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日々の恐怖 9月25日 曰く付き物件の日常(1)

2021-09-25 11:27:46 | B,日々の恐怖




 日々の恐怖 9月25日 曰く付き物件の日常(1)




 職場の同僚に指摘されるまで、曰く付き物件だと確信できなかったため住み続けていました。
日記に記録が残っていますので、時系列で話します。

 数年ほど前のことですが、都内1Rに一人暮らししていました。
線路沿いの踏切近く、1階奥の角部屋で家賃は6万ほどです。
 一本路地を入っているので、窓さえ閉めていれば電車の音は全く聞こえない。
大きな仕事に携わることになったため、急いで引っ越さなくてはいけなかった。
今思えば、下見も不十分だったと思うし、一人で行くべきではなかった。
 契約前の、

「 一人で住まわれるんですよね?」

と、ベランダ先のぼろぼろの放置バイクが気になったぐらい。
放置バイクは撤去するよう呼びかけているとのことだった。
 質問に答えた。

「 一人暮らしで探してるんだから当然じゃないですか。
たまに家族が泊まりに来る程度だと思います。」
「 そうですか、ならいいんです。
問題ありません。」
「 ・・・・?」

その時は単純に契約確認で、2人入居だと金額が変わるからだろうと思っていた。


(1)引越し当日

 物件探しの時から、

「 曰く付きだけは絶対紹介しないでください。」

とお願いしていた手前、引っ越しを手伝ってくれた友人達の、

「 なんか・・・、暗くない・・・?」

という発言も笑ってスルーした。
 確かに、今思い出すと、

” 入居前と比べて暗いな・・・?”

と違和感は感じていた。









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