日々の出来事 8月10日 人間の証明
今日は、ジョー山中が大麻所持で逮捕された日です。(1977年8月10日)
ミュージシャン ジョー山中は、映画“人間の証明”で、ハーレムから日本へ母を訪ねてくる黒人青年を演じ、また、この映画の主題歌も大ヒットしたことで有名です。
1977年8月10日、ジョー山中は、ジャズ喫茶店経営の赤井和生から、1975年2月大麻20g、1976年5月には0.3gを購入したとして逮捕されました。
この事件を切っ掛けに、この年の芸能人の大麻汚染は大きく広がり、9月には井上揚水、川田耕作、桑名正博、にしきのあきら、内藤やす子等の芸能関係者60人余りが芋づる式に逮捕されました。
さらに、ジョー山中の供述から、内田裕也も9月24日に大麻を回し飲みしたとして事情聴取を受けています。
ジョー山中は、芸能界において、渡瀬恒彦やジェリー藤尾などと並んで「喧嘩最強」との呼び声が高いことで知られていました。
安岡力也をタイマンで半殺しにしたほか、日比谷野外音楽堂でのコンサート中に、全共闘のメンバー十数人から殴り込みを掛けられ、ステージ上で大乱闘になった際、ボクシングで返り討ちにしただけでなく、演奏が終わった直後に逃げた相手を追いかけ、「それ以上殴ったら死ぬ」と止められるほどボコボコに殴りつけた、などといった武勇伝が数多く存在します。
しかし、安岡力也と同様に病気には勝てず、ジョー山中は、2011年8月7日に肺癌のため神奈川県横須賀市の病院で死去、64才でした。
CMシーン
大麻が飛ぶシーンで~す。
スローモーションで、ゆっくり大麻が山間の美しい渓谷を飛んで行きます。
音楽流れま~す。
Mama~ do you remenber~♪
セリフ入りま~す。
「 刑事さん、ぼくのあの大麻どうしたでしょうね?
ええ、夏碓氷から霧積へ行く道で、渓谷へ落としたあの乾燥大麻ですよ。」
( 西条八十さん、ごめんね。)
テレビのスポットCM“人間の証明”は、なかなか美しいものでした。
CM
“ 覚醒剤やめますか? それとも人間やめますか?”ってのもあったなァ~。
押尾学、のりピーも捕まってしまいましたね。
そう言えば、マコーレー・カルキンも、ボロボロですね。
カルキン余命半年 重度のヘロイン中毒(2012/08/03)
米映画「ホーム・アローン」シリーズの子役で知られる俳優マコーレー・カルキン(31)が、重度のヘロイン中毒で余命半年だと報じられた。
ナショナル・エンクワイアラー誌によると、カルキンはヘロインと強力な鎮痛剤の中毒で、1カ月の薬代は6000ドル(約48万円)にも及ぶ。
交際していた女優ミラ・クニスとの破局が原因で1年半ほど前から薬物にのめり込み、医者から余命半年と宣告された。
人間の証明
☆今日の壺々話
麻薬犬フレンダー号の業績
ニューヨークの高校では、少年達に麻薬の害を教育すべく、警察に講演を依頼しました。
麻薬がいかに身体を蝕むかについての講演の後、麻薬犬のデモンストレーションの時間となりました。
少年達を見回しながら、講師の警察官はにこやかに言いました。
「 実は、事前に麻薬の入ったバックをひとつ、校舎内のどこかに隠してお
きました。
さて、麻薬犬のフレンダー号は見事探し出せるでしょうか!?」
そして、綱から外されたフレンダー号は、嬉しそうに吠えながら校舎内を走り出しました。
「 ワン、ワン、ワン、ワン!!」
・・・20分後。
フレンダー号は、校内で8つの麻薬の入ったバックを発見しました。
「 これって、ちょっと、多いな・・・・。」
痛い季節
高校にいた頃、普通の不良とは違う「本物のワル」を演出したくて腰にガンベルト巻いて、そこにエアガン差してた。(一発撃つごとにスライド引かないと撃てない、対象年齢10歳以上1980円)
あとフリスクをビニール袋に入れてコカインっぽく装ってた。
ガタガタ震えながらおぼつかない足取りでトイレに向かいわざと廊下から見える位置でフリスクを口に含む。
口に含んだ瞬間体をブルルルッて震わせて「シィイッ・・・!っはぁ、はぁ・・・」みたいに本物のヤク中を演出。
