天 狗 堂 988m 2015年4月23日(木)
木地師発祥の地で知られる君ヶ畑登山口から岩尾谷登山口に下る周回コース
駐車場を地元の人に聞くと親切に登山口への道も教えてくれた。大皇器地祖(おおきみきじそ)神社の鳥居を潜り右手にある登山口で登山届を提出する。登り始めから急登が続く、50分程で尾根に取り付く。鮮やかな新緑が目に飛び込んでくる。遠くには山桜と新緑とのコントラストが美しい。
山頂直下は落ち葉で滑りやすく、登山道もよくわからない。歩きやすそうに見える方に行くと、益々転げ落ちそうになり四つん這いになってやっと大岩に辿り着く。岩の上にはイワウチワがお出迎え。
山頂の展望岩に登ると眼前に御池岳がドーンと横たわり、左は鈴ヶ岳、右は藤原岳らしいが例によって良くわからない。
円錐形の山なので何処を行っても急。やっとの思いで林道に下りてくる。林道を歩きながら何かお土産はないかと目を皿にして歩くと蕨があるではないか。
折角ここまで来たのだからと資料館に寄るが閉まっていた。同じく資料館に立ち寄られた人は兵庫県からみえたと聞いてビックリ。「地方の木地師は本山(オヤマ)である君ヶ畑、または蛭谷を一生に一度訪問することを願った」とネットに載っていたのでひょっとしたら彼は木地師?
馴染みのない固有名詞がたくさん出てきました。大皇器地祖神社とかフリガナがなければ絶対読めません。
合成写真、上手!言われなければわかりませんよ。
大岩の上の皆さんは溌剌としていてカッコいい!
その中に入ると むかし、むかしの民話の世界にタイムスリップしたよう。
お盆とかお椀などを作る木地師発祥の地だそうですが、
その昔、やはりおじいさんは毎日山へ柴刈りならぬ木を切りに行ったのでしょうか。
その時、天狗に会ったのかもしれませんね。
そんな事を想像させるような民家のたたずまいと山名でした。
それにしても この山は上りも下りも急登でつかむ物をさがしながら登りました。
天狗堂は、6年前私だけが「のぼろう隊」で登ったことがありますが、
そのときの山の事をあまり覚えておりません。
ただ、奥深い先にあったひっそりした集落のたたずまいに、キュンとした思いがあります。
親王が隠棲されていたという奥深な山里にありました。
ただこの山そのものは印象が薄い。
灌木と植林帯の中の急坂を、見える花もなく頂上まで登って行くのでちょっと敬遠されるかも。
登山道もあまり整備されていないので人気がないかもしれないです。
由来を調べて何となく納得
先日テレビで木地師の事を見ました。
中々渋い山行ですね
急騰続き…流石タフな皆さん大岩でのポーズ決っています。
新緑が素晴らしい季節…山歩きが楽しくなりますね
認知症が混じって来ててすべて忘れるのに、恨みつらみはいつまでも忘れられないのは本格的認知症かしらねェ
青空に映えるタムシバがきれい!
これからの山は花が楽しみですね。
合成写真、ほんとうまくできてます。