日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

大阪朝高ラグビー部、3回戦で敗れる

2013-01-01 14:07:28 | (K)のブログ
 1月1日、花園ラグビー場で、大阪朝高ラグビー部がベスト8進出をかけ、茗溪学園(茨城県代表)と対戦しました。共にBシード校で茗溪学園はラグビーの名門校。バックスもフォワードも強く、速い展開のラグビーが持ち味です。今日も接戦が予想されました。

 初戦とはうって変わって晴天に恵まれ、グランドコンディションも良く、両校、どちらが持ち味を出すのかが試合を左右すると予想されました。試合立ち上がりは、相手にPGを決められ先制されたものの、朝高が連続2トライを決めて逆転、得意のフォワードによるモールからの攻撃もさえていました。(写真)





 しかし、茗溪のバックスによるアタックが素晴らしく朝高のディフェンスを突破していきます。3連続トライを決められ再逆転を許します。
 後半も相手のペースを崩せずに点差が開いていきました。朝高にミスや反則が多く出たのも痛かった。結局、24対37で負けてしまいました。

 振り返ってみると、前半終了間際と後半最初に敵陣ゴール手前まで攻め込み、トライを奪えなかったのが痛かった。それだけ相手のディフェンスもよかったといえます。トライの数は共に4つで、少しの試合展開の違いで、結果もまた違っていたかもしれません。惜敗だったと言えるでしょう。

 試合後、呉英吉監督は「相手をロースコアで抑えて勝つのがうちの持ち味なのに、負けるパターンになってしまった。自分たちのディフェンスができなかった。しかし、このチームは今までで一番成長したチーム。結束力が高くチームワークがよかった。よくがんばってくれた」と、敗因を振り返ると共に選手たちを称えていました。
 キャプテンの金大地選手も、「ミスや反則は焦りがあったから。この経験を次のチームに生かしてほしい。このチームで試合ができたことが一番の財産」と語っていました。
 新チームは4日から練習をスタートさせるそうです。来年もまた花園で元旦を迎えたいと思っています。

 遅れましたが、あけましておめでとうございます。今年も、月刊イオ、日刊イオともに、よろしくご愛読お願いいたします。(k)