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日々の出来事 3月31日 ニュートンのリンゴの木

2018-03-31 10:08:35 | A,日々の出来事_






  日々の出来事 3月31日 ニュートンのリンゴの木






 今日は、アイザック・ニュートンが亡くなった日です。(1727年3月31日)
アイザック・ニュートンはイギリスの科学者で、物理学における“万有引力の法則”の発見や数学の分野において大きな業績を残した人物です。
 ニュートンは、1655年にイギリスのリンカーンシャー州の生家の庭でリンゴが落ちるのを見て、万有引力の法則を発見したと言われています。
この逸話については、“ニュートンがいろいろ考えていたときにうまくリンゴが落ち、それでうまく結びつけただけ”とか、“その時はちょうど満月で、リンゴは落ちるが月は何故落ちないかと考えたからだ”とか、“社交界の貴婦人にどういうことからあの法則を思いついたか質問され、真面目に学術的に説明していたが、さっぱり通じないので一言でわからせるために、リンゴが樹から落ちるのを見て、という話を思いついた”とかいろいろな説があります。
ま、取り敢えず、リンゴは落ちたのです。
 このウールスソープの庭にあったニュートンのリンゴの木は1814年に枯れてしまいました。
でも、ここには初代を接木で残した2代目が記念樹として残っています。
さらに、この2代目の枝を接木としたニュートンのリンゴの木は、世界各地に散らばって広がって行きました。
 日本でも、1964年にイギリスから贈られたニュートンのリンゴの木が東大理学部付属植物園にあります。
このニュートンのリンゴの木は、贈られたときウイルスに感染しており隔離されていましたが、1980年にウイルスを無毒化する熱処理法が開発され、それ以降、この木から日本各地に接木の分身が広がっています。











 ニュートンのリンゴの木(小石川植物園)






















☆今日の壺々話



















ニュートンさん






 ニュートンさんは野良猫を自宅の室内へ連れてきて、餌をあげて世話をするのが大好きだったので、
お手伝いさんに言って「ドアに猫が自由に出入りできるように、小さいドアを付けたらどうか」と言って付けさせ、その結果に満足していた。 

にゃー。

ある日、猫用ドアのことを聞いたニュートンの友人が訪ねて来てドアに気づいたが、玄関ドアに中くらいのドアと小さいドアが合計2つ付いているのでニュートンに尋ねた。

友 「 なんで猫用ドアが2つもついてんねん?」
ニュ「 こっちがね、母猫用。んでこっちの小さいのが子猫用なん。」
友 「 (´・ω・`)」























      リンゴ







 新聞記者が、世界的大富豪のインタビューにアポイントをとることに成功しました。
新聞記者が大富豪の豪邸を訪ねると、大富豪はかなりの老齢であり、美食のせいか太っていましたが、肌の色つやが良く、とても本人が言う年齢には見えませんでした。

「 どうやって、これだけの成功をおさめたのでしょうか?」
「 わしは、スラムでも一番の貧乏な家庭に生まれ、15歳の時に天涯孤独の身となり、無一文で世間の荒波に追い出されたのじゃ!」

大富豪の老人はため息をつきました。

「 まったく苦しい時代じゃった・・・。」
「 さぞ、ご苦労をされたのでしょうね。」
「 大変な苦労じゃったよ。
 そして、たゆまぬ努力だった。」
「 是非、小誌の読者にも、その成功の物語というものを教えていただけませんか?」
「 いいとも。」

老人は昔を思い出すように目を閉じた・・・。

「 それは、大恐慌の時代じゃった。
父母が死んで、まだ幼いわしが住んでいたアパートを追い出された日、わしのポケットには、もう5セント硬貨が一つしか残っていなかったのじゃ。
わしは、腹が減って腹が減って、その5セントで汚いリンゴをひとつ買ったのじゃ。
 さて、齧り付こうとして、袖でリンゴの汚れを拭いたら・・・、実に綺麗でうまそうなリンゴになった。
わしは、そのリンゴを食べないで10セントで売ったんじゃ。
そして、その10セントでまた汚いリンゴを2個買って・・・・。
もう、分かるじゃろう?
わしは、その時、商売というものを理解したのじゃよ。」

