今日の日記は、この前の日曜日に放送されたNHK大河ドラマ「天地人」の第2回「泣き虫、与六」についての感想です。まだご覧になっていないかたはご注意ください。興味のあるかたはどうぞ読み進んでくださいませ。長いのでね、興味のないかたは読まないでいただいてOKです。
第2回ですね。いやぁ、もう、また観ていて泣いてしまいましたよ。もう私、タオル片手におんおん泣いてしまいましたよ。こんなに毎回私を泣かせてどうするっていうの。もう感想の日記を新たに作ってしまおうかというぐらい、書きたいことがたくさんあります。
まずね、子役の子がかわいいの! のちに直江兼続となる「与六」を演じている子がかわいいの! 設定は5歳なんだけどね。それからのちに上杉景勝となる「喜平次」を演じている子は設定は10歳なんだけど、この子もとってもいい味を出しています。喜平次は他の子から「笑ったところを見たことがない」と言われるほど寡黙です。それがとても上手に演じられていると思います。喜平次は、和尚さんから晩ごはんを抜きと言われた与六にそっとおにぎりを持っていってあげようとするのですが、与六から「喜平次様の小姓になどなりたくなかった」と言われて、おにぎりをあげるチャンスを失ってしまいます。そんな切なさがこちらに切々と伝わってきました。
ふたりは他の小姓と一緒にお寺で修行しているわけですが、与六はそこが嫌で抜け出してしまうのです。雪の降る夜のことです。ここの和尚さんも子どもたちにいろいろと説法したりするのですが、この和尚がまた良い! 与六が抜け出したことを発見した喜平次が和尚さんにどうしたらいいか尋ねますと、和尚が「どうすればいいかそれを決めるのは喜平次殿」と。「与六を家臣にしたいかどうか」、考えろと言います。探しに行けとも、探しに行くなとも、言わないのです。考えた喜平次は与六を追いかけます。
寒さにこごえながら、与六は家にたどりつきます。お母さんはそんな与六を抱きしめ、家のなかに入れます。与六は「母上のおそばがいい」と泣きじゃくります。私は、どうするんだろ、どうするんだろと思いながら観ていました。もういいよ、行かなくていいよって、言いたいだろうに、お母さんは「戻るのです」と、与六に蓑をかけて外に放り出すのです。お母さんは戸を閉めて、泣きくずれます。ドンドンと泣きながら戸を叩く与六。もう~、この子、かわいいよ~。一緒になって泣いてしまいました。
そこへ喜平次が迎えに来るのですよ! 「与六、戻るのじゃ」と。もう歩けないと言う与六に、喜平次が背中を差し出すのです! のちのお殿様ですよ? 主君ですよ? 家臣に背中を出しますか? びっくりですよ。与六は素直におんぶされます。それを、戸をこっそり少し開けてお母さんは見ていました。そして、やはりびっくりして、両手を合わせて拝みます。喜平次はお母さんが見ているということを知っていたのでしょう、与六をおんぶしたまま少し振り返って、会釈まではしなかったけど、戸のほうをみつめるのです。ああ、もう、なんという主君でしょう。
帰り道、背中の与六に喜平次は言います。「この喜平次のそばにいてくれぬか。いつまでもわしのそばにいよ」と。わんわん泣く与六。喜平次は「なにがあっても、そなたとわしは一緒だな」と言い、笑うのです。笑った顔など見せたことがなかった喜平次が笑うのです。その顔がとても素敵なのですよ。もうふたりとも、とてもかわいい!
こんないきさつがあるからこそ、ふたりはずっと一緒で、そして与六は、第1回の放送にあったように、豊臣秀吉からいくら金を積まれても、自分がお仕えするのは景勝ただひとり、他の人に仕える気はないと言うのですね!
