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管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

大河ドラマ「天地人」第2回感想

2009年01月16日 18時59分58秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は、この前の日曜日に放送されたNHK大河ドラマ「天地人」の第2回「泣き虫、与六」についての感想です。まだご覧になっていないかたはご注意ください。興味のあるかたはどうぞ読み進んでくださいませ。長いのでね、興味のないかたは読まないでいただいてOKです。

第2回ですね。いやぁ、もう、また観ていて泣いてしまいましたよ。もう私、タオル片手におんおん泣いてしまいましたよ。こんなに毎回私を泣かせてどうするっていうの。もう感想の日記を新たに作ってしまおうかというぐらい、書きたいことがたくさんあります。

まずね、子役の子がかわいいの! のちに直江兼続となる「与六」を演じている子がかわいいの! 設定は5歳なんだけどね。それからのちに上杉景勝となる「喜平次」を演じている子は設定は10歳なんだけど、この子もとってもいい味を出しています。喜平次は他の子から「笑ったところを見たことがない」と言われるほど寡黙です。それがとても上手に演じられていると思います。喜平次は、和尚さんから晩ごはんを抜きと言われた与六にそっとおにぎりを持っていってあげようとするのですが、与六から「喜平次様の小姓になどなりたくなかった」と言われて、おにぎりをあげるチャンスを失ってしまいます。そんな切なさがこちらに切々と伝わってきました。

ふたりは他の小姓と一緒にお寺で修行しているわけですが、与六はそこが嫌で抜け出してしまうのです。雪の降る夜のことです。ここの和尚さんも子どもたちにいろいろと説法したりするのですが、この和尚がまた良い! 与六が抜け出したことを発見した喜平次が和尚さんにどうしたらいいか尋ねますと、和尚が「どうすればいいかそれを決めるのは喜平次殿」と。「与六を家臣にしたいかどうか」、考えろと言います。探しに行けとも、探しに行くなとも、言わないのです。考えた喜平次は与六を追いかけます。

寒さにこごえながら、与六は家にたどりつきます。お母さんはそんな与六を抱きしめ、家のなかに入れます。与六は「母上のおそばがいい」と泣きじゃくります。私は、どうするんだろ、どうするんだろと思いながら観ていました。もういいよ、行かなくていいよって、言いたいだろうに、お母さんは「戻るのです」と、与六に蓑をかけて外に放り出すのです。お母さんは戸を閉めて、泣きくずれます。ドンドンと泣きながら戸を叩く与六。もう~、この子、かわいいよ~。一緒になって泣いてしまいました。

そこへ喜平次が迎えに来るのですよ! 「与六、戻るのじゃ」と。もう歩けないと言う与六に、喜平次が背中を差し出すのです! のちのお殿様ですよ? 主君ですよ? 家臣に背中を出しますか? びっくりですよ。与六は素直におんぶされます。それを、戸をこっそり少し開けてお母さんは見ていました。そして、やはりびっくりして、両手を合わせて拝みます。喜平次はお母さんが見ているということを知っていたのでしょう、与六をおんぶしたまま少し振り返って、会釈まではしなかったけど、戸のほうをみつめるのです。ああ、もう、なんという主君でしょう。

帰り道、背中の与六に喜平次は言います。「この喜平次のそばにいてくれぬか。いつまでもわしのそばにいよ」と。わんわん泣く与六。喜平次は「なにがあっても、そなたとわしは一緒だな」と言い、笑うのです。笑った顔など見せたことがなかった喜平次が笑うのです。その顔がとても素敵なのですよ。もうふたりとも、とてもかわいい!

こんないきさつがあるからこそ、ふたりはずっと一緒で、そして与六は、第1回の放送にあったように、豊臣秀吉からいくら金を積まれても、自分がお仕えするのは景勝ただひとり、他の人に仕える気はないと言うのですね!

