満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

梅雨明けDA!

2008-07-19 16:51:05 | 雑記

皆様ごきげんよう。いやあ寝た寝た、黒猫でございます。ついに梅雨明けDA!夏が来るよ~!ヒャッホーイ!わたしは夏が好きです。汗っかきなのでその辺は大変ですが、寒いと活動停止してしまうので(笑)。暑すぎる時は「ここはインドここはインド、隣にはラジニ、ごはんにはマサラドーサ、マンゴーうめぇ」と自己催眠をかけます。するとあら不思議、へっちゃらに。皆さんもレッツトライ。ただ、「効かなかった」等の苦情は受け付けませんよ(笑)。

梅雨明けを記念してブログの壁紙も変えました。夏だぜ!という感じに。

金曜の夜も疲れ切っていたんですが、飲みの予定もないならジムに行くのがわたしの性。でも気分的に直行したくはなかったので、前々から検討していたDAWソフトを買ってから行きました。

DAWとはDTM(デスクトップミュージック)をやるのに必要なソフトです。
要するに、うちのMEIKO姐さんに本格的に歌ってもらおうと思ったら必要なソフトなのです。
じゃあお前今まで何やってたのと問われると・・・キャハ☆としか言いようがないんですが(キモい)、まあ、CDなどに合わせてめーちゃんに歌ってもらって満足してました。
そう、伴奏と合成しないままで。
アンタそれどんだけよ、と言われればそれまでです。ええ。

でもついに買ったよ!
どれを買うかは色々迷ったんですが、Music Makerにしました。
DTM初心者用モデルとしてもおすすめということと、ソングメーカーという機能でほとんど自動で曲が作れてしまうこと、あと値段等を考え合わせて決めました。

実はこのソフト、「初音ミクのバックバンドに」と公式に謳っています。
そのつながりで「jamバンド版」という萌え絵パッケージ版まであるくらい。でも製品の内容は変わらないということなので、わたしは通常版を買いました。あと最近出た「はじめてのMusic Maker」というガイドブック。これが結構高かったですが、製品についてくる解説がものすごく頼りないということは事前の調べでわかっていたので。

ただ、初音ミクや鏡音リン・レンのことは書いてあるものの、どこを見てもVOCALOID1のMEIKOとKAITOに触れていないのが気になるっちゃあ気になります。でもめーちゃんもVsti(Virtual Studio Technology の略。独Steinberg社が提唱する音楽用途向けプラグイン規格)対応だから大丈夫・・・なはず。だ、大丈夫だよね・・・?

正直わたしまだ全然用語がわからなくて、Vstiてのも何のことやらさっぱりです。でもとにかく規格が合ってれば大丈夫なはず。

ま、今日の夜にでもインストールして(まだしてないのです)、色々と取り組んでみようと思います。



いちにちがんばる

2008-07-18 07:22:03 | 雑記

皆様おはようございます。週の前半頑張りすぎたツケで身体がだるくてしょうがなかった黒猫でございますよ。昨日なんか普通に11時ごろ寝ちゃったんだぜ。信じられないだろ・・・。
結局昨日はジムには行ったけど走る元気がなく、エアロバイクを漕いだり歩いたりして終わりました。

しかし今日を乗り切れば待ちに待った三☆連☆休です。キャハ☆頑張りますぅ。(誰なのその口調)

てなわけで、支度しまっす!

7月15日はマンゴーの日でした

2008-07-17 01:36:24 | マンゴー

皆様ごきげんよう。昨日、ジムで800kcal消費するまで頑張ったら、帰宅後バタンキューでした黒猫でございますよ。何がわたしをそこまでさせたのか。

これです。



ちょっと画像がいまいちですが、銀のぶどうのマンゴーのタルト。たしか「とってもマンゴーのタルト」とかいう名前だった気がしますが検索しても出てこなかったので名前違うかも。しかしこれ、1000円弱しました。まあ、普通の人が一人で食べるにはちょっと大きいサイズですが。もちろんわたしは誰にも分け与えず一人占めしましたが。(威張れないよ)

でもとっても美味しかった・・・!

