできませんでした。
「プレステージ」も。
正直それどころじゃなかったわけですが、
来週も行けそうにありませんが、
再来週は大丈夫でしょう、きっと。

インタビューが見たいあなたに。
こちらをクリックして、
一番下にある動画・記者会見・1MBを撰んでね。
3本首飾りのジェリーが見れます。
素敵です。

クセルクセスとレオニダス

2007-06-11 | 映画
写真はクセルクセス(ロドリゴ・サントロ)とジェリーです。
はあ?ですよね(笑)
「ラヴ・アクチュアリー」のローラ・リニー扮する女性が恋するハンサムな同僚の彼です。
「LOST」の最新版にも登場らしいです。
もっとご覧になりたい方はこちらをどうぞ。

それにしてもキャサリンさん!
一体いつご覧になったのですか?
もしかして初日?(笑)
いやあ、まいったまいった。
ラストのジェリー、私もちょっとジーザス・クライストだぶりました。
そういう映像的意図はあったかも。
でもそれって危なすぎるよね。

お姉様、さっき思い出せなかったジェリーの新作予定ですが、
なんとブライアン・デ・パルマの「カポネ・ライジング」でした。
ニコラス・ケイジが若かりしころのカポネに扮し、
ジェリーは映画「アンタチャブル」でショーン・コネリー演じたジミー・マローンの若かりしころを演じるそうです。
でも、ふたりともそう若くはないと思うんですけど。。。。。(笑)
興味のある方はこちらをどうぞ。

300

2007-06-11 | 映画
姉とふたりで「300」見てきました!
ロンドンですでに娘が見て、
日本初日に息子が見て、
子供達二人の評価はあまり芳しくなかったので
映画そのものはそれほど期待していませんでした。

ですが、ですが、私とお姉様は大大大満足です(笑)
目的がジェリーですから。

超娯楽大作を前にしてむずかしい話はやめましょう。
この映画に社会性とか人間ドラマとかをもとめるのは野暮というものです。
最強の戦士として育てられた男達がいかに闘い、死んでいったかという話。
ダークな色調、靄のかかったような画面は、
今から2500年前にあった(かもしれない)闘いを、
遙か昔の出来事としてかいまみせてくれるのに効果的でした。
300人対1.000.000人!!!ありえなーーーーーい!?
でもこの300人なら、あの楯なら、あの戦術なら・・・・と、
思わせてくれるのが映画の面白さ。
他人事のようなナレーションも良かったし(笑)
スローモーションで見せる雪と雨は美しかったし、
それぞれのキャラクターも簡潔明瞭で解りやすかったし、
決して退却しない!降伏しない!闘い抜くべし!という鉄則のもとに、
覚悟の死を撰ぶ戦士たちは、ある意味男の美学そのものではないかしら。
現実には存在しない。存在されても困る男たち。
彼らの生き場所はスクリーンの中だけ。それでいいのです。

そして、ジャラルド・バトラー!!
「彼なくしてこの映画は成立しなかった」
姉と私の結論。
ファンとはこんなものです。

それにしても、
貯まったポイントで無料で映画を見る私たちを本当のファンと云えるのだろうか?

というわけで、水曜にはちゃんと1000円払ってもう一回見よっと

お姉様!お約束のダヴィッドのレオニダスはこちらです。