花火
2010-08-08 | 雑記
夕方の空。
横になびく雲が美しい。
画家ならこの空をどう描くのか?
思いを馳せながらしばしうっとり。
今日は手賀沼の花火大会だった。
花火が大好きな母を連れていきたかったが、
送り迎えをしてくれる相棒不在のためあきらめて、
家のベランダから見ることにした。
7時すぎにどーんどーんという音とともに花火が始まった。
丁度母と姉も来たので、
3人で歓声をあげ、拍手を送り、1時間半花火に魅入った。
猛暑が続く毎日だが、夏は花火があるじゃないか!
夜空に大輪の花を咲かせて一瞬で散る潔さ。
人の一生だって、長い歴史のなかで見たら、
この花火のように一瞬だね。
長い人生でも短い人生でもたいして変わらない。
ぽーんと空にあがって、ぱーっと咲いて、静かに消える。
あ、今上がった大きなのはベラスケス!
シックで重厚なのはレンブラント!
わぁ、あの美しさはモネね!
あの赤はロスコー?
内心興奮状態で、
私がそんなことを思いながら見ていたら、
うちの姉はこんなことを言っていた。
ジョージ・クルーニーに誘われたら一緒に見てもいいかも。
でも「わぁ!」とか「すごい!」とか言えないから面倒くさいかも。
「How beautiful!」?やっぱりめんどう!
う~ん迷うなぁ。
一生迷ってろよ!(笑)
ジョージ・クルーニーも大喜び(しそうな)花火でした。ちゃんちゃん。