満足満足。美味しいマンゴーを食べるためにうまれてきてよかった。(目的がピンポイントすぎる)マンゴーも美味しかったけど、土台のタルト部分がバターの風味が豊かですごく美味しくて、飽きることなくうまうま食べました。

月曜日、このようなものを胃袋におさめてしまったので、火曜は5キロ先に親の仇が待っている設定を駆使したりしてとにかく運動運動。もうHP5くらいの状態でどうにか帰ったところ、ついに来てたよ、いとしいしと!



沖縄マンゴーです!5月に予約済みの。(気合どんだけ)


実は7月15日はマンゴーの日でした。(※本当。リンク先参照)
そんな日に届けてくれるなんて気が利いてるじゃないの。やるな、ショップさん。
すぐ食べられるとは思いますが、指で押してもまだ凹まないので、もう少し様子見です。(わたしはかなり熟したのが好き)

そらもうヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女のように毎日つついて食べごろを確認しようと思います。ヒッヒッヒ。

・・・あ、なんか駄目だ、この笑いだとどうしても「ねるねるねるね」のCMが思い出されてしまう。テーレッテテー、うまいっ☆




そんなわけで、しばらくマンゴー祭りです。まあわりと年中マンゴー祭りですが、年に一度のお取り寄せが本祭です。ヒャッハー☆よーし、歌うぜ!踊るぜ!(趣旨が違うよ)

ちからつき

2008-07-15 01:38:11 | 雑記

皆様ごきげんよう。早くもおやすみなさいと言いたい黒猫でございます。まだ月曜なのに何だかとっても疲れたのです。世界の車窓からも見逃しちゃったし~・・・もう明日あたり南インドは終わってしまいそうな感じなので残念。結局カニャクマリにはたどり着けたんでしょうか。

今週末の三連休だけがわたしの心の支えです。
実はこの連休中に会社の人に泊まりでキャンプ行かないかとか誘われていたんですが、どうやら結構人が集まったようなので辞退できそうです。当初の参加者「社長他2名」とかだったんだよ。どんだけよそのメンバー。企画した本人はよほど楽しみにしているらしく、旅のしおりまで作っているよ。校正頼まれたよ。・・・仕事しろよ(笑)。

昨日に引き続き今日も寝苦しそうです。蒸し暑いもんなー。でも多分この眠さだとスコンと眠れると思います。ねむねむ。
そんなわけで、おやすみなさいませ。

『崖の上のポニョ』

2008-07-14 02:48:07 | 映画

皆様ごきげんよう。「世界の車窓から」、今日もカニャクマリに着かなかったんだぜ・・・バ、バカな・・・トリヴァンドラムから30分て言ってなかったか?それともこれがインドクオリティですか。それとも蜃気楼的なアレですか。


さてさて、溜めていた試写会レビューも今日で最後です。
最後はこの夏の話題作、スタジオジブリの宮崎駿の4年ぶりの監督作品、『崖の上のポニョ』ですよ。


海辺のとある街。崖の上の一軒家に住む5才の宗介(声:土井洋輝)は、小舟を浮かべに行った波打ち際で、ビンに上半身が詰まってぐったりしているさかなを見つける。宗介はビンを割ってさかなを助けてやり、ポニョ(声:奈良柚莉愛)と名づける。優しくしてもらったポニョは宗介を好きになるが、もと人間で今は海の住人となった父、フジモト(声:所ジョージ)に無理矢理連れ戻されてしまう。人間は恐ろしいし忌まわしいから関わるなと言われても、ポニョは宗介とおなじ人間になりたいと願う。宗介と出会った時、怪我をした手からその血を舐めていたポニョは、その血の力と自らの願いの強さで、人間の姿に化けることに成功する。

ポニョの扱いに悩んだ父がその場にいない母(声:天海祐希)に会いに出かけた隙に、妹たちの協力を得て逃げ出したポニョは、父が溜めていた魔法の薬を盗み出し、そのまま宗介に会うために陸を目指す。しかし、ポニョと妹たちが陸を目指したせいで、海は大荒れとなってしまい、港町のほとんどが沈んでしまう。

大時化の中、車で家に帰る途中に出会ったポニョをさほどの疑問も抱かず受け入れた宗介の母・リサ(声:山口智子)だったが、子どもたちの面倒をみて、海がやや落ち着くと、自分の勤めるデイサービスに居るお年寄りを心配して、宗介とポニョを家に残して出かけていく。
翌朝になっても戻らないリサを心配した宗介は、ポニョと一緒にデイサービス施設を目指すが・・・?

