ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

Beauty Shop

2006-01-31 | 映画
Beauty Shopレンタルにて。
ケヴィン・ベーコン最高!
美容院の店長?カリスマ美容師?ヘア・デザイナー?
え~なんて云ったらいいの?(笑)
よく分かんないけど、とにかく最高におかしい。
出てきた瞬間、紅茶吹き出しそうになっちゃったよ。
上の写真でもクィーン・ラティファの上にいるでしょ?
こういうお芝居見れるから映画ってほんと面白い。
余裕たっぷりで楽しんじゃってるよ。
映画そのものもまあまあ楽しめます。
キャストが微妙に豪華です。
アルフレ・ウッダートとかアンディ・マクドーウェルとか・・・
「グラディエーター」の黒人青年も出てるし、
美容院という設定も愉快。
ラティファさんも魅力・貫禄たっぷり!
とにかくケヴィン・ベーコンを見て!!プリーズ!



アートな週末

2006-01-30 | 美術
↑川瀬巴水(かわせはすい)「木場の夕景」

金曜日は「美の巨人たち
土曜日は「世界美術館紀行」
日曜日は「新日曜美術館」「迷宮美術館」
と、アート番組好きには嬉しい週末。
昨日は特番「街よ歌え!日本が生んだアール・ヌーヴォー」も加わり更に華やかになった。
頭がチラクラするくらいの美術漬けになるわけだが、
この週末、私が特に惹きつけられたのは「美の巨人たち」で
とりあげられた版画家・川瀬巴水だった。
何度も何度も摺り重ねられることによって生まれる、
風景の中の明暗。その暗部。
完全の闇ではない。おぼろげな闇。
そのおぼろげな闇の中に浮かび上がる建物や人の気配。
静寂の中に確かに息づいているものの気配。
私の知っている世界。
見たことのある世界。
懐かしい世界。
日本人である私の中に存在するもの。
それが揺さぶられる。

お菓子みっけ

2006-01-29 | 雑記
2~3日買い物に行ってない。
だから家に食べ物があまりない。
今日は調子もいいし、お天気もいいし、暖かいし、
久しぶりに息子の布団でも干してやろうと部屋に入った。
レコードプレイヤーの上にお菓子の箱があった。
小さなチョコ餅が紙の箱にきれいに並べられていた。
視線が釘付けになった。
頭よりも先に体が動いた。
息子が仕事中であることも忘れた。
PCに直行し、息子の携帯電話あてにメールを打った。
「部屋にお菓子があるんだけど、食べてもいいのかな?」
PCの前で待つこと2分。
すぐに息子から返信がきた。
「いいよ!」
いつもの無駄口一切なしの返信だ。
最後についているビックリマーク!が喜びを2倍にしてくれた。

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甘いものに飢えていたのね、きっと。
さあ、私も無駄口きいてないで買い物に行ってこよっと。




THE GAME OF LIVES

2006-01-28 | 映画
DVDパッケージを見ていただければお分かりのとうり、
ジェラルド・バトラーinTHE GAME OF LIVES」です。
ジェリーすごいな、とうとうタイトルに名前がついちゃったよ。
このタイトル、劇場公開のときもそうしたのかな?
けっきょく、日本で公開はされなかったんですけどね。
微熱で頭がぼーっとしてるせいか感想ヘンです、あしからず(笑)

サッカーってあまり映画向きじゃない?
1950年当時、
アメリカチームがイギリスチームに勝つってそんなに凄いことだったの?
(しかもたった一試合、一点差で)
半世紀あとまで語り継がれるほど?
スポーツ音痴の私にはどうもぴんときません。
で、ジェリーですが、イタリア系アメリカ人ってどうなの?
どうみてもスコットランド人なんですけど(笑)
むしろイギリスチームでしょ!
しかもゴールキーパーです。孤軍奮闘です。
七三です、髪型。似合いません。
不思議な人だな~。
この映画ではじめてジェリーを見たとしても、
たぶんファンになることはなかったと思う。
あの声も、あの顔も、ジェリーに間違いないんですけどね。
映画によってこれほど違うのでしょうか?
金魚が容れものによってその姿を変えていくように、
役者だってその人に合った映画に出会うことで一気に花開くんですね!
いろんな要素(年齢とか経験とか)が蓄積されていてこそでしょうが。
与えられたチャンスを最大限生かせるかどうかは本人次第。
生かしてくれて本当にありがとう!
ジェリーファンにとっては、
そんなあれやこれを思いめぐらすことができる感謝の映画です。
うわっ、かなり強引なまとめかただ(笑)


ふらふら

2006-01-27 | 雑記
↑フラダンスじゃない。でもそれに近いかも。
昨夜38度5分の熱が出て、今日は37度に下がったのをいいことに、
寝床に本を持ってきて、読んではウトウトまた読んでウトウトの繰り返し。
何を読んだかというとモームの「人間の絆」
上中巻は読んであったので下巻です。
主人公フィリップはパリでの画家修業に見切りをつけて、
ロンドンに戻り医者修行とあいなります。
この作品ではまるで通奏低音のように「生きる意味」が問われるのですが、
フラフラしてる頭にそんな難しい哲学的なことが理解できるわけもなく、
フィリップが実際に体験していくことだけがかろうじて読み取れるのみ。
それでも面白くてやめられないのだから、
モームはすごいストーリーテラーです!
特にフィリップとミルドレッドの関係。
誰かに恋するというのは、理性を大きく越えたこと。
これほどまでに生きる意味を問い、人間とはなんぞやと探求している青年にも
こればかりは手におえない。
どう考えたって自分には不釣り合いな相手に惹かれてしまう。
相手に冷たくされても、利用されているだけだと分かっていても、
自虐的にのめり込んでいく。
もう終わりだ、もうたくさんだ、もうこんな女とは永久におさらばだと、
理性では分かっていても雑踏の中に彼女の姿を無意識に探している。
恋愛の不可思議さをフラフラしてる頭にまき散らされて、
まるでジェットコースターに乗っているような、
スリリングな午後でした。
しかし、これでいいんだろうか?こんな読み方で。