クラスメイトが「それ何?」って聞いてきた時は、「・・・お前もやるか?気を付けろよ、三秒でぶっ飛ぶ」と言ってニヤリと不敵に微笑み。
ある日調子に乗りすぎた俺をシメにきたヤンキー達が教室に現れた。
俺はエアガンで脅してやろうと思い、速撃ちの体制を取った。
「本物の銃かと思ってビビるぜ、アイツら。ククク」と思った。
俺は周りのクラスメイトに「頭下げてな、コイツらは俺の獲物だ」と言い放ち銃を向けた。
当然ヤンキーは偽物だとわかり「撃てよホラw」と挑発。
焦った俺は後に引けず引き金を引いた。
「ポンッ!」と勢いよくBB弾がヤンキーの腹に当たった。
ダメージは0だった。
意識が無くなるまでボコボコにされた。
それ以来俺はおとなしくなり、最低の高校生活を送った。
後から知ったことだが俺は「フリスクで飛ぶ奴」や「ビバリーヒルズコップ」「アラモ」などと呼ばれていたらしい。
書いてて今涙が止まらない。
依存性
依存性の強い麻薬、覚せい剤とかコカインとかをやると、脳の神経細胞に新たに手(樹状突起、シナプス)が伸びて、脳内に「麻薬を再び求める回路」が新生するんだって。
脳が縮む一方で新生回路ができる。
常人にはない回路で、麻薬を求める優先順位が高くなるんだって。
例えると、
“ Windowsパソコンでいえば、動画再生処理にリアルタイム優先度が「1」になってマウスすら動かない。
まずウィンドウズメディアプレイヤーを起動させ、
タスクバー右クリック → タスクマネージャ → プロセス → wmplayer.exe → 優先度の設定 → リアルタイム
「警告:予期しない結果になることがありますが、本当に変更しますか?」 → はい、クリック!
骨董品級の低スペックパソコンのウィンドウズメディアプレイヤーで大画面エロ動画再生 → マウスすら動かず、再起動できない。 ”
その「麻薬を再び求める回路」ができ、麻薬を求める優先順位が高くなると、麻薬を追い求めてもう現実の社会に帰ってこられない。
人生を麻薬獲得にささげちゃう。
脳内にある悪魔の神経回路を摘出したり、悪魔の神経の糸を一本一本切る脳外科技術は現在ないよ。
現実の社会に帰ってきたような演技、芝居はできるけど、それはあくまで演技で芝居。
ヤクのある風景
五歳になるうちの娘が、自分の左足の親指と人差し指の間に注射器の針を刺して薬物を注入していたので、私がそれは何だと尋ねたら一言「シャブ」と答えた。
私は思わず窓の外のベランダに行って宙を仰いだところ、隣の家の七歳になる息子が敷布団に乗って空を飛んでいた。
「空を飛べるなんて凄いじゃないか」と私は言った。
「ふざけんなクソ親父ぶっ殺すぞ」とその子は言った。
部屋に戻ると娘はすっかりぶっ飛んでいて誰もいない空間に笑いながら話しかけていた。
確かに私はリストラされて失業保険で暮らしている身だ。
しかしここまで自分や人様の子供に舐められていていいのか。
私は猛然と部屋の片隅に置かれていた金属バットを手に取りさっきのガキにヤキを入れるべくベランダに飛び出した。
空を飛んだことはないが、七歳に出来ることなら十三歳になる私にだって出来ないことはないだろう。
「このクソガキがぁ!!」と言ってベランダから飛び出そうとしたら、その七歳のクソガキは相変わらず浮いている布団の上で大量に発生したカラスに取り巻かれて半泣きになっていた。
私はこの一件を都知事に報告すべく電報を打つ用意をした。
原因は色々あるんだろ
ヤク中で壊れてた友達がいたんだけど、人といる時は大体普通なの。
もうそっち系はやめてたし、病院にも通ってたんだけど。
んで、ある日俺はお前もうちょっとしっかりしろよって年上のそいつに注意したのよ。
そいつは、
「 そうだよな、俺もそろそろしっかりしなきゃな。」
とか言ってて俺も頑張って欲しいなと思った。
そして、その晩飲んで俺んちに泊めてやったんだけど、俺が寝てる時にふいに起き出して、
「 なんで俺があんなクズに注意されなきゃいけねえんだ?
