TVをつけるとどこもかしこもオリンピックで、
今のこの感染状況で無理やりやっているオリンピックのことを考えると
暗澹たる気持ちになるので、映画を見ることにした。
冒頭、小さな庭にまんまるいハリネズミがうろうろしてる。
そこに誰か練習してるのかベートーヴェンのピアノ協奏曲のピアノメロディが流れる。
私はもうそれだけでOKですね(笑)ちょろいです。
(昨日の夜はグールド版ベートーヴェン聴きながら寝ました)
映画にはあまり関係ありません。
完全ロックダウン下のロンドンで暮らす、
あまりうまくいっていない夫婦の話。
コロナが2人をそうさせたのかどうかはわからない。
夜になるとみんな窓からNHS医療関係者に拍手を送る
街には誰もいない、
その頃のロンドン、ってたった一年前ですね。
何せロックダウンですから、
夫婦以外の人との絡みはZOOM、リモートです。
軽い喜劇タッチで描かれるお馴染みの日常に
初めはクスクス笑って見ていたのですが、
今の日本の状況を思うと、
オリンピックを見たくなくてこんな映画を見ている不思議?
というか、
映画見るならコロナ関係はやめておけ、というか、
芸達者な役者を見てるだけでも嬉しいけど、
だんだん混乱してきて意味不明です(笑)
お話もグイグイ引き込まれるということもなく。
だって2020年9月にたった18日で撮影したそうです。
しかし、
脚本家はどんな状況だって書かずにいられません。
役者は芝居をして生きて行く。
監督は映画を撮るのです。
映画スタッフみんなそうです。
私はそれは応援したいし、とても嬉しく思います。
まとまらない感想でごめんなさい。