日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

イオの漫画連載

2013-12-08 09:00:00 | (愛)のブログ


漫画「コッソンイ」がイオ12月号で最終回となりました。
2年間、連載された漫画「コッソンイ」。
児童・生徒たちの正直な気持ちを綴った文章を漫画としておこしたこの連載は私も楽しみな企画のひとつでした。
見ていて明るく楽しめるもの、考えさせられるものなどなど、漫画ならではの手軽さで読めるのも魅力でした。
2012年3月号に掲載された「わたしたちの校舎」は、3頁と短いながらも読んでいて自然と涙がでてしまう内容でした。

2011年度から始まった漫画連載。
それまで小説の連載も掲載していたものの、やはり子どもも一緒に楽しめる雑誌なら漫画を掲載したい!という思いで企画したのが、漫画「こころとマウム」。
(こちらは現在イオHPで無料ダウンロード中なので、
http://www.io-web.net/2013/10/ebook/
まだ読んだことがないという方はぜひダウンロードして読んでみてください!)
3年間漫画を描いてくれていたのが、私の朝鮮大学校美術科時代の同級生です。
朝鮮学校の教員もしながら忙しい毎日を送るなかで、毎月描いてくれていました。

彼女のほんわかしたタッチは学生時代から好きでした。
将来は彼女は絵本なども描きたいと話していて、私もなんとなくアートに携わる仕事がしたいと思っていたので、
学生時代にいつか一緒に仕事ができたらいいね~なんて漠然と話していたのですが、
その約束がイオで叶うことができました。

漫画連載が始まったときから子どもたちからの読者ハガキも徐々に増えてきたので、
3年間掲載できて本当に良かったと思います。
雑誌作りというものはたくさんの人たちの手によって作られていく、それが刺激でもあり、楽しみでもあります。

さて、来年度のイオは漫画は掲載されるのか?
されるとしたら、どんな題材どんなタッチで?
それは12月中旬発行のイオ2014年1月号でどうぞご確認ください~!!(愛)

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2 コメント

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Unknown (オタトンポ)
2013-12-09 17:56:49
私はこの連載、とても好きでした。
細かい描き込みこそないけれど、ざっくりしたタッチがそれもまた「味」で、何より画風の親しみやすさが、シナリオとして使われているウリハッキョ生徒や日本の方の手記のエッセンスをよく活かしていたと思います。

とりあえずこれまでの連載は終了のようですが、上の画像を見たところ、どうも同じ作画担当の方が続けて新連載をされるような…?

ひとまず新年号を楽しみにしております。
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Unknown ((愛))
2013-12-12 12:05:09
オタトンポさま、コメント、連載の感想ありがとうございます。
漫画を描いた彼女も喜ぶと思います。
新年号、楽しみにお待ちください^^
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