とんぼ歳時記

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今夜から浴衣に衣替え

2019-05-27 15:33:12 | 日記
浴衣裁つ 紺が匂ひて 夜深まる=寿子=

5月としては異常な暑さが続いています。
東京は4日連続の真夏日を記録しました。
この暑さに対応して、私は今夜から浴衣姿でお客さまをお迎えさせていただきます。

季節の移ろいに合わせて衣服を着替える衣替え。春ものから夏ものへ、秋ものから冬ものへ。
衣服を着替える目安の時期は、江戸時代には幕府が年4回の衣替えを公式に制定し、明治政府は役人、軍人、警察官の制服を定め、夏服、冬服の衣替えの時期を決めました。
これが学生服に、一般の人にも定着してし、官公庁、企業、学校も、夏服への移行は毎年6月1日に衣替えを行なうようになりました。
しかし、今年のこの異常な真夏並みの暑さには、衣替えも先どりと相なった次第です。

浴衣は入浴のあとなど素肌に着た[湯帷子(ゆかたびら)]の略語だそうです。
浴衣は、木綿の白地に中形染めをしたものが主流です。
麻地のものもあり、今では浴衣掛けで外出する人も多いことから絹地の浴衣も珍しくはありません。

私は断然、木綿地の浴衣派です。
素肌に触れる感触が好きです。何よりも動き易く、くつろげます。
浴衣に多い大柄で大胆な模様も好みです。
浴衣を着用するときは、思わず[浴衣の君はススキのかんざし~]と昔流行った吉田拓郎の[旅の宿]を口ずさんだりしてしまいます。

GINZA と ん ぼ
富士子

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