ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

4月のベランダ

2010-04-30 | 雑記
昨日は風が強かったので家の中にいれたわたしの「世界一のばら」
10以上つぼみがあった!たのしみ。
















おまけ。
家にひとつは欲しい「寝たふり王子」


もうひとつ欲しい「湯上がり王子」

ブラグィンの葉書

2010-04-29 | 美術
昨日の続き。常設展の絵に夢中だった私ですが、
家に帰ってきてよく見たら、
お土産に買った葉書のブラングィンの4枚いいです。
ご紹介しましょうか?

ブラッグィン画伯紹介が少なすぎたので、
私が買ったカードでもご覧くださいませ。

右上の海を見ている少年すきだな。
左下は画伯自画像。いい(笑)
左上の版画は日本の彫り師・漆原由次郎氏との合作。
右下はエッチングです。



相棒の部屋からの新緑がきれい!



フランク・ブラングィン

2010-04-29 | 美術
無性に絵が見たくなって、国立西洋美術館に行ってきた。
企画展は「フランク・ブラングィン~伝説の英国人画家・松方コレクション誕生の物語」

ボストン美術館展やマネにも惹かれたが混んでるだろうなと思って。



初めてその名前を知った英国人画家ブラングィンは1867年生まれ、
クリムト、ボナール、カンディンスキーなどと同世代の画家。
陶器の絵付け、家具のデザイン、絨毯のデザイン、
(ウィリアム・モリスの工房にいたこともあったらしい)
壁画、版画、エッチング、そして油絵と実に多才。
極めつけは、西洋美術館の基礎を作った松方コレクションの、
松方幸次郎と日本に美術館を作ろうとその設計まで手がけていたこと。
この企画展は画家の絵を堪能するというより、
男たちの描いた夢により心惹かれるものだった。

新緑の考えるひと。



その後、こころゆくまで常設展を見る。
気がついたら4時間もいた。
この美術館はフラッシュさえたかなければ写真OKなのが嬉しい。
今回印象に残った作品。

まずブリューゲル。魅入ってしまった。



大好きなコロー。


ルノワールの「木かげ」


モネの部屋。

いまさらだが、モネってすごい!
年をとるほどそのすごさがわかる。





モネのロンドンの橋、2点。ほしい。




一階におりたら20世紀アートの部屋で、
裸の女性がうずくまっていた。





ポロックを写真に撮れるとしあわせになるのは何故だろう?



絵の前に佇んで過ごす至福の時間。

セガンティーニと、

デュフィのモーツァルトもお忘れなく。

SHUTTER ISLAND

2010-04-26 | 映画
期待してないと映画って面白く見れるものですね。
見応え充分でございました。
スコセッシ×レオ様作品のなかではこれがダントツに面白かったです、私には。

今日の感想はネタバレ含みますので、ご注意ください。



謎解き謎解きと騒ぎ立てる宣伝と、
予告編の映像がどこか違和感で、
これって結局全て夢でしたって話じゃないの?と思っていたら、
あながち間違いでもなかったのにびっくりです。
(いやいや、夢でしたって話ではないです!)

しかし、予期しなかった別のテーマが興味深かった。
原作者が「ミスティック・リバー」の方だと知っていれば、
宣伝に惑わされることもなかったかな。
テーマは「狂気」です。
それはそれは”痛切な”狂気でした。


An Education

2010-04-24 | 映画
先日ひとりでひっそりと見ました。
60年代でもロンドンはロンドンだしと思って。
ただロンドンが見たいからという理由で見るには、
あまりにもほかの魅力に乏しかった。

映画いろいろ見ています。
でもガツンと胸に響く映画ほとんどなくて、
面白くない映画の事なんて感想書くのもめんどうさくて、
もういいや、気に入った映画のことだけ書けばいいやと思ってた。
それじゃほとんど書くことないよ、とほほ。

「17歳の肖像」ぴんとこない代表みたいな映画でした。
主人公の少女が私にはとうてい17歳には見えないし、
みずみずしさやすがすがしさ感じられませんでした。
それよりもなによりもなんというか「痛み」が感じられない映画。
恋に破れた痛み、両親とのズレによる痛み、
この少女はきっとたくさんの痛みを感じているはずなのに、
これがだめならつぎはこれねと変わり身も早いし、
適応力抜群なので一時の横道はすっかり忘れて大人になっていくのが、
晴れた日に永遠が見えるようにわかってしまう。

バン・ジョーンズの絵を落札するシーンは良かった。
アアーアーーーーーーバーン・ジョーンズが小娘の手に落ちた。
背後にロイド・ウェーバーありき?

・・・・って意味不明ですね(笑)失敬!