というようなお話。



わたしは前回のジブリの作品『ゲド戦記』に大変失望したので、今回、息子さんのほうではなく宮崎駿氏が監督するとはいえ、あまり期待しないでおいたほうが無難なのかも、と、複雑な気持ちで観に行ったんですが・・・。


いやあ・・・面白かったです。疑ってごめんなさい駿氏。


考えてみれば同じ会社の作品だからって監督が違えば作風も違うのは当たり前なんですが、前作をあの状態で公開黙認したということを考え合わせると・・・などと考えていたので、なんかほっとしました。

安心して楽しめる映画。そのひとことに尽きます。

今までのジブリ作品としては「トトロ」に一番ノリが近いです。舞台は現代日本ですが、ジャンルはファンタジーなので、何が起きようと「ちょ、待て待て」とか突っ込まず、「あら大変」とか「まあまあ」とか見守るような感じで観るといいと思います。いくらなんでも大人たちファンタジーをあっさりと受け入れすぎとか思い始めるとキリがありません(笑)。この世はすこしふしぎで満ちているのだよ!だからいいの!

主役が5才の男の子と同じくらいの年頃(という設定らしい)のポニョなので、子どもの声と仕草の愛らしさを満喫できる作品です。宮崎駿の描くお子様は本当に可愛い。宗介は5才にしてはしっかりしすぎているとしか言いようがないですが、それでも子どもらしいところがたくさんありますし、ポニョはさかな出身なわけですから、やることなすことフリーダムです。それがいちいち可愛くて。
そうそう、ポニョはさかなから人間になるまでにもう一段階その中間みたいな状態があるんですが、その状態だとカエルみたいな顔なので、そのあとちゃんと人間の姿になると一層可愛く感じてしまいます。

ちょっとだけネタバレになってしまいますが、公式サイトトップのポニョの画像が「さかな」の状態のポニョなんですが、ごめん、正直わたしさかなには見えなかった。だから宗介がポニョを見つけた時「あっ、金魚だ」とか言ったのにも「え?」と素で思ってしまいました。そのあとデイサービスのおばあちゃんのひとりにとある言葉でポニョをけなされるんですが、わたしはむしろ「ですよねー」と思ってしまいました。まあ、ここは笑いどころなんでしょうけど。


今回はアニメが全部手書きだそうで、そのせいか色彩が柔らかくていい感じがしました。
映像から受けるわくわく感は、やはり日本のアニメーションを代表する人だよなあと思わずにはいられませんでした。ごめん監督疑ってごめん。

でも正直、もう原作つきには手を出さないほうがいいと思う(正直すぎる)。ご自身の作品でいいのたくさんあるじゃない。ナウシカ完全版やればいいじゃない。どうしてもやるのであれば、監修くらいの立場で製作に関わってもらい、原作者本人も口を出せる状況にしてくれれば原作ファンの諦めもつくというものです(諦めとか言うな)。


そういやこの作品、製作発表があった超初期には、「子どもを育てなおす話」とか言われていた気がしましたが、それは結局なしになったのかな?強いていえば宗介とポニョが大水後の海上で赤ちゃんを連れた夫婦と会い、赤ちゃんと絡むシーンがそれだったのかも。なんか長かったもんなあのシーン。あの赤ちゃんだけ作画的に浮いてる気がしたのは気のせい・・・?
しかしその時わたしの頭に浮かんだのは「暖かいでしょう、これが命よ!!」(※『北斗の拳』ユリアの名台詞)でした。・・・もう駄目、わたしの頭はほぼ世紀末救世主伝説で占められています。

