遊限会社ガレージ村 byあんたたちロド

古い物は手間はかかるが飽きない。
 Fun to Life(^◇^)

カム・カバーのシール交換

2012-02-27 | 

どーも、CARトーです。 先週行った作業はカムカバーのシール交換を行いました。

毎度のことなので、周辺パーツの取り外しは省略し、さっそく外したカバーをこれへ↓

10dscn3136_4 既に淵のゴムは外し、プラグ・シール取り外しに着手します。

こいつがなかなか手ごわい、金属のリングにゴムをコーティングしているのだが、ガッツリはめ込んであるので、指の力では貫けません。 考えた末、ちょっと荒業ですが、はめ込み接合面に小マイナス・ドライバーを割り込ませ、更に中マイナス・ドライバーでシールを歪ませ起して貫きました。

11dscn3144_2 やや無理にこじった接合部が荒れてたので、紙やすりでで整え、パーツクリーナーで綺麗に洗浄。

お次は若さあふれるNEWシール群です。 肌の張りが違います。

12dscn3134_2

最初にプラグ・シールを挿入!

13dscn3145_2 貫くとき同様にはめ込む時も指の力では無理なので、何かを使い・・・・・っと回りを探したら・・・あった! 5年位前にロードスターの足回りブッシュ交換の際、鍛冶屋さんにワン・オフで製作いただいたカラー! 大小2個のカラーがジャスト・ミート! 

14dscn3146_2 大カラーでカバー面位置まで叩き、更に小さいカラーでコンコンと円を描きながら少しづつ打ち込み。打撃音が鈍い音(ドンドン)から硬い音(ガンガン)に変わったら、シールが底に当たったことになるので終了! 叩き過ぎるとアルミのカバーが破損するかも・・・。

お次はヘッドを覗いてみましょう↓

15dscn3138 特に問題無し! ・・・かと思いきや!

ピカピカしているカム山と真茶色のカム山を確認。 ピカピカ部はカムとバルブリフターの隙間が狭いところで、真茶色のところは真逆に隙間があり過ぎ。 あり過ぎるとバルブの空く時間にバラつきが起こり、高回転時に不整脈が起きる。

じゃー、隙間がどれ位あるか測ってみましょう!

16dscn3142 上部カム(吸気)の隙間平均値は0.17mmで下部カム(排気)の平均値は0.34mm。  バラつきが気になったが、シリンダーヘッド部を付けた状態でのバルブリフター・シム交換は厳しいので、見てみぬふりをした。

気になるところをスルーした後は、新シールの密着度を上げる為に、荒れたシリンダー・ヘッドに付着した古いシール材を丁寧に除去。 シンナーで更に丁寧に油分を除去し、液体シール材を薄くうすーーく塗り、カム・カバーを装着。 

カバーを止めるナットが5個あるが、これを均等に締め付け、カム・カバー装着完了。

次回はバッテリー回りを念のため清掃することに、、、、、、詳細な理由はその時に・・・・・・。

チャオ!


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