日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

フレンドシップフェスタ

2013-06-14 09:00:00 | (相)のブログ
 先週日曜日、東日本大震災復興支援・交流イベント「第3回フレンドシップフェスタ」に参加してきました。
 同イベントは東日本大震災の被災地復興支援、朝・日友好と交流などを目的に掲げて2011年から在日本朝鮮千葉県青年商工会、在日本朝鮮青年同盟千葉県本部の共催の下、千葉朝鮮初中級学校を会場に行われているものです。3回目を迎えた今回も地域の在日朝鮮人、近隣の日本市民らが数多く参加し、にぎわいました。千葉市と公益財団法人千葉市国際交流協会が後援するなど、地域の交流イベントとしての認知度も年々高まっています。
 当日は天気もよく、というか炎天下でしたね。以下、フェスタのようすを写真で紹介。
 
 
 各種飲食物の出店
 そして、在日同胞が企画する行事では定番ともいえる七輪焼肉。いい肉使いましたよ(写真撮るの忘れました)。

 
 イオ6月号にも登場した李相勇さんによるタロットカード占い

 
 ドクターフットによる足つぼマッサージ

 
 第1回から行われている定番の「KJキムパブ」づくり(朝・日交流の発展と友好を願い、朝鮮と日本の食材を使って20mの巨大のり巻きを作る)

 ほかにも国際交流フットサル大会や千葉朝鮮初中級学校生徒の公演、古本市(CDや服も売っていました)、豪華商品が当たる抽選会など盛りだくさんの内容。
 イベントの収益金は千葉県の被災地域(旭市)と「あしなが育英会」の震災孤児支援プログラム、そして福島朝鮮初中級学校へ寄付される予定です。

 私は、というと、スタッフとして1日労働奉仕。この日やった仕事は、
 エビに串を刺す、出来上がった焼きそばをパックに詰める、会場を回りながら食べ物を売りさばく、写真を撮る、途中サボリながら知人が座るテーブルで焼肉をつまみ、水分を補給(あっ、これは仕事ではないですね)、後片付け、などなど。
 「フェスタを通じて朝鮮学校や在日コリアンのことをもっと身近に感じてもらいたい」「母校と、そこで学ぶ子どもたちのために、被災者など苦境の中にいる人たちのために何かをしたい」―スタッフからはこのような言葉が聞かれました。
 一日限りのイベントにすぎないのは確かですが、継続することで、バージョンアップさせていくことで何かを作り出すことができるのではないか、この場で生まれた出会いや培った経験が今後につながっていけばいい―漠然としていますが、そんなことを考えながら帰路につきました。(相)

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