この子役の子たち、もう今回でおしまいだと思います。来週からはもう大きくなったふたりのお話。残念。本当にこの子たち、かわいかった。心揺さぶられました。お母さん役の田中美佐子さんも良かった! 雪の夜ですよ、5歳の子が「母上のそばにいたい」とひとりで山を下りて凍えながら帰ってくるんですよ。手元におきたいでしょう。抱きしめたいでしょう。それを外へ放り出す。泣けました。
ああ、語っちゃったよ。長くなりました。読んでくださったかた、どうもありがとう。コメントいただいていますね。お返事を書く時間がなくなってしまいました。ごめんなさい。お返事はまた後日ゆっくり。
第2回ですね。いやぁ、もう、また観ていて泣いてしまいましたよ。もう私、タオル片手におんおん泣いてしまいましたよ。こんなに毎回私を泣かせてどうするっていうの。もう感想の日記を新たに作ってしまおうかというぐらい、書きたいことがたくさんあります。
まずね、子役の子がかわいいの! のちに直江兼続となる「与六」を演じている子がかわいいの! 設定は5歳なんだけどね。それからのちに上杉景勝となる「喜平次」を演じている子は設定は10歳なんだけど、この子もとってもいい味を出しています。喜平次は他の子から「笑ったところを見たことがない」と言われるほど寡黙です。それがとても上手に演じられていると思います。喜平次は、和尚さんから晩ごはんを抜きと言われた与六にそっとおにぎりを持っていってあげようとするのですが、与六から「喜平次様の小姓になどなりたくなかった」と言われて、おにぎりをあげるチャンスを失ってしまいます。そんな切なさがこちらに切々と伝わってきました。
ふたりは他の小姓と一緒にお寺で修行しているわけですが、与六はそこが嫌で抜け出してしまうのです。雪の降る夜のことです。ここの和尚さんも子どもたちにいろいろと説法したりするのですが、この和尚がまた良い! 与六が抜け出したことを発見した喜平次が和尚さんにどうしたらいいか尋ねますと、和尚が「どうすればいいかそれを決めるのは喜平次殿」と。「与六を家臣にしたいかどうか」、考えろと言います。探しに行けとも、探しに行くなとも、言わないのです。考えた喜平次は与六を追いかけます。
寒さにこごえながら、与六は家にたどりつきます。お母さんはそんな与六を抱きしめ、家のなかに入れます。与六は「母上のおそばがいい」と泣きじゃくります。私は、どうするんだろ、どうするんだろと思いながら観ていました。もういいよ、行かなくていいよって、言いたいだろうに、お母さんは「戻るのです」と、与六に蓑をかけて外に放り出すのです。お母さんは戸を閉めて、泣きくずれます。ドンドンと泣きながら戸を叩く与六。もう~、この子、かわいいよ~。一緒になって泣いてしまいました。
そこへ喜平次が迎えに来るのですよ! 「与六、戻るのじゃ」と。もう歩けないと言う与六に、喜平次が背中を差し出すのです! のちのお殿様ですよ? 主君ですよ? 家臣に背中を出しますか? びっくりですよ。与六は素直におんぶされます。それを、戸をこっそり少し開けてお母さんは見ていました。そして、やはりびっくりして、両手を合わせて拝みます。喜平次はお母さんが見ているということを知っていたのでしょう、与六をおんぶしたまま少し振り返って、会釈まではしなかったけど、戸のほうをみつめるのです。ああ、もう、なんという主君でしょう。
帰り道、背中の与六に喜平次は言います。「この喜平次のそばにいてくれぬか。いつまでもわしのそばにいよ」と。わんわん泣く与六。喜平次は「なにがあっても、そなたとわしは一緒だな」と言い、笑うのです。笑った顔など見せたことがなかった喜平次が笑うのです。その顔がとても素敵なのですよ。もうふたりとも、とてもかわいい!
こんないきさつがあるからこそ、ふたりはずっと一緒で、そして与六は、第1回の放送にあったように、豊臣秀吉からいくら金を積まれても、自分がお仕えするのは景勝ただひとり、他の人に仕える気はないと言うのですね!
この子役の子たち、もう今回でおしまいだと思います。来週からはもう大きくなったふたりのお話。残念。本当にこの子たち、かわいかった。心揺さぶられました。お母さん役の田中美佐子さんも良かった! 雪の夜ですよ、5歳の子が「母上のそばにいたい」とひとりで山を下りて凍えながら帰ってくるんですよ。手元におきたいでしょう。抱きしめたいでしょう。それを外へ放り出す。泣けました。
ああ、語っちゃったよ。長くなりました。読んでくださったかた、どうもありがとう。コメントいただいていますね。お返事を書く時間がなくなってしまいました。ごめんなさい。お返事はまた後日ゆっくり。