今回はレディスデーで行っとけとか言いません。ちゃんとお金を払っても大満足して帰ってこられると思いますよ。
でも主題歌が頭の中をぐーるぐるするのは仕方ないと諦めて下さい(笑)。

『カンフー・パンダ』

2008-07-13 04:24:21 | 映画

皆様ごきげんよう。今日も「世界の車窓から」を観ました黒猫でございます。あれ、これあんま進んでなくね?(笑)明日こそカニャクマリか?確か駅から街までは結構離れてるはず(わたしはそれもあってバスで行きました)・・・じゃああの熱海っぽい街の様子はなしかなぁ?

今日は映画試写レビュー第3弾を。

『カンフー・パンダ』

翡翠城の麓の平和な谷で暮らすパンダのポー(声:ジャック・ブラック)はラーメン屋の息子。太っているがカンフーが大好きで、翡翠城で修行する5人のカンフーの達人、ファイブ・マスターのようになりたいと夢見ていた。
しかしポーの父はラーメン屋を継ぐことを期待しており、しかも自分に素質がないのはわかりきっていたので、ポーは自分の夢を言いだせずにいた。

そんなある日、谷を見下ろす翡翠城で、秘伝の巻物を継ぐことができる「ドラゴンの戦士」を決める儀式が行われ、老師・シーフーの高弟であるマスター・ファイブから選ばれるはずが、指名の場に乱入したポーが選ばれてしまう。
シーフーは自分の師である亀のウーグウェイ導師に選択のやり直しを要求するが、「世の中に偶然などない」とやんわり断られてしまう。
ポーは喜び戸惑いつつも修行する気でいたが、実はドラゴンの戦士にはチョーゴン刑務所から脱獄したというかつてのシーフーの弟子・タイ・ランを迎え撃つことが期待されていた。
タイ・ランはシーフーの養い児であり、抜群の格闘センスを持つ最強の戦士だったが、強さを求め秘伝の巻物を欲し、拒否されたことに激昂して暴れたため、囚われていたのだ。
修行を始めてみたものの、全く話にならないポーに見切りをつけ、ファイブ・マスターはタイ・ランを迎え撃つべく城を飛び出す。一方、シーフーは食べ物が絡むとポーが凄まじい身体能力を発揮することを発見し、それを利用して修行を始めるが・・・?

というようなお話。

いやあ、面白かったです~。最近のハリウッドアニメでは一番面白かった。
CGもよかったですが、最初のほうの中国っぽい色調を抑えたアニメーションもよかったです。つうか全編こっちでやってくれてもよかった気もします(笑)。

で、内容ですが。

まず、主人公・ポーはパンダなのに、お父さんはカモです。

え、ちょっと。なんでそこに誰も突っ込まないの?と思っていたら、クライマックスバトル前にようやくそのネタが活きてくる・・・というか、活きてないけど(笑)。観た人全員が「そこかよ!」と突っ込みたくなる触れられ方をします。ああもう、こういうの大好き。
ポーの声はジャック・ブラック(『スクール・オブ・ロック』主演)が担当しているんですが、それを踏まえるとポーはジャック・ブラックにしか見えない(笑)。顔も身体も似ている気がします。

全体的に笑える映画で楽しく観ましたが、涙もろいわたしはちょっと泣いてしまいました。シーフーとタイ・ランの関係に。
タイ・ランが脱獄するシーンの最初のほうでシーフーの消息を聞き「おれを覚えていてくれた」と呟くところでじわっと。「いてくれた」って。うう。
回想でのタイ・ランの幼少期の可愛さはもうたまらん感じです。猫科の生き物の可愛さは実にけしからんな!この回想を見たあとだと、シーフーとタイ・ランの戦闘シーンでの口論も泣きどころです。かつて強い絆で結ばれていたふたりが闘わなくてはならないという展開。もう駄目泣く。

