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日々の出来事 12月6日 公然猥褻 一条さゆり

2018-12-06 07:00:00 | A,日々の出来事_





 日々の出来事 12月6日 公然猥褻 一条さゆり





 今日は、公然猥褻で逮捕された一条さゆりに実刑判決が出た日です。(1972年12月6日)
一条さゆりは、1960~1970年代にかけて新左翼やウーマンリブ等の活動家から”反権力の象徴”とされた日本のストリッパー・ポルノ女優です。
テレビでは、よみうりテレビの“11PM”のレギュラーとして出演し人気を集めました。
また、その半生は小説や映画にされています。
 大阪府警による逮捕は引退興行の公然猥褻で、裁判は“ストリップは大衆娯楽、猥褻にはあたらない”として最高裁まで争いました。
この最高裁の結果で、一条さゆりは懲役1ヶ月が確定し、和歌山刑務所へ収監されました。
晩年は大阪の西成で暮らし、生活は近所の飲食店で数時間働き生計をたてる寂しいものでした。




     名前の似た人

 この日々の出来事に、検索でやって来た人の中に、きっと“一条ゆかり”と間違って来た人がいると思います。
一条ゆかりは、テレビドラマの“有閑倶楽部”や“砂の城”を描いた少女漫画家です。
有閑倶楽部は、1986年に講談社漫画賞少女部門賞を受賞した作品で、過去に国生さゆり主演で単発ドラマ化されたことがあります。
 昔、一条ゆかりが別荘を買ったとき、町役場で男性職員が一条さゆりと勘違いして、女性職員の失笑を買っていたと一条ゆかりは笑いながら話しています。



  実験

 実験します。

“一条ゆかり、国生さゆり、一条さゆり”
“一条ゆかり、国生さゆり、一条さゆり”
“一条ゆかり、国生さゆり、一条さゆり”
“一条ゆかり、国生さゆり、一条さゆり”
“一条ゆかり、国生さゆり、一条さゆり”
“一条ゆかり、国生さゆり、一条さゆり”

このように、いっぱい並べておくと、検索で間違って来る人が増えるだろうなァ~。
さて、あなたはどうですか?








  一条さゆり















☆今日の壺々話







         エロ爺




 台中のJinlaiさんは投票のために3マイルの道のりを出かけたあと、過労がたたって103歳で他界しました。
Jinlaiさんは、村一番の長老で子孫は100人以上います。
 Jinlaiさんは、息子のRuigongさんとある約束をしていました。
それは、Jinlaiさんが100歳以上長生きできたら、Jinlaiさんが亡くなったとき、ストリッパーを呼んで葬式を盛大に行なうと言うものでした。
 Ruigongさんの話によるとJinlaiさんは地元のストリップクラブが大好きで有名でした。
さらに、ストリップのショーを観るために友人と台湾中を旅行していました。
と言うわけで、Ruigongさんは日本円で1万7千円の費用をストリッパーに払い、ストリッパーは子孫100人以上村人いっぱいの観客の中、Jinlaiさんの棺の前で10分以上の盛大なショーを行いました。
めでたし、めでたし。
















    エロ爺ちゃんの大好きなもの





 昨日、家の爺ちゃんが亡くなりました。
病室で最後を見取るために家族全員がそろいました。
僕が「なにか最後に言いたいことない?」って聞いたら、
じいちゃんが虫の息のように小さい声でこういいました。
「そそが見たい。」←“そそ”というのは女性のアソコの別名(方言)です。
僕は「じいちゃんスケベだったからな~。」っと思いましたが、
さすがに「えらいもん聞いてもうた。」と思いました。

 早速家族会議がその場ではじまり、皆口々に、
「どないしよ、どないしよ、看護婦さん?そら無理やわ。」
ってかんじで会議をしていたら、兄嫁が、「私でよければ…。」
と言ってくれたので、皆悩んだ末「お願いします。」と頼んだ。
 後で聞いたところ、昔兄の借金をじいちゃんが立て替えて
くれたその恩返しだったらしい。
兄嫁は「失礼します。」とベットの爺の顔の上にオシッコ座りを
しました。

もちろん、“そそ”は爺さんの目の数センチ先に。

2~3秒過ぎて、俺が「じいちゃん満足か?」って聞いたら、
「そそやない、外や。」って・・・。
















エロい笑顔




 以前、コンビニで深夜勤してたとき、ガタイのいい黒人さんが、いかにもビッチなおねぇちゃんを連れてご来店。
“なんかもーしょがねーなー”とか思いつつも品出しをしてたんだが、バイトの後輩がなんかオロオロしながら俺のところに来て、

「 あの黒人さんが、なんか欲しいものがあるみたいなんですけど。
僕、英語わからないのでおねがいします。」

待て待て、俺もわからんよ。
でも、ほっとく訳にもいかないので、とりあえず話を聞いてみることに。
バイトの後輩は黒人さんにビビって、品出しに従事。

 黒人さんのところに行ってみると、なんだかソワソワしながらも全身から溢れるwktkなオーラ。
これからのことが楽しみで仕方ないらしい。
“え~、どう見てもビッチじゃんアレ”と思いつつも話を聞いてみると、微妙に恥ずかしがりながら小声で、