今のうちに殺してやろうか?」
と、独り言を言い出した。
そこからもう一人の人格とのやり取りが始まった。
「 あのガキまじで殺すぞ!!!」
「 違う!俺はあいつを友達だと思ってる!」
「 嘘付け!あんなガキ殺してしまえよ!」
「 いやだ!やめろ!やめろ!」
俺は寝たふりをしてたが、マジで生命の危機を感じて臨戦態勢だった。
ほんとに怖かったよ。
今はもう更生してるようなんだけど・・・。
もう、7年ぐらい前の話になるかなぁ。
当時ソフトウェア開発の仕事をしてて、ほとんど毎日終電帰りなんて生活をしてたんだけど、そんな中、同僚の一人、目の前の机に座ってた奴がいきな「うきゃおー!」っていう奇声をあげて立ち上がった。
その後トイレに駆け込んで、血のあとが残るほど大暴れしたあと、会社からかけだして行方不明。
結構ハードな職場だったんで、鬱やら体をこわしたなんて言うのでやめていった人間は多かったけど、目の前でおかしくなったのを見たのは初めてだったなあ。
約半年前、暇だから近所のパチ屋でパチ台打ってた。
結構客はたくさんいて俺が4Kくらいかな。
玉替機に金を入れようとした時、隣のオヤジが突然キレた。
『 なんで玉入んねーんだよぉぉぉぉぉぉ!!!』
『 ピンク色ぉぉぉぉぉぉ!!!』
そして、どこにそんなもん入れてたの?と思うくらいのでかいモンキーレンチ。
それを使って台のガラスと中の液晶とかを破壊してた。
破片は周りに飛び散り、そのシマ周辺はパニックに。
速攻店員がいっぱいきて殴られながらも取り押さえ、事務所へ連行。
引きずられながらも、色がどうのこうのずっと言ってた。
最初はまともに文句言ってたのに。
ピンクとは何事か・・・?
昨日、近所の知らない爺さんが家に向かって走ってきて、立て掛けたあった雪かき用のシャベルで、家のガラス張りのドアを叩き割った。
そのあと爺さんは地べたで駄々こねてわーわー喚いてたんだが、すぐに家族に連行された。
後で知ったことなんだが、その爺さんは近所でも有名なアル中でよくその家族にも暴力を振るってたらしい。
今回はフラッシュバックのせいで事を起こしたそうだ。
その時初めてアル中が怖いと思った。
高校生の頃、友人達と電車に乗り帰宅していた時の話です。
5人掛けのシートに友人4人が座り、端が空いている状態で、私は正面に立ち話していました。
途中の駅で、赤ちゃんを抱えた30歳前後の女性が乗ってきて、わざわざその隙間に座ったのです。
私は他にも席が空いているのに、変な人だなと思い何気なく赤ちゃんを見ました、
人形でした。
横に寝かせると目を閉じる人形です。
見てはいけないものを見たような気がして視線を逸らしましたが、時すでに遅く、上ずった声で「見たでしょ」とつぶやいています。
その声で友人も気がつき、思わず「コワ」っと声を出してしまいました。
その一言で、彼女のリミッターが吹き飛び、言葉にならない罵声、叫び声が電車内に響きました。
その後私達の降りる手前の駅で、彼女は降りていきました。
中学時代のN先生。
N先生は、その瞬間まで、ぜんっぜんフツー。
生徒を指名し音読させたり重要な箇所を板書しながら解説したりしていたのに、急に
「 あ!」
と小さく言って天井を見上げ、“え、なに?” と生徒もつられて天井を見上げる。
そこで先生、天井の板目の数を、
「 1・・・2・・・3・・・4・・・。」
と数え出した。
「 せ、・・・先生? あのぉ、授業は・・・?」
と生徒が質問しても、
「 18・・・19・・・20・・・21・・・。」
とN先生は無視。
十分以上経過した時点で、N先生は奇声を上げ生徒全員が教室脱出。
職員室へ他の先生を呼びに行きました。
クラスメイトにMという男がいた。
俺の高校では音楽の時間歌のテストがあった。
一人がみんなの前で立って歌うってやつ。
次々とテストは進んでいきMの番。
伴奏のイントロまではよかった。
しかし、歌いだしたとたんMは豹変した。
猛烈な勢いで踊りだしたのだ。
ジャニーズやらが踊ってるような感じで。
皆が見ている方に笑顔で手を振るというファンサービスまで。
他のクラスメイト( ゚д゚)ポカーン?
