あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

中央官庁、実施に温度差=「帰れない」「中途半端」の声

2017-02-24 | 政治・経済・社会・ニュース
「 政府はプレミアムフライデーで、消費喚起と働き方改革の「一石二鳥」を目指している。

 ただ、初回となった24日、中央官庁の実施状況はまちまち。足元でも浸透へのハードルは高そうだ。

 「率先して、オリジナリティーあふれる『ちょっと豊かな時間』を過ごそう」。
旗振り役の世耕弘成経済産業相は職員にこう呼び掛けた上で、自身も午後3時前に退庁し、
冬季五輪種目のカーリングで汗を流した。

同省電力安全課の若手、野村早奈美さんは「同期の友人とディズニーランドに行く。
土日は他にやりたいことがあるので、平日に行けてうれしい」と声を弾ませた。

 もっとも、経産省以外の中央官庁の対応には温度差も見られる。
2017年度予算案の国会審議を抱える財務省では、3時に退庁する職員の姿はまばら。
男性幹部は「国会答弁の準備がある。帰りたくても帰れない人が多いのでは」と冷ややかだ。

 政府は2年前から勤務時間を1~2時間前倒しする夏の朝型勤務「ゆう活」を推進しているが、
国民への浸透は道半ば。プレミアムフライデーに対しても、「『働き方改革』というのなら、
いっそ休みにすればいい。いかにも中途半端な取り組みだ」(内閣官房・男性職員)と広がりを
疑問視する声も出ている。」
                               (「時事通信」より引用)



今日から始まったプレミアムフライデー。

一部の企業で導入された月の最終金曜日は15時に仕事を終え、残業しないで帰りましょうという
制度らしい。

ニュースやら情報番組では、15時に仕事を終えると、あんなことができる、こんなことができると
紹介していた。


確かに常日頃から残業なしで、早めに帰ることが出来ることが理想的なんだろうけど、
それぞれ仕事の内容ではそうもいかない現状もあるので、この制度を全ての企業に導入というのは難しい、
というか不可能だろう。

まず、どうしても15時以降もお客さんと接しなくてはならない企業は導入できない。
15時以降に一切接客することがなく、また電話がかかってくることもない企業であれば、
とりあえず手元にある仕事を先送りすれば導入できる可能性はある。

そもそも、今日の仕事を明日に回せばすぐにでもおそらく帰ることは可能であろう。

それこそ、明日朝イチで提出しなくてはならない書類の作成とかになると今日のうちに仕上げておきたいし
それを明日出勤してからどうこうする時間もない状態だろうし。


みんなが横並びで一斉に用意ドンといかないのは、誰もが分かっていることだが、
ただ、こういうことをきっかけに今やってる仕事を改めて精査し、どうしたら効率良くできるかを
考えたり、人事配置が正しいのかとか組織全体で見つめ直す機会にすれば、
単純に最終週の金曜日だけのことに留まらず、日々の業務の中で大きな意味が出てくるのでは
ないだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする