Gabbie'sのケーキを初めてカフェに卸したのは、かれこれもう10年前。コルドンブルーのパテシェコースに通いながら、新しく一人暮らしを始めた横浜緑区で、家の近くの国道を車で走っていると、通り沿い左側に本格的なカナディアン・ログハウスがたっているのに気付きました。五月晴れのまばゆい日差しの午前中、ウッディな玄関先に鉢植えの緑がしたたっていたのが、ひときわ私の目を引きました。
“ここの人たちは、きっと素敵な人たちに違いない…”そんな私の直感は、間違っていませんでした。
我が愛する“ログ・キャビン”は、ログビルダーのY野兄弟が、車のモデルルームとして使われていたログハウスを買い受けて移築し、半分をカフェ・バーに、もう半分を園芸家の友人に託してポットやプランツのお店に仕立て上げたものでした。
ひと目でほれ込み…というよりもなにやらただならぬ運命を感じて、洋ナシのタルトを手土産に、勇んで面接に行った日のことは今も忘れられません。
“ログ丸”の舵を切るオーナーの“おかしら”と、その弟・Kojiさん。そしてゆかいな乗組員たち…(そんな中にいずれ伴侶となる人もいたのですが…ま、それはさておき)。私にとってのログでの時は決して長い間ではなかったけれど、私のパテシェとしてのキャリアのスタートを過ごした大切な大切な時期でした。このログのことは、またいつか、折に触れて書き残しておきたいと思います。
さて、入口を入ってすぐ横のケーキケースの中で、いつも一番人気を博していたのがこの“NYチーズケーキ”。いつも切らさずケースにあるように心がけていました。時には毎日納品しないと間に合わないことも。。。私がケーキを卸せなくなって以降、折に触れて“もうあのチーズケーキはないの?”との問い合わせをいただいていたと聞くと、申し訳ない気持ちと同時にうれしくもありましたっけ…。
18cmのケーキの中にフィラデルフィアのクリームチーズがほぼ2箱、たっぷりと入っているのが何といっても味の決め手。それはそれはリッチな、コクのある味わいです。最後に生地に加えるバニラビーンズのつぶつぶもチャームポイント。ひとくち食べれば、その味わいにもう虜…もしかしたら私のケーキの中