日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

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2018-05-21 10:00:00 | (理)のブログ
 先週から出張に来ている。福岡→長崎→山口→大阪というコース。
 今回の出張では、会う人ほとんどが日本の方々だった。出張へ行って朝鮮学校関連の取材がないのは珍しい。
 まずは「日本の中の外国人学校」の取材で福岡インターナショナルスクールへ。続いて、「緊急ルポ・入管の収容問題を追って」の取材で長崎県大村市を訪ねた。

 長崎へ来るのは初めて。せっかくなので「ウリショップ」(同胞が経営するお店を紹介する連載)の取材もしたかったが、もともと予定していた方と都合がつかず断念。参考に、県内で現在イオがどれほど読まれているか本部委員長に伺う。約45冊だという。リアルな数字ではある。次回、長崎へ来る機会があれば購読者にも会ってみたい。

 今日はこの後、山口県宇部市で「この街のオンマオリニサークル」の取材をする。数日ぶりに同胞コミュニティの取材だ。
 明日は7月号の表紙の撮影補佐として大阪へ。4月号で金星姫弁護士を撮影して下さった朴敦史さんが、再び撮影を担当してくれる。

 ふと、これまでに訪れた都道府県を数えてみると、なんと47中32になっていた。残り15県…! 東北地方では山形、関西地方では滋賀、中国地方では島根、九州地方では佐賀、熊本、宮崎、鹿児島。北陸3県と四国地方はどこも行けていない。そして沖縄。

 これまで行ったことのない場所へ行くと、そこでまたグンと関わりや出会いが広がる。その土地の風土や人々が持つ雰囲気、方言などに触れられるのもいい。
 同じ場所へ何度も通って自分の気持ちや人とのつながりを深めることも大事にしつつ、これからも積極的に色々な場所へ行ってみたい。なんとなく、それぞれの土地への好奇心が芽生えた出張期間だった。(理)