この子役の子たち、もう今回でおしまいだと思います。来週からはもう大きくなったふたりのお話。残念。本当にこの子たち、かわいかった。心揺さぶられました。お母さん役の田中美佐子さんも良かった! 雪の夜ですよ、5歳の子が「母上のそばにいたい」とひとりで山を下りて凍えながら帰ってくるんですよ。手元におきたいでしょう。抱きしめたいでしょう。それを外へ放り出す。泣けました。

ああ、語っちゃったよ。長くなりました。読んでくださったかた、どうもありがとう。コメントいただいていますね。お返事を書く時間がなくなってしまいました。ごめんなさい。お返事はまた後日ゆっくり。
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今年の目標

2009年01月15日 11時51分25秒 | 体力作り&ダイエット
2009年、私の今年の目標を発表したいと思います。もうね、今日なんか1月も15日なんだけど。

この前、この前と言ってももう年が明けてから少したっていたけど、テレビで「今年の私の目標」なんていうのを発表していた番組があって、出演者のみなさんがそれぞれ発表していて、それを観ていた私が、夫と息子の前で私の目標を発表したのでした。その目標とは、

「今続けているエクササイズとジョギングを年末まで続けること!」

えへん、えへん。いい目標じゃあないの! そう思って、言い終わってから夫と息子の顔を見ましたら、おや、まぁ、「やれやれ」という顔をしているじゃあないですか。夫は「続けることが目標なの? 何キロやせるとかじゃあなくて?」と言います。私は胸を張って言いましたよ。「だってさ、Xキロやせるっていう目標にしちゃうと、達成できなそうだし、達成できなかったら悲しいもん。続けること、っていう目標なら達成できそうだもの」と。

いいの、いいの、夫の目標じゃあないもん。私の目標だもん。

それにねぇ、昨年の7月21日から続けているエクササイズですが、この日記にも書きましたが、妹に「おねえちゃん、DVDを観ながらエクササイズって、どんなDVDなの?」と聞かれているんです。そのとき私は「内緒。年末までにGパンががばがばになっていたら教えてあげる」と言ったんです。結局、Gパンはがばがばになっていないので、どんなDVDかは妹にも教えてないし、ここにも書いていません。見た目はね、お腹にえくぼもできているし、締まってきているような気がするけれど、体重は減ってないのよね~。

ジョギングもね、結局体重は減っていないのだけれど、進歩してきているとは思うんです。だって、最初の頃は曲を聞きながら走っていても、1曲分を走りきるのだけでもものすごく大変だったのに、今は6曲分続けて走ることができる。しかも、当初1曲分の最後のほうにぜーぜーはーはーとても苦しかったのが、今は6曲分の最後のほうにはそんなにぜーぜーしないですんでいる。これって、進歩でしょう?

そんなこんなを今年の年末まで続けられたらいいなぁと思っています。できれば、エクササイズのDVDも、今持っているレベルのDVDよりもひとつ上のレベルのものをやれるようになってみたい。ジョギングも、もう少し距離を伸ばしたい。

よしよし、いい目標じゃ。うん。
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息子の反応

2009年01月14日 12時56分17秒 | 日常
昨日、息子が帰ってきてから、息子に言いました。「ねぇ、ねぇ、『いないいないばあっ!』の『ワンワン』は『ブルックさん』だったんだよ! そんでもってね、ワンワンの中身もブルックさんの声の人が本当に入ってるんだって!」と。そうしたら息子はなんと言ったと思いますか。「お母さん、ボクが大きくなってて良かったね。ワンワンはワンワンでしょ。そんな、中身の人がチョーさんだとかさ、言ってもいいけどさ。ボクはもう大きいし。そんなこと小さな子に言ったら、子どもの夢ぶちこわしだよ」。はぁ、息子よ、まさにその通り。

ちょうど「いないいないばあっ!」が始まる時間だったので、いつもは観ないのですが、昨日はふたりで観ました。ああ、私、なんでわかんなかったんだろう、ワンワンがブルックさんだって。そのつもりで観れば、もうワンワンってば、まさにブルックさん! ブルックさんの声のまんまでしたよ。そっかぁ、そうだったのかぁ。

観終わったあと、息子のアルバムを引っ張り出し、息子がワンワンと撮った写真をふたりで見ました。ちょっぴり泣き顔の写真です。「なんで泣いちゃったのかなぁ」と息子。「だってさ、ワンワンってば、すっごく大きかったんだよ。だからびっくりしちゃったんだよ」と私。なつかしい思い出です。

話は変わりますが、昨日からフジテレビ系で始まったドラマ「メイちゃんの執事」。生徒ひとりひとりにイケメン執事がついているというお嬢様学校の話なのですが、観ているかた、いらっしゃるかしら。録画しておいたものを、今、半分だけ観たのですが、もうホントにおもしろい! もうあり得ない、あり得ない、あり得ないからっ! このあとどうなるかわからないけど、そのあり得ない部分だけ観ていても楽しいかも。執事さんたちはみんなカッコいいし。大笑いしながら半分観ました。暗いドラマとちがって、現実からこれだけかけ離れていると、純粋に1時間楽しんで、すっきり! 1週間ひきずることもないと思います。あー、いや、いろんな妄想がふくらんでしまうというひきずりもあるかもなぁ。いやぁ、1週間の楽しみが増えました。
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チョーさん!

2009年01月13日 14時22分09秒 | 日常
アニメ「ONE PIECE」を毎週欠かさず、録画も欠かさず、家族みんなで観ています。少し前から「ブルック」という人物が登場していますが、このブルックさんを演じている声優さんは「チョーさん」というかたです。

この「チョーさん」ってなにもの? なんで「チョーさん」なの? そんなことを思っていたところへ、年末に飲み会がありました。そこでONE PIECE大好きなお友だちたちが話していたところによると、NHK教育テレビで放送していた「たんけんぼくのまち」という小学生向きの社会科関連の番組に「チョーさん」という役名で出ていたのだそうです。自分が住む街を探検しながら、街を地図に描く、というようなことをやっていたそうです。飲み会に参加していた人のなかにも「ああ、観た観た! 『たんけんぼくのまち』って観てた! なつかしい~!」と言う人もいてね。でも私はその番組名は聞いたことがありませんでした。

そしたら今年に入ってから、まだお正月気分の残るころ、新聞のテレビ番組欄をぼーっと見ていたら「たんけんぼくのまち」という単語が! なんでもNHK教育テレビは50周年で、みなさんからリクエストのあった懐かしい番組を紹介します、という番組でした。

観ましたよ、観ましたよ、「たんけんぼくのまち」。私が知らないはずです。放送開始は1984年ですもの。私はもうとっくに小学校は卒業していましたもの。へぇ~、こういう番組だったのかぁ。チョーさんだ~、ブルックさんと同じ声だ~。息子も「ブルックさんだ~!」と大喜び。チョーさんは、それまでは自分の俳優名でお仕事をしていたのだけれど、「たんけんぼくのまち」に出てからは好評だった「チョー」という名前を自分のお仕事名にしてしまったそうです。でもね、でもね、画面の下のほうに流れた名前には「チョーさん(長嶋雄一)」と書いてあるではないですか!

えっ、えっ、え~っ! チョーさんって長嶋雄一さんだったの!? なんだよ、なんだよ、それなら知ってるよ、よぉく知ってるよ、息子もよぉく知ってるよ。長嶋雄一さんって、NHK教育の「いないいないばあっ!」に出てくる「ワンワン」だよっ! 息子が小さいころ、毎日一緒に観ていた「ワンワン」がブルックさんの声のチョーさんだったなんて! ワンワンに会えるっていうからさ、息子を連れて、NHKまで行ったこともあるわ! 息子は恐がってしまって、ワンワンを前にして泣いてしまったけれど、がんばって一緒に写真も撮ったわ! あのワンワンがチョーさんだったのか!

そして今日、ネットで調べてみて衝撃の事実が! あの「ワンワン」は、中身もチョーさんなんですってよ! あの着ぐるみの中にちゃんとチョーさんが入っているんですってよ! じゃあ、息子も私もチョーさんに会ってるんじゃあないの! さすがに飲み会に来ていたお友だちたちで「いないいないばあっ!」を知っている人はいなかったんだろうなぁ。「チョーさんはワンワンだよ」って、言う人はいなかったもの。チョーさんのブログにも、自分が「ワンワン」だって書いてあったし、それをお友だちたちは読んでいるであろうに、飲み会のときにはそれを言う人はいなかったもの。みんな「ワンワン」を知らなかったんだろうなぁ。