それだけに、すべてが決着したあとタイ・ランはどうなったのかがちゃんと描かれていなかったのが残念。どうなったのあのあと。すごい気になるよ。
ちなみにエンドロールのあとに、短くも微笑ましいワンシーンがあるので、全部観ることをおすすめします。

全体的にとても面白くて満足したにはしましたが、最後まで気になった点が。「マスター・シーフー」っておかしくね?シーフー=師父だよね。先生とか師匠的な意味を二つ重ねちゃってね?それが不思議でしたが、そもそもちゃんと名前があるのってポーとタイ・ランとウーグウェイ導師くらいなもんなんですよね。他はみんな「タイガー」とか「モンキー」とかまんまじゃねえかという名前。なんかつけてあげればよかったのに。わたしは字幕で観たんですが、日本語ではどうなるんだろう。
ちなみに最近の例にもれず、吹き替え担当が有名俳優陣なんですが、モンキーの声はジャッキー・チェンでした。ぶっちゃけあんまり喋ってなかったけど(笑)。

兎にも角にも面白かったです。おすすめ。上でリンクしたサイトで結構映像も見れます。まだ工事中のところも多いですが、サイトのつくりも凝ってる感じですよ。

だいじょうぶかしら

2008-07-12 01:49:15 | 雑記

皆様ごきげんよう。せんとくんはともかく、せんとくんの兄はヤバいと思えてならない黒猫でございますよ。これ子ども泣くだろ。大丈夫か奈良県。


大丈夫かと言えば今宵は『ゲド戦記』(※ジブリアニメ)が地上波初登場だったようですね。ジムから帰ってきたら母が観ていたので少しだけ観てしまいましたが、ジブリ広報関係者各位はあれを放映することが新作「ポニョ」の宣伝にはならないということに気づいて下さい。アレ初見の人は「まあ最近のジブリアニメはわけわかんないわね。次回作も不安だわ」と思ったのでは。むしろトトロでも流しとけばよかったのに。
改めて観ようにもやはりこれは酷いとしか思えず、ル=グウィンさんにはちゃんと謝罪したのかしらなどと思いつつさっさと退散して自室で「世界の車窓から」を観ました♪

ご存知かしら皆様、今、列車は南インドを旅してるんだぜ。最近毎日見逃さないように観てるんだぜ・・・。丁度今の放送あたりはわたしの旅したところと重なっているので、何だか嬉しくなりつつ観ています。昨日の放送のトリヴァンドラムでは、目的地(カニャクマリ、インド最南端)に行くはずのバスが終点だとか言って止まって涙目になり、「じゃあわたしはどうすればいいんですか?」と周囲のインド人に助けを乞うて人だかりができたことも記憶に新しい・・・(笑)。今となれば笑えますが、あれは旅のベスト5くらいには入るピンチでした。

ああまたインドに行きたくて仕方ありません。

しかし今のところどこにも行くあてがないので、あと2本映画のレビューが終わったら今更すぎる旅日記をちまちまやろうかしら、と考え中・・・。あたかも今年の夏にでも旅したかのように去年の日記を公開するのってどうなの。

なんか今週は必要以上に運動を頑張ってしまい、疲れました・・・今日はよく眠れそうな予感。

『スピード・レーサー』

2008-07-10 02:08:47 | 映画

皆様ごきげんよう。昨日は寝てしまったので、ちょっとだけ朝書いていこうと思ったらgooブログメンテで書けませんでした黒猫でございますよ。

今日も映画レビューを。

『スピード・レーサー』


父はレーシングカーの設計および製造、兄はレーサーという、レーサー家で育ったスピードは、当然の如くレースに夢中。学校にいる間もレースのことしか頭になく、迎えに来た兄・レックスの車でコースを走ってもらうのが大好きな子どもだった。
しかしある時、兄は子どもだったスピードにはわからない理由で家を出てしまい、その少しあとに参加したレース中の事故で死んでしまう。
兄をヒーローと崇めていたスピードはそのまま大人になり(エミール・ハーシュ)、父(ジョン・グッドマン)、母(スーザン・サランドン)、そして恋人のトリクシー(クリスティーナ・リッチ)など、家族の協力のもと、かつての兄を彷彿とさせるような地元の人気レーサーとなった。

