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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

N0 124 捻挫

2005-09-28 | カイロプラクティック
昨日来た 主婦(25歳)患者さん。この患者さんは以前から半年に1回くらい、忘れた頃に腰痛でやってくる。治療後は楽になりその後は継続治療など頭にない。昨日も朝一で予約の電話が入った。

治療室に入ってくるとき足を引きずっている。今日はどうしましたか? また、腰ですか? 「実は、昨晩バスケットの練習をして足を捻りました」捻挫をしたようだ。受傷後すぐにアイシングをしなかったため腫脹が酷い。足をつくのも痛がっている。現代医学的な症状から行くと中程度の捻挫というところである。練習復帰まで通常であれば3週間くらいかかるだろう。

柔道整復師の治療の中で捻挫に対して受傷部位への矯正をした場合と、しない場合ではどちらが早く治るかという議論があった。比較することは難しい。全てが同じ捻挫ではない。だが、小生は矯正したほうが早いように思える。これも臨床経験からである。

ここで言う矯正とは、骨がズレたからズレを元の位置に戻すという構造学的な矯正ではない。捻挫をした関節周辺の機能低下した受容器に小さな振動刺激を与えれば十分である。痛いところに痛いことはしない。

治療後は70%の痛みが消失し、歩行、膝90度までの屈伸が可能になった。2週間3,4回で練習復帰させるつもりである。「先生、4,5日したら練習できますか?」・・・できない。    (小生は柔道整復師の免許を持っている。誤解なきよう。)

拳骨

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