ああ、なんだかびっくりだよ。いろいろびっくりだよ。ああ、楽しい。チョーさんのブログ、読むことにしよう。うん。息子、早く帰ってこないかなぁ。チョーさんはワンワンだったんだよ、あなたはチョーさんに会ってるんだよって言ったら、びっくりするだろうなぁ。
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都内某所スタバ

2009年01月12日 16時56分37秒 | 日常
今日、都内某所にあるスタバでコーヒーを飲みながら、ぼーっと店内を見ていたら、ちょうどコーヒーを買っている人の横顔が目に止まりました。ん? この人、どっかで見たことあるぞ。誰かに似ている。うーん、誰だろ。あ! 浜崎あゆみさんだ、浜崎あゆみさんに似ているんだ! もちろん、浜崎あゆみさん本人ではなく、似た人だっただけですが。浜崎さんって、背が低いんでしょう? 体もとてもきゃしゃだと言うし。コーヒーを買っていた人はまさにそんなかんじ。髪の毛を後ろで無造作にひとつに束ね、お化粧はまったくしておらずスッピン。目がと~っても大きくて、浜崎さんが目のまわりのメイクを落としたら、こんなかんじじゃあないの? って思うかんじでした。

そのあとしばらくコーヒーを飲みながらまたぼーっと店内を見ていたら、どこかで見たことのある人が! 今度は似た人ではありませんでした。本人です。本人だと思います。プロ野球の某球団のピッチャーさんでした。大きかった! 足が筋肉で太かった! 私の隣のテーブルに座っていた男性ふたりも、こそこそと「あれ、XXだよな?」なんて話していたので、今度は本人だと思います。私もかなり見覚えのある選手なので、本人だという自信があります。コーヒーをいくつか買って、お持ち帰りにしていました。Gパンにストライプのシャツ。すっと入ってきて、注文して、ちょっと待って、お持ち帰り。

もしかして、最初の女性も浜崎あゆみさんだった? なんてことはないか。スタバのようなお店には来ないか。ね。
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図書館へ

2009年01月11日 17時57分35秒 | 
今日は図書館に行ってきました。今年になって初めてです。心なしか、いつもよりお客さんが多かったような気がします。返却や貸し出しの窓口にも、本が山のように積まれていました。たくさんある本棚を見ながら、ぷらぷら歩きながら、今年はなにを読もうかな。あれも読みたい、これも読みたい。そんなことを思っていたら、なんだか幸せな気分になりました。いいなぁ、読書って。
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白洲次郎展

2009年01月10日 22時01分21秒 | 日常
今日は、横浜そごう美術館で開かれている「白洲次郎と白洲正子展」に行ってきました。公式サイトはこちら。白洲次郎と白洲正子展

みなさん、白洲次郎さんってご存知ですか? 私は恥ずかしながら、「風の男 白洲次郎」という本を読むまで、全然知りませんでした。白洲次郎さんは、吉田茂首相の側近として活躍。サンフランシスコ講和条約締結時にも随行。マッカーサーとも対等にわたりあったという人物です。その生きかたには今もファンが多く、今回の展示にもお客さんがたくさん来ていました。

筋の通った生きかたをしている人だと思いました。白洲さんはいわゆる「政治家」ではなかったけれど、今の政治家に白洲さんのような筋の通った生きかたをしている人がいたら、日本ももう少しまともな国になっているだろうにと思いました。
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こここそが!

2009年01月09日 14時14分11秒 | 
2日続けて子育て関係のことを書いてきましたが、今日は本のことについて。1月6日の日記の続きです。

作家は本を書くときに、一番言いたいこと、一番書きたいこと、一番読者に伝えたいこと、そういうものがあると、私の高校時代の現代国語の先生は言っています。今年のNHK大河ドラマは「天地人」ですが、私は原作を昨年の春に読みました。全体を通して流れるテーマは、主人公の直江兼続の兜についている「愛」と、それから上杉謙信が掲げていた「義」だと思いますが、それ以外に、私は原作を読んでいて、「ああ、もう、ここよ、ここ! こここそが作家が書きたかったことよ!」と思える場所がありました。もうここのためだけに、この長い作品を書いたのではないかとも思えました。その部分を読んだときは、胸がいっぱいになったし、「ああ……」と、ことばも出なかったし、もうなんとも言えず感動し、「本を読む」ということはなんとすばらしいことか、私は「本を読む」ということがいかに大好きか、このすばらしさを味わうことができてなんと幸せか、そんなことを思ったのでした。