そんなある日の朝、レーサー家に巨大企業・ローヤルトンの社長(ロジャー・アラム)がやってくる。スピードのスポンサーになり、全面的にバックアップしたいというのだ。豪華な自社ビルに案内され、設備等を見学したものの、レーサー家はずっとスポンサーなしでやってきたため、あまりに規模の大きい申し出に全員が戸惑う。
熟慮の末スピードがオファーを断ると、社長は豹変し、罵声を浴びせてレーサー家の邪魔をすることを匂わせる。
そしてスピードは、ひょんなことからローヤルトンがレース界で昔から不正を行っていることを知ってしまう。

今後レースに出たら、妨害を受け、最悪の場合殺されるかもしれない、と不安を抱きつつも戦いの決意を固めるスピードのもとに、謎の覆面レーサー、レーサーX(マシュー・フォックス)とFBIが現れる。長年にわたりレースで不正が行われていることを暴きたいのだという。
スピードは利害の一致したレーサーX、ライバルでもあるトゴカーン(Rain)とともにチームを組み、兄が命を落としたクロスカントリーレース「クルーシブル」に家族に内緒で参加するが・・・?

というようなお話。



わたしが観たのは東京ドームで行われたプレミア試写会でして、主演俳優が来たんですが、「ほぼグリーンスクリーンの前で撮ったので、どんな映像になってるかわからない」と言っていました。
まさにその通り、ファンタジックというかなんというか、全体的にギラギラしい仕上がりでした。なんかポケモンフラッシュを心配してしまいましたよ(笑)。TVをみるときはへやをあかるくしてはなれてみてね!


日本のアニメ『マッハGO GO GO』の実写化・・・というほど原作に忠実なのかわかりませんが(わたしは原作をよく知らないのです)、たまに怪しい日本文化の描写があって面白かったです。弟の観てるアニメは日本語だったり、ニンジャ(?)出てきたり。エンドロールの歌も例の「マッハGO~GO~、マッハGO~GO~」というやつのアレンジ版でした。
日本人では真田広之が少しだけ出演していました。ムシャ(=武者か?)というなんだかいかにもな会社の社長の役です。上映前に主演の俳優さんのインタビューがあったんですが、真田広之も来てまして、同じレベルで扱われていました。その割には出番が少なくて残念。次回につないでいけるといいですね。

そうそう、スピードの弟スプリトル(ポーリー・リット)とペットのチンパンジー、チムチムのおとぼけコンビはよかったです。アメリカのやんちゃでませた少年って感じ。ああいう雰囲気大好き(笑)。チムチムは一体どこまで実写なんだか。それともあれ全部調教?かなり普通~に人間並みの生活をしてましたよ。

見どころはもちろんレースのシーンなんだとは思いますが、個人的にはクロスカントリー中盤のレーサー一家の戦闘が一番面白かったです。そこだけ香港アクション映画みたいでツボでした。Rainのアクションが結構よかったです。

レーサー一家の家族の睦まじさがよかったなあ。お父さんがいかにも家長という感じで。でも決して横暴なだけではなく、本当に家族のことを想っています。そして強い。あの体格、絶対只者じゃあないと信じてましたが裏切られなかったぜ。パパ大好き!(笑)
あと、スピードの彼女・トリクシーはなんかもう彼女じゃなくて完全に嫁だよなと思いました。普通に家族の一員として家にいるし。でもファッションがいちいち可愛らしくキュートでした。この映画、女性陣のファッションはどれもすごくお洒落でした。クロスカントリーの開始のピストルを撃った女神のような黒人女性はちょっと凝視してしまうくらい綺麗だったなぁ。

面白かったですが、レース界の不正に絡むストーリーが思っていたよりちょっと複雑だったかも。まあ、全部が理解できなくても「スピードは卑怯な妨害に負けずに勝ってみせるぜ!」という点さえ理解できればOKだと思います。