新聞記者は叫びました。

「 感動的なお話しです!
やはり、努力と工夫が今の成功を生み出したのですね。」
「 うむ・・・。
こうして、1週間後には、リンゴを売った金は、なんと、23ドル50セントにもなったんじゃよ。」

老人は話を続けました。

「 そして、その次の日のことじゃった・・・。」
「 何があったんですか?」
「 大叔父が死んで、5000万ドルの遺産を相続した。」






















こいつは天才だと思ったやつに会ったことある?





 なんのゲームやっても賭け事やっても天才的な強さで話や切り返しもめちゃくちゃ面白くて、中学にしてプログラミングの賞とかとってて高校通いながら商売やってた奴がいた。
正直陰口大好きで性格は悪かったが話がとにかく面白いから人気者だった。
テストは赤点しかとってなかったけど3年の12月から授業中ずっと勉強するようになって結構いい大学いった。
「俺はIQ2000あるからな」って冗談で言ってたけど、本当にIQ高いやつの典型像みたいなやつだった。
大学は速攻やめちゃってそれ以来会ってないが、たまにひょっこりスカイプに現れて会話する、なんでも会社興して10年くらいは遊べる金作ったから遊ぶんだと。
思えば人生であいつくらいしか仲の良い奴いなかったな。


 ガチで天才だな。
会社ってのはやっぱプログラミング関係かな?


 一人だけいたなぁ。
記憶力とかめちゃくちゃよくて教科書の本ペラペラ読むだけで丸暗記したり、麻雀とか賭け事とか全然負けなくて、なんでそんなに勝てるの?ってきいたら、
「 麻雀の牌の裏の模様で、牌が何か分かるんだよ。」
って言い出したときは、もはや漫画の世界かと思った。
何か分からないことがあるとき、そいつに解決策を求めると、決まって変で意味不明な答えが返ってきて、
「 え?なんでそうなるの?」
って聞くと説明してくれて、そこでようやく俺達凡人は、
「 あ~なるほど、だからそうすればいいのか・・・。」
みたいになってた。
思考回路が凡人とは違うんだろうな。


 イカサマで、牌の位置記憶するとかよくあるけど、ホントにそれ出来る奴にあった時は言葉失った。
俺「嘘だろww」→「じゃあ一回全部表にして」「おk、適当にかき混ぜて積んで」→以下異次元。
「だから伏せて混ぜろっつったんだよ」→俺「( ;゚Д゚)」
俺下手だから麻雀のことよく分からんけど、上手い奴は誰でも出来るのかこれ?


 結構年の離れた従兄弟(姉と弟)の話なんだが、
姉:中1で陸上始めて半年で短距離、中距離、長距離三種で県大会
   ピアノ歴6年でコンクール入賞常連。先生から将来的には音大をと勧められる。
弟:その姉の弾いた曲を一回聴いただけでフル暗記、弾きこなして先生ドン引き。
あの家の人間右脳しかないんじゃないのってレベル。


 卒業文集に「森に家を建てて、北極の白熊にちょっかいを出す」って書いた奴。
こいつは天才だと思った どんなセンスだ。


 友人にマッサージがすげぇ奴ならいるな。
肩に手を置かれただけでもう既に気持ちいいんだよ。
力とか入れてないのに。
で、揉み始めるとアヘ声出しまくりながら30秒くらいで放心状態になる。
今まで色んな整体師・マッサージ師に揉んでもらったけど、どいつも奴の足元にも及ばんわ。
そいつ特にそういう経歴とか武道やってたとかはなくって、普通のリーマンなんだけどな。


お前がそいつの事好きなだけじゃね?
























サバ 






サバに鎖骨折られた。
海(というか漁港)の近くの集合住宅の駐車場で、突如右肩に衝撃が・・・。
落ちてきたのはサバ。
たぶん犯人は鳥。
労災適用されてよかった。


これがほんとの鯖折り…。
いや、違うか。


鳥「(計画通り…!)」


鳥からの贈り物だよ。
メイドの土産ってやつ。


自律航行型対地鯖かもしれん。


神風特攻鯖。


肩で良かったな。
骨を折る威力が頭に直撃してたら命に関わるんじゃないか?


鯖落ちしたのか?


東京タワーから500円玉落とすとヘルメット貫通するっていうよね。


万有引力だ。
ニュートンに学べよ。


実際には空気抵抗とかあるだろ。
ニュートンの話は理想の話


いいからニュートンに学ぶんだよ。


オマエを恨むやつが鳥の仕業に見せかけ、集合住宅の屋上から、頭を狙って投魚…ってことじゃないのか?


どこで恨みを買うか分からないな・・。


飛行中に意識を失った鳥が頭上に落ちてきて、病院送りになったおばあちゃんの話を思い出した。


マグロで頭切った事ある。
年末アメ横の魚屋でバイト→店の親父達がケンカ→一人がマグロ投げる→俺に命中→血だらけでブチギレながら仲裁→ぶっ倒れる→年越し入院


マグロ投げるってどれだけ怪力なんだよ・・・。


マグロっても一匹まるまるじゃなくて切った状態のやつだよな?
一匹まるまるだったらそれはそれで笑えるが。


確かフィンランドあたりに、マグロ投げて飛距離競う大会があったような?


世界は広いんだな。


労災出てよかったなあ。
「鯖が降ってきて・・・。」
って言われた方も困惑しただろう。


オーストラリアな。
本物を投げていたんだけど、最近になって「ツナ投げるの勿体無くね?」という話になって、今ではイミテーション投げるようになったらしいけど。




















リンゴの木






 俺の親戚の経営する山の中のペンションに遊びに行き、そいつと二人で外に散歩に行ったときの話。
まあありがちだが、「おお、なんだこのトトロの世界に繋がってそうな道は」っていう細道を発見したんだ。
「面白そうだから行ってみようぜ」と、子供のころに戻った気分で、その細道を辿っていった。

 辿りついたのはちっこい神社。
広場に申し訳程度に小さなお社があって、その社の両側に木が植えてある。
片方はリンゴの木だった。
実が生っていたのですぐわかった。
もう片方は知らん。
リンゴの木だったかもしれないが、実は生っていなかった。

 俺はそこで喉の渇きを覚えて、「丁度良いじゃん」と、そのリンゴをもぎ取ろうとした。
と、そこで奴が、リンゴをもぎ取ろうとして伸ばした俺の手をぱしっとたたいた。

「 駄目か?」
「 駄目。」
「 なんでだよ。」
「 いや別に、多分食中毒とかいうわけではないんだけど、でもこれは駄目。」

まあ、しょうがないか、と諦めて、そのまま引き返して散歩続行。
ペンションに帰って水を飲んだ。
 親戚は、「そんなとこにお社なんてあったかなあ?まあ、まだ知らない場所があるのかもしれんね。」と首を傾げていた。
一息ついたところで、「何でさっきは駄目って言ったんだ?」と奴に訊くと、「さっきも言ったとおり、食べると体を壊すとかじゃなくて・・・。いや、壊すかもな。人間が食べちゃいけない感じがしたんだよ。あれを食っていいのは、あのお社の中の人だけだと思う。」

と、おそらく本人もよく理解しきれていないような口調で説明を受けた。

 翌日、その道を再び探しに行ったが、とくに消えうせるとかじゃなくて、普通にあった。
お社もあったし、リンゴもあった。
ただ、もう食べようと言う気は失せていた。
 そいつって、ちょっと変わったヤツ。
でも、何かと便利なヤツでもある。
まあ、サバイバル生活に向いているヤツだとも思う。
何食えばいいかわかるんだろうし。



















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