大河ドラマが始まり、私が「こここそが!」と思った場面は、いったいどのように俳優さんたちによって演じられるのだろうと、今から楽しみにしています。私が感動した部分は、きっと脚本家さんやスタッフさんも似たように感動したのではないかとひそかに思っています。どんなふうに演出してくれるのだろう。

どの部分かって? それは放送されてからのお楽しみ。
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覚悟

2009年01月08日 11時33分57秒 | 日常
昨日の日記に書いた火事について。のんこさんからすでにコメントが届いていますが、あのお母さん、病院に行ったんじゃあなかったんですってよ! パチンコに行っていたんですってよ! もうまったく。なんということでしょう。そんなにパチンコがやりたいのなら、子ども3人とも連れて行くほうがまだまし。連れて行けないのなら、パチンコには行かないことです。

昨日の日記を自分で書いていて、子育ては自分が病気のときが一番困ると書いたけれど、他にももちろんいろいろあってね。「困る」ことじゃあないけれど、私はやっぱり夫とふたりで出かけられない、というのが残念でした。息子がまだ赤ちゃんのころ、夜、夫とふたりで居酒屋さんに行って、ビールを飲んだり焼き鳥を食べたりしながら、夫とぽつぽつ話す、なんてことをしたかったです。もちろん、家でビールを飲んで話すことはできます。でもたまには居酒屋さんにふたりで行きたかった。でも寝た息子を置いてふたりで出かけてしまう? そんなことできるはずもありません。

結局私たちは、私の妹が泊まりに来てくれたときに、息子が寝てしまってから、妹に留守番をお願いしてふたりで居酒屋さんに行きました。それが息子が生まれてから初めてのふたりでの外出だったと思います。息子は寝てしまうと、途中で起きることはあまりなかったけれど、それでも心配でしたよ。息子は妹にはなついていたけれど、それでも起きてきて泣いてしまって妹を困らせないかしらと。幸いその夜は大丈夫でしたが。そのあと、息子が小学生になり、学校の移動教室で泊まりで出かけたときに、夫と飲みに出かけました。本当に久しぶりでした。息子には申し訳ないけれど、学校の泊まり行事を、私は楽しみにしています。夫と飲みに出かけられるから。妹のように留守番を頼めるような人が身近にいなければ、夜、夫とふたりで飲みに出かけるなんて、本当に難しいことです。そんな妹は今は結婚して子どももいて、遠くに住んでいるのでね。

それから、夫とふたりで映画を観に行くことができなくなったことも残念でした。息子が小さいころは、息子を半日ぐらい観ていてくれる人がいなければ行けないし、息子と一緒に行くとしても、息子が観れるような映画でなければ一緒には行けない。洋画は大人向けだと字幕スーパーですしね。小学校5年生にもなるとかなり難しい漢字も読めるようにはなっていますが、そもそも息子が好きな映画かどうかもわからないし、やっぱり夫とふたりで観に行きたいし。これもね、息子が移動教室のとき、昼間ふたりで映画に行って、帰りに飲みに行く、ということをやっています。こういうことができるようになって、本当にうれしいです。

子どもをひとり育てるということは、その子どもに対して責任をもつことだと思います。自分の生活がある程度犠牲になることを覚悟しなければならないと思います。居酒屋さんだって映画館だって、そりゃあ行きたいです。でも行くことによって、子どもが多大な我慢をするようだったり、子どもの生命をおびやかすようなことになるのなら、行くべきではないと思います。親にとって、やりたいことが前に比べてできなくなる、それをある程度我慢するのも、人間をひとり育てていくうえでの覚悟だと思います。

もちろんね、ベビーシッターを頼んだり、知人に頼んだりするのはOKだと思っています。だからね、区のアンケートにも、もっと簡単に安価に、でも品質は高く、子どもを預けられる場所が公共のサービスであればいいのに、と書きました。

