カード
2012-07-24 | 美術
冷蔵庫に貼って毎日見ていた大好きなカード
ロバート・キャパ撮影のカード。
いつ買ったのか?
誰かにもらったのか?
どうしてこのカードを持っているのか覚えていない。
でも、もうずっと貼ってある。
どこかの美術館。
一枚の絵を熱心に見ている男女。
恋人どうしなのか?
どこの美術館だろう?
誰の絵なんだろう?
ずっと思っていた。
今日、気が付いた。
そこはトレチャコフ美術館で、
見ている絵は、
クラムスコイの「荒野のキリスト」
昨日の講座で先生にこの絵についての話を聞いてきたばかり。
この絵は、
岐路に立つ、当時(19世紀革命前)のロシアのインテリゲンチャたちの姿そのものだと。
ロシアはこれからどうなっていくのか苦悩する人々そのものだと。
こんなことってあるんだなあ。
トレチャコフ美術館には縁があったんだなあとしみじみした。
絵の右隣には、あのトルストイの絵。
先日記事にしたあの絵です。
いつかこの椅子に私も座ってみたいなあ。