ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

読書会

2023-09-24 | 読書
2020年、コロナで家にいることが多くなり、友人が、ヒマだ、ヒマだ、と言うので、
じゃあ読書会でもやろうと提案し、一作目カミュの「ペスト」から始まった。たぶん一人ではとても読みきれなかったと思う。それから3年半一体何冊の本を読んだだろう。
モーム「人間の絆」トーマス・マン「ベニスに死す」トルストイ「復活」チェーホフは私が大好きだったので何冊も読んだ、マルケスでちょっとアレルギー気味になり(笑)アン・タイラーから中島敦、谷崎潤一郎、吉田修一、高村薫(難解三部作、他多数)
一人では途中で放り出してしまいそうな長編も二人で読むのは楽しかった。感想もそれぞれで共感したり反発したりいろいろあるが、この読書会を続けていることを友人に感謝せずにはいられない。次回、ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」に挑戦する。
大体は図書館で借りて読むのだが、最近IPADで読むのが楽になり、今回私はKINDLE、Unlimited無料で読むが、友人は図書館で文庫を借りた。このような古典名作になると、翻訳家も違うし、どうなることか楽しみ。
私がダウンロードしたのはカラマゾフだし(笑)

チェーホフにはまる

2022-02-05 | 読書

アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ (1860-1904)

コロナ禍になってから、友人と読書会をしている。
カミュ「ペスト」から始まって、昨年は高村薫難解三部作に挑戦、
様々な本を読んで、今も続いている。
昨年12月からチェーホフを読み始めた。
短編が多いので読みやすく、感想も書きやすい。
そして、本当に面白い。
丘の上から望遠鏡でむらやまちに暮らす人々の生活をじっと観察しているが如く、
リアルに、時に辛辣に、時に心優しく、人々を描く。
医者でもあったチェーホフは「医者が本妻、文学は愛人」と言っている。
A・J・クローニン、サマセット・モーム、そしてチェーホフと、好きになる作家が3人とも医学を
学んだ人であったことにも気づいた。

作品以外に図書館からこんなにチェーホフ 関連の本を借りてコツコツ読んでいる(笑)
読書会の友人にもオタクには付き合えないと言われている。


そんなわけで、こちらのブログが疎かになってしまった。
映画も見ています、「ハウス・オブ・グッチ」とか。
しかし、
しばらくチェーホフから抜け出せそうにない。