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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 995 体が硬い2

2009-06-19 | カイロプラクティック
小学生位でも体前屈して指が床に着かない子が多い。CCRKに訪れる小学生の8割近くが着かない。硬いといってしまえばそれでおしまいなのだが「硬い」の一言で片付けることはできない。

また、この体前屈は体力測定の項目の一つにもなっている。FFD何センチで●●才代・・・何の意味があるのか知らないが評価するらしい。柔軟性を評価しているのだろうがメタボと同じで意味が無い。

機械的な評価では柔軟性の欠如は老化現象の一つとであると評価しているのではないか。柔軟性の欠如は老化現象ではなく神経機能異常が関係している。やはり柔軟性の欠如は神経機能の評価をするべきである。

この体前屈ができず誤解されている症状がある。体前屈をするとハムストリングスのスパズムが顕著にでてくる。このような選手は腰痛症も持っている。

このような状態で筋疲労が高度になりハムストリングスのスパズムが極限に達すると限局した痛みが運動時に起きる。「肉離れ」と間違われることが多い。それも専門家にである。

あるいは慢性化した痛みは「坐骨神経痛」などと診断されことがある。腰痛などの症状が併発していたら「ヘルニア」などといわれることもある。MRIでヘルニアが見つかるものなら大変ことになる。手術などを勧められることもある。

普段から体が硬く下肢の張りがある選手がスポーツ動作をきっかけにハムストリングスなどに急激に痛みがでた場合には軟部組織の損傷が問題なのか機能が問題なのか見極める必要がある。早期復帰には絶対不可欠な鑑別診断である。

「うちの子は体が硬いんです」解っているなら早期に改善すきことである。



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