伴奏中のピアノの上に飛び乗り、天上に頭を打ちつけながら激しくジャンプ。
歌の最後にシャウトしつつ全力疾走で教室から退場。
俺は限界だと思った。
あと、そんな状況でも最後まで伴奏を続けたO先生も限界だと思った。
ホームアローン
妹が小学生の頃「泥棒発見器」と言うものを作った。
確か薄っぺらいボタンみたいなものを押すと「あら~、奥様!泥棒ですよ!」と妹が吹き込んだ声がどこからともなく流れてくるもの。
このボタン、本当に薄いもので絨毯の下に入れるとちょっと膨らんでるかな程度のもの。
兄と母は「こんなものw」と馬鹿にしていたけど妹は至って真面目に作っていて「お姉ちゃん…」とよく泣きついてきた。
父はべた褒め。
んで、この「泥棒発見器」が役に立つ時が来た。
夜中、確か二時ぐらいに家に金銭目当ての泥棒(近所では常習犯だったらしい)が入ってきた。
二階の出窓の近くには絨毯が置いてあり、そこに妹は「泥棒発見器」を置いておいたそうで、すやすや寝ていると「あら~、奥様!泥棒ですよ!」と部屋中に響いた。
音量MAX。そして夏だった。
部屋を開けて寝ていたので近所に響き渡った。前・左・右三軒ずつぐらい。
そしてもう一個妹が仕掛けておいたトラップが泥棒にヒット。
痛がって動けない泥棒はあっけなく逮捕。
可笑しいのは泥棒も少し笑っていて警察も苦笑いしていたころ。
ただ、プロが作ったものじゃないのでスイッチが言うことを聞かなくて「あら~、奥様!泥棒ですよ!」と警察が来るまで鳴りつづけたのがちょっとね…。
みんな可笑しいのとパニックで、配線を切れば止まるというのに気付いたのは警察が帰ってから。
けど警察車両に乗ろうとしていると、近所にもこの泥棒に盗まれたことがある人がいて泥棒に殴りかかってしまい大騒ぎだった。
泥棒、顔に大きな痣作って血も流れてたから相当強く殴られたんじゃないかな。
その後その泥棒が自分の親戚の一人と言うことがわかり、また大騒ぎ。
父は母の再婚相手で父の親戚の一人だったらしい。父の祖母も祖父との再婚相手だったので父も面識がない親戚。だから自分たちも面識がなかった。
近所中に謝り倒して自分たちは引っ越しをした。
もう一個妹が仕掛けておいたトラップは?
妹のもう一個のトラップは、外から入ると踏まない場所で中から出窓に上がるときに必ず踏んでしまうところに、見えない細い糸?かなんかを張っておいて、それを踏むと右から左へ振り子のように野球ボール(海で拾ってきた硬式用の奴)が、ちょうど胴体のところに当たるようになってたらしい。
でも子供の体、例えば幼稚園生かなんかだと頭に当たっちゃうかもしれないからその辺はめっちゃ怒られてたけど、まぁ気付かないうちにいろいろ仕掛けたもんだと思ったよ。
他にもベランダのところにバケツとか、二階のあまり使わない部屋の窓とかに、外から入ろうとすると網戸に触れた瞬間バウンドして外れたりとか…。
まぁ全部夜にだけ仕掛けて朝には戻していたから家族には被害がなかったからいいけどね。
なんというヘルハウス!
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