それにしてもフルネームが「スピード・レーサー」ってどうなの。そこが一番のツッコミどころか。


『クライマーズ・ハイ』

2008-07-08 01:55:03 | 映画

皆様ごきげんよう。何もかも後回し、後回し大臣とでも呼んで頂きたい不甲斐ない黒猫でございますよ。

最近また試写会がぽつぽつ当たるので行ってるんですが、レビューしないでそのまま溜めてました。すいません。これから観た順に一作ずつ消化していきます。

まずは第一弾、『クライマーズ・ハイ』


2002年。悠木(堤真一)は、亡くなった同僚・安西の息子、燐太郎(小澤征悦)と一緒に、登山上級者でも難所とされる谷川岳の衝立岩に挑もうとしていた。
多くの登山家が挑み、そして墜ちてきた難所である。既に壮年の悠木にとっては無謀ともいえる挑戦だったが、どうしても登りたかった。
前を行く燐太郎の背中を眺めながら無心に登るうちに、心は17年前の夏に引き戻された。17年前の、狂騒の一週間に。

1985年。北関東新聞社の編集部に所属していた悠木は、40に手が届こうというのに部下を持たない一記者として活動しており、必要とあらば社内政治など気にせずに上司にもどんどん意見する、部内でもやや異端の存在だった。そんな悠木だったが、社内の登山クラブで知り合った販売店課の安西(高嶋政宏)とは何故か親しくしていた。いつも安西のペースに押し切られてしまうのだ。

今回も安西の提案でふたりで衝立岩に登ることにしており、お互い仕事に切りをつけたらその足で待ち合わせ場所に向かう予定だった。
しかし悠木が編集部を出ようとしたその時、「群馬県と長野県の県境付近でジャンボ機が行方不明になった」との報が入る。群馬県はジャンボ機のフライトコースに含まれていないはずだ。一体どういうことだ、と不審に思う間もなく、今度はジャンボ機墜落の報が入る。共同通信によると乗員乗客は524名。それが墜落したとなれば、戦後最大の航空機事故であることに間違いない。群馬の地方紙である北関東新聞編集部は、どこよりも早く詳細を知るべく動き出す。悠木はなりゆきでこの墜落事故の全権デスクを任されてしまう。そうでなくとも未曾有の大事故なのだから、前からの予定とはいえ登山になど行けるわけがない。忙しい合間を縫って安西の妻に連絡を入れ、その後、墜落地点が御巣鷹山の山中だと判明したため、社内の登山クラブの面々を集めて協力を得ようとした悠木は、その中のひとりから安西が病院に運ばれたことを聞く。まさか独りで登って滑落したのか、と思いきや、前橋市内の繁華街で倒れたという。

自分と山に登るはずだった安西が何故繁華街などに居たのか。現場へは誰をやるべきか。また、無線設備も持っていない現状で、現場とどう連絡を取るべきか。他の記事との調整はどうするべきか。何もかも足りない中で、全国紙や他のメディアを出し抜いてスクープを掲載できるか。

狂騒の一週間が、いま、始まる。



というようなお話。

直前に原作を読んでいたので、今回はまとめやすかったです。いつもよりあらすじが読みやすい(当社比)のはそのせいだよ☆(笑)

未曾有の大事故に遭遇した地方の新聞社の一週間、というのが一番のメイン描写で、主役の悠木を巡る諸々がサブテーマという感じでした。

期待に違わず面白かったですが、原作を読んでいない人は編集部で多用される用語がわかりにくいかも。特に「日赤大久保」。日本赤軍によるあさま山荘事件と大久保清事件を指しているようなんですが、この当時まだ生まれてないとか物心ついてない人とかにはピンとこないかも。わたしは原作で説明があったのでわかりましたが、映画の中で説明なしに何度も出てきたので、みんなこれでわかるのかなあとちょっと心配になりました。まあ、映画の中で突然説明的な台詞を入れるのも難しかったんでしょうけど。