家が火事になったお母さん、人間をひとり、いや3人ですね、育てる覚悟が足りないですよ。パチンコ、そんなにやりたいなら子どもを連れて行くべき。あるいは誰か大人に留守番を頼むべき。それができないのなら、行かない。今日の私は厳しいです、怒ってます、悲しんでいます。亡くなった子どもたち、どうか安らかに眠ってください。

長くなりました。読んでくださってありがとう。
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子育て支援

2009年01月07日 11時40分44秒 | 日常
今日の日記は、昨日の続きを書こうと思ったのですが、気が変わりました。

昨日、住んでいる区の区役所から来たアンケートに答えました。薄い冊子状のもの。このアンケートは、無作為に選ばれた小学生の子どもを持つ家庭1,100世帯に送られているようです。内容は区における子育て支援について。私はいろいろ言いたいことがあったので、最後の「ご自由にご意見をお書きください」というところに、長い文章を書きました。

昨晩、火事のニュースがテレビで流れました。4歳、3歳、6ヶ月という、3人の子どもが火事で亡くなったニュースです。この家庭はお母さん(23歳)と子ども3人の4人暮らし。火事になったとき、お母さんは病院に行っていたそうです。区のアンケートに答えた直後のことだったので、なんともやりきれない思いになりました。

このお母さん、病院に行っていたと報道されましたが、子どもをどうするか、本当に困ったことと思います。連れて行くか、置いていくか、それしかないのですもの。私も自分が病気になったとき、息子をどうするか、大変でした。自分は熱があり、咳もひどく、食欲もない、もうふらふらの状態。ちょっと病院に行きたい。処方箋を書いてもらうだけでもいい。とにかくほんの30分、病院に行かせて欲しい。そんなとき、息子をどうするか。一緒に連れて病院へ行く? 息子はもうベビーカーに乗せていくほど小さくない。ちょっと目を離したら走り回ってしまう。歩くのに疲れて抱っこって言うかもしれない。走られたらとても追いかけられない。自分はふらふらなのに息子を抱っこするの? 走って追いかけるの? それにインフルエンザが流行っているような季節に息子を病院へ連れて行く? そりゃあ置いていきたいですよ。でも置いていって大丈夫? それこそ火事にならないかしら。ベランダへ出ないかしら。玄関のドアを開けないかしら。心配事は山のように。両親に来てもらうにしても、ほんの30分のためにわざわざ来てもらう? 当時は引っ越してきたばかりで近所にお友だちもいなかったので、ちょっとうちに来て息子を見ていて欲しいと頼む人もいませんでした。

結局どうしたかというと、幸い夫の勤務体制が融通がきいたので、私は朝一番で病院に行き、私が帰ってきてから夫に会社に行ってもらいましたが、それができなかったら、ふらふらの体で息子を病院に連れて行くしかなかったと思います。

区のアンケートには「一時預かりサービス」や「ファミリーサポート」のようなことばと、「利用したことがありますか?」とか「利用したいですか?」とか「料金は誰が負担したらいいと思いますか?」という文章が並んでいました。本当に事務的。どれもこれも事前に予約しなくてはいけないとか、登録が必要とか。病気になったとき、悪天候のとき、本当にちょっと、30分でも15分でもいい、子どもを見ていて欲しいんだけど、それすら事前予約。そんなアンケートへ答えたあとへ、火事のニュース。もちろん火事があった家とうちが同じ区ではありませんが、あのお母さんも、詳しい事情はもちろんわかりませんが、どんな思いで子ども3人を家に残して病院に行ったのだろうと思います。ちょっと家に来て子どもたちを見ていて欲しいと頼める人がいなかったのだろうと思います。それはそういうお友だちを作ることのできなかったお母さんの責任なのかなぁ。そう言われてしまうととても悲しい。

子育てって、自分が病気のときが一番困ります。幸い病院に行って薬をもらえたとしても、子どもがまだ小さいうちは子どもの食事やおむつの交換などはやっぱりお母さんがやってあげなければならない。ゆっくり寝ていられないです。熟睡しているあいだに、なにか起こらないかしらというのも心配。

それに比べて、今は本当に楽になりました。もう小学5年生ですもの。ひとりで留守番もできるし、私が具合が悪くて熟睡しても大丈夫。ひとりでゲームをしたり本を読んだりして過ごせます。子育て支援が必要なのは、本当にもっと小さいころなんだよね。区の人たち、本当にわかっているのかなぁ。頼むよ、ホント。
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その1冊こそが

2009年01月06日 15時50分58秒 | 
今日は文学についてのちょっと固いお話。ご了承ください。興味のあるかたはお付き合いくださいませ。

私はいまだに高校時代の現代国語の先生とお付き合いがあります。先生は今は70歳を越えておられるので、先生の考えかたには少し古い部分もありますが、「ああ、先生、その通りです!」と私が思っていることを今日は書きたいと思います。

それは作家が書く本について。先生が言うには、作家が1冊の本という形をとって、世に自分の書いた文章を出したら、その1冊の本こそが勝負。その本こそがすべて。それ以上でもそれ以下でもない。そして、その本以外の他のもので、例えば、テレビや雑誌のインタビューや、他の本を追加出版するなどで、その本について説明してはならない。

作家というのは1冊の本を書く場合、必ずその本で読者に伝えたいこと、あるいは自分が書きたいこと、言いたいこと、そういうものがあると先生は言います。それはとある一段落だったり、主人公のひとつのセリフだったり、きちんとことばにしていなくても全体を流れるテーマであったり。そういう作者の「一番言いたいこと」のようなものを、ちがう雑誌やインタビューなどで「あの本で一番伝えたかったことは実はXXです」などと言ってはならないと。その1冊の本にすべて書ききること、出しきること、と。

私は先生に聞いたことがあります。「その一番言いたいことというのが、読んだ人すべてに同じように伝わらないかもしれないじゃないですか。AさんはXXが作者の言いたいことと思い、BさんはYYが作者の言いたいことと思うことってありますよね?」と。先生は「もしちがうように伝わってしまうのなら、それは作家の力不足です」と。

私は先生のこの意見に対しては全面的に賛成です。先生の考えかたは現代には古いかもしれません。テレビやインターネットがこれだけ普及していて、雑誌も山のように発行されているようななかで、作家がメディアの前面に登場して自分の作品について述べている光景はもはや当たり前です。「今回発売された本では、XXについて書きました」とか「次の作品では人間の心が抱えるYYについて書きたい」とか、普通にインタビューが行なわれている時代ですもの。

私は先生の意見を聞いてから、本を読みながら「この本で、この作家の一番言いたいことはなんだろう」と考えることがよくあります。読んだ本全部に対して考えているわけではありませんが。でもね、最近の本は「この本で作家がなにを言いたいのかわからない」と思うことが多々あります。自分で言うのもなんですが、私の読解力が衰えたとも思えない。最近の作家の作風なのでしょうか。それとも他の媒体で説明するからいいのでしょうか。それともそもそも「一番言いたいこと」を本に盛り込まなくてもいい時代になったのでしょうか。私にはわかりません。

この話はもう少し続きます。続きはまた後日。
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初回から泣いて

2009年01月05日 19時05分04秒 | 大河ドラマ感想
観ましたよ! 大河ドラマ「天地人」。阿部寛さん演じる上杉謙信が、とってもカッコよかったです! 私、昔から阿部寛さんって結構好きなんですよね。最近は三枚目の役が多かったり、バラエティに出ることが多かったけれど、このドラマの阿部寛さんはカッコいい!

あとね、子役たち! かわいい、かわいい。もう初回から涙ぽろぽろで観ました。初回からこんなに泣いていて、私、どうしましょうってば。自分が男の子の母親だからか、ドラマを観ていても母親の目で観てしまう部分があります。田中美佐子さん演じる母親の気持ちが痛いほど伝わってきます。泣いてしまいましたよ、タオル片手に。今後が本当に楽しみです。

それにしても、あの「モニカ」を歌っていた吉川晃司さんが織田信長とは! そうよねぇ、私もこの歳だものねぇ、吉川晃司さんが織田信長を演じてもおかしくないわけだわ。それから、昔「ずうとるび」というグループがあったのですが、そのメンバーのひとり、新井康弘さんが上杉家の家臣役で出ていました。なんだかとってもなつかしかったです。時は流れたものです。
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いよいよ始まる

