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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 461 「養生訓」に学ぶ

2006-12-08 | カイロプラクティック
ある雑誌から。
貝原益軒「養生訓」に学ぶ・・・という記事が目に付いた。「養生訓」という書物は九州・黒田藩士だったときの益軒が八十を過ぎてから書いた書物である。

難しいことはわからないが、この一説に「人身の根本は気にあり」という説が出てくる。最近は社会的にも健康に注目が集まってきている。日常の会話でも健康についての会話が多くなっている。

挨拶代わりみたいにも健康についての会話が聞かれる。「どう? 体の調子は?」「最近からだがだるくて」「血圧は?」「糖尿病は?」などの会話が聞かれることが多くなってきた。

現代人の健康観が西洋医学的な臓器名や病名が健康観であるが、「養生訓」は臓器名や病名が一切出てこないということである。近代西洋医学の解剖生理学を基本とした現代人の体や命に関する考え方とは違うらしい。

人体の中心に骨があり、その周囲を臓器や筋肉が取り巻いているという発想自体が「養生訓」にはないらしい。では、益軒は人間は何でできている考えたか?益軒はそれを一言で「気」と説明している。

体や命の大本に気というものがあり、気が調い充ちていれば健康になり、逆に気が減ったり滞ったりする時は病気になると考えたらしい。その意味で「養生訓」は気の医学といってもいい。・・・・「養生訓」これから勉強したい分野である。

拳骨








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