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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 1043 身体との会話9

2010-02-03 | カイロプラクティック
ハワイセミナーの講義の内容で40年以上の臨床研究による検査法。

腰椎と骨盤の検査と手順で、Dr.Fuhrの40年以上の臨床研究の末に完成された検査法である。整形外科学検査や神経学検査、あるいは画像検査と筋骨格系の検査法は沢山ある。

最近の筋骨格系の有効的な検査法として画像診断が優先される。なかには患者さんの身体に一切手を触れず、触診や整形外科学的、神経学的検査をまったく行わず、画像のみの検査で診断を下すことが多くなっている。

身体を診るというより、画像をみる。生身のからだを診ずにテレビゲームのような絵をみて診断を行う。絵には痛みは映ってはいない。映ってはいないものをみて痛みの評価は勿論、原因などわかるわけがない。

カイロプラクティックは神経機能障害をみるものである。腰痛や下肢痛がどこのレベルで神経機能障害が原因でハード面の問題を引き起こしているか明確にしなければならない。

神経関節機能障害は画像では診ることができない。画像は結果を診るものであり原因を特定したり、痛みをみるものではない。よって腰痛や下肢痛の的確な診断はできない。骨折や癌などの鑑別診断には欠かせないものであるが、それ以上のものではない。

腰椎部や骨盤部の神経関節機能障害は腰痛や下肢痛、臀部痛、こ関節痛などなかには膝痛などの痛みを引き起こすことが明らかになっている。どこのレベルでどのような機能障害があるか鑑別することが早期解決の決め手となることは間違いない。

そこで、Dr.Fuhrが40年以上の臨床研究から画像や他の検査を頼らないシンプルで的確な検査法を確立した。勿論、他の検査は必要に応じて行うが前提である。

この検査は腰痛、下肢痛あるいは骨盤部の痛みに関わる鑑別である。ディスクの問題、仙腸関節、ファセットの問題、更にこれらに加えて中心性、末梢性の痛みか、これらを組み合わせることによって的確に腰痛、下肢痛に関わっている神経関節機能障害部を明確にしてくれる。

小生もハワイから帰国後、早速臨床で使っているが面白いように明確に見つけ出し治療効果を上げている。ハワイセミナーに参加された先生方は既に使って効果を上げていると思う。次回のセミナーかあるいはTrack3になるかわからないが今年の公認セミナーでは正式にプログラムに組み入れられと思う。

拳骨

【ANJ臨床研究会開催のご案内】

日時:2010年2月14 日(日) 午前9:00~12:00 午後1:30~4:30
会場:東京・日赤会館小会議室203 (2階)
募集定員:20 名

受講資格:2010年度AMI 国際、ANJ国内ベーシック、アドバンス認定者のみに限定させていただきます。
*アクティベータ施術院データーベース登録されている認定者のみです。
 詳細はこちらで確認してください