2009年01月04日 16時44分44秒 | 大河ドラマ感想
今日は日曜日。テレビ番組が少し通常とちがうだけで、うちはもうお正月というよりも普通の日曜日というかんじです。夫も明日から会社ですしね。朝食も昨日まではお雑煮を食べていましたが、今日はパンにコーヒー。普通にお洗濯をし、普通にスーパーに行き、今日の晩ごはんはホットプレートでお好み焼きの予定です。

今日から楽しみにしていた大河ドラマ「天地人」が始まります。いやぁ、楽しみ、楽しみ。これから1年間、最終回まで少しずつお話が進んでいくのかと思うと、毎週の楽しみになりそうです。日曜日になんらかの形で録画予約に失敗しても、再放送があるというのもよいです。私は日曜日には観ずに、録画しておいたものを平日にゆっくり観ようと思っています。夫と息子は観るつもりではないようですし、日曜日の20時は晩ごはんの後片付けやらお風呂やらでばたばたしてしまうのでね。

それにしても俳優さんってすごいですね。20歳代から50歳代や60歳代までを演じるのですものね。まあそれができるからこそ俳優なんでしょうけど。
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菌類のふしぎ

2009年01月03日 16時49分06秒 | 日常
今日は夫と息子と3人で上野の国立科学博物館でやっている「菌類のふしぎ きのことカビと仲間たち」を観に行ってきました。

1月の3日だし、すいてるよ、きっと。……甘かったです。もんのすごく混んでいました。まずチケットを買うのに「3列に並んでくださ~い」という係の人の声が。いやまったく。どんだけ並ぶんだい。というような列の長さ。みんなぁ、まだ1月の3日だよ? 初詣は行ったの? 親戚の集まりは? 3日に博物館に来るかい? いやぁ、すいてるだろうなんてちらっとでも思った私は甘かったです。

やっとのことでチケットを買い、なかに入りましたが、なかはもっとすごい人。全然人が動きません。そこをなんとか移動しつつ展示物を見ました。漫画「もやしもん」の作者がところどころに描いている落書きも、人をぬって前まで行って、しゃがみこんで見るわけですが、しゃがみこんでしまうと、とってもいい迷惑。まぁ、みんな同じことをしているので迷惑はお互いさま?

菌類なんて、通常の展示だったら観に行かなかったでしょうに、それでも観に行ったのは、漫画「もやしもん」のおかげ。それにしてもすごい人。それに年齢層に幅がありました。幼稚園前や幼稚園の子どもたちから、大きなおねえさんたち、おじいさんからおばあさんまで。明らかに「もやしもん」のファンだから来ました、というかんじの人から、「このところどころにあるかわいい絵はいったいなんだろうねぇ」という、明らかに「もやしもん」のことを知らずに菌類の展示を観に来たと思われる人までさまざま。

とっても楽しかったです。菌類って、すごいですね。太古の昔から現在までずっと人類と共に生きてきている。地球上にどんなことがあっても絶滅しないんじゃあないかしら。公式サイトはこちら。TBS | 菌類のふしぎ | トップページ。興味のあるかたはご覧ください。

そうそう、「もやしもん」のファンのみなさま! ニンテンドーDSで「もやしもん」のゲームが出るそうですよ! 具体的にいつ発売されるのか、どんなゲームなのか、まだわかりませんが。どんなゲームでしょうねぇ。日本酒を醸したり、ワインを醸したりするのかしら。上手に醸せたら次のステージへ、とか? 楽しみですね。
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初夢

2009年01月02日 22時43分43秒 | 日常
みなさん、初夢は観ましたか? 私はぼんやりと覚えているのですが、高校時代の友人と一緒に海に遊びに行った夢を観ました。水着は着ていなかったような気がするけれど、それじゃあなにを着ていたかというとわからない。みんなで写真を撮ったのを覚えているし、とても楽しかったのは覚えています。いったいなにをしていたのでしょうね。昨日も今日もビールをたくさん飲みました。明日は少しゆっくりできそうです。
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