編集部のシーンは現場で俳優さんたちが意見を出しながら作ったそうで、かなり臨場感がありました。でもその一方で、ざわめきが大きいせいか、結構台詞が聞き取りづらかったです。自然さを出すためにはみんながみんな滑舌よく喋ったらおかしいのでそのへんは仕方ないんでしょうか。聞き取れないところは原作を思い出して補いましたが、他の観客は大丈夫だったのかな。
キャスティングもよかったと思います。まあ、登山時(現在)の堤真一は若すぎると思いますが、同じ俳優さんが演じないとアレだしな。
あと、映画ではあまり出番のなかった安西ですが、わたしのビジュアルイメージは山のフドウ(※北斗の拳のキャラ)だったので(笑)、ずいぶん細いなーとか思いました。(いやだそんな山男)
編集部や時折登場する民家の雰囲気なんかはいかにも当時っぽいんですが、数少ない女性のメインキャストふたりのメイクは80年代にこれはねえよという気がしてなりませんでした。
ちなみに整理部部長、亀さん役のでんでんさんはハマリ役だったと思います。イメージぴったり。

それにしても1985年の話ということで、現在との情報伝播速度の違いに驚きました。一度山に入ってしまうと山の中の住人の固定電話が頼り。無線も携帯電話もまだ社内備品として備えていないので、それしか連絡の術がないのです。だからこそスクープ争いも熾烈化し、朝一の新聞に載せることができるかどうかを競うんですが。
若手が命がけで山に登り、すごい記事を書いてくるというのに、社内のギシギシした派閥争いでその記事の掲載が阻まれたりするんですが、編集部内の描写は半分くらいがこれです。原作でも映画でも「男の嫉妬はこれほどまでに醜い」と言われてましたが、まさにその通りでした。

全体的にとてもシリアスな映画ですが、中野浩一のシーンは笑いました。


映画と原作、大きく変わっていたのは悠木の家庭環境と若手記者の設定くらいなんですが、ネタバレになってしまうけど言いたい。(バレ気味なので多めに改行します)


















神山可哀想すぎ。
映画と原作でこれほどまでに明暗が分かれた人もいないと思います。よりによってそのエピソードを神山に被せるとは・・・。全然予想していなかったのでびっくりしました。

余裕があれば原作を読んでから観たほうがわかりやすいと思います。原作もとても面白いですよ。

でも本当のことなんですもの

2008-07-08 01:22:12 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日は久しぶりに会う友達と試写会に行って参りました黒猫でございますよ。

久しぶりに会ったので、映画を観る前と後にもうガンガンとお互いの近況やら最近のマイブームやらを語り合ったんですが、わたしがこの間メールで「今北斗の拳と蒼天の拳にハマってます」と書いたせいで、その話にもなりました。「なんで今更」などと言いつつも「バット(成長後)のかっこよさは認めざるを得ないでしょ」などと相手もなかなか(笑)。わたしは北斗の漢(おとこ)たちの中ではトキが好きです。トキとラオウの兄弟愛。熱いぜ・・・!

おっと、話が逸れた。

そうそう、それで、友達のほうも今ハマっているモノを教えてくれて、動画サイトで見てみて、と言われたんですが、わたしは素で「でも今北斗の拳のアニメ観てるから忙しいんだよね」と答えてしまいました。
そして「**才(自主規制)のいい大人が往来で「北斗の拳のアニメ観てるから忙しい」とか言うな」と言われてしまいました。

で す よ ね ~ 。

・・・でも、本当のことなんですもの。しょうがないじゃない。(そうだろうか)

ちなみに今日の試写会は『崖の上のポニョ』でした。ゲド戦記で深い絶望を味わった身としては、自腹を切らずに済んでよかった、と思いつつ行ったんですが、
駿ならやってくれるって信じてた。
という感じでした。よかった・・・いろんな意味で。
それにしてもあの主題歌は洗脳ソングだと思う。ポ~ニョポ~ニョポニョさかなの子~♪頭の中でぐーるぐる。それぐーるぐる。

でもレビュー押し押しなので、後回しになります~。すいません。
毎日毎日こうしていてもノルマが増えるだけなので、これから1本やります。