(´д`*) 「condom please.」

正確な発音なんて聞いたことなかったけど、まぁアレだなと様子で見当は付いたので、とにかく売り場に連れて行ってみると,

(*´д`*)「Oh ok ok thank you.」

とか言って、真剣に吟味を始めたワケですが・・・。
 まぁ、なんつーか、その、心配じゃん?
言ってみたわけですよ。

「 じゃぱにーずさいずおんりぃ、あーゆーおーらい?」

黒人さん一瞬考えた後、盛大に噴きだして,

「 small size?
なんちゃらかんちゃら・・・。」
(多分伸びるから大丈夫だよみたいな事だと思う。)

 でも、俺は思ったんですよ。
このままだと、日本人がナメられてしまう。
みんなちっちゃいと思われるわけにはいかない。
言ってやりましたよ。

「 びこーず、あいきゃんのっとゆーずいっと。 
みーとぅ。」

 深夜のコンビニで黒人さん爆笑。
なんかよく分からんけど握手。
なんか意気投合。
 その後は俺と黒人さんと二人、仲良く品定めしましたよ。
これはウェイビィだとか、こっちはテイスティだとか。
グフフフ、ゲヒヒヒヒと笑いながら。

なんつーか、エロい話をしてる時って万国共通でエロい笑顔になるよな。














失踪事件




 ここ最近の不審者や変質者は昔のように怖くなくなってきたなーと思う。
露出魔が日常茶飯事過ぎて、問題にならないくらいの子ども時代だった。
小学校卒業までに、男女関係無く全員が露出魔と遭遇していたくらいだった。

 たとえば、
運動会に露出魔が出現して、徒競走の列に混じって走っていた時はさすがに怖かった。
露出魔に抜かれた自分は走るのをやめて避難してたけれど、
先頭きって争って走っていた女子三人は露出魔に追いかけられる形になって泣きながら逃走。
ゴールした露出魔は集まった保護者にボコボコにされてた、



 昔の不審者は本当に命の危険を感じるくらい怖かった。
壊れ方が半端なかった。
親にしてみたら、今も昔もずーっと何も変わってないらしいが。

 そこで、ある失踪事件の話を投下したい。
いつ頃の話とか、地域等々具体的には伏せさせてもらう。
 自分宅も、通っていた高校の近くも、地域一帯の治安がよろしくなかった。
入学当初、親戚には「あそこは女の子殺されてるんだよー。」と半ば脅かされていた。
親も心配になって自転車通学を許してくれなくて、高校三年間バス通学だった。



 そんなある日、その近くで子どもAの失踪事件が起きた。
身代金目的の誘拐ではなかったらしく、Aがいなくなってすぐに公開捜査になっていた。

「 アンタが小学校の時もあったわね~。」と親も興味津々。
「 小学校にBちゃんって子、いたでしょ?」
「 Bちゃんもいなくなったけれど、その日の夜の十時頃に巡回中の警察に保護されたのよ。」
「 緊急連絡網が回ってきた時はさすがに緊張したわよ。」
「 ふーん。でも、こんな騒ぎにはならなかったよね?」
「 そうねー。このAのいなくなった場所から少し離れたところでね、Bちゃんは保護されたのよ。」
「 普通なら、小学生の歩く距離じゃないじゃん!」
「 Bちゃん、まだ低学年だったのよ。ちょっと普通じゃないでしょう?」

(Bちゃん宅)―《五十分》―(Bちゃん保護)―《五分》―(A失踪現場)
※《》は徒歩の場合

「 それで、PTAが学校やBちゃんの親に聞いたらしいんだけれど。道に迷ったってことで終わったわ。」
「 っていうか、話がそれたよー。Aって子が問題だよ。早く見つかると良いね。」

 新聞やテレビでも、速報的な扱いでAの失踪事件を報道して協力や情報提供を呼びかけていた。
印象的だったのはAの親の名前・職業等が詳細に報道されていたこと。
 テレビの映像でも警官や警察犬の数がやたらと多かった気がした。
うっそうと木が茂っているけれど、山の中でもないのに初動捜査にかなり力を入れていた。
自分も「あんな所でも子どもがいなくなるんだー。車通り激しいのに」とビックリしていた。



 後日、Aは失踪現場で無事に発見された。
失踪直前にAに接触していた人物も任意の事情聴取(?)されたらしいが、否認。
Aは失踪現場にずっといたと証言して事件性は無いとされて、報道も沈静化。

「 おかしいよねー。警察犬が探しても、Aが見つからなかったんだよ。」

警察はあの初動捜査の段階でかなりの人数を投入していたのに、Aを即保護できなかった云々、新聞にも責められていなかった。

「 何で、失踪現場にずっといたってAは言ったんだろうね?」

自分がそう聞くと、親はちょっと間を空けてこう言った。

「 あんなの嘘に決まってるでしょうが。子どもが無事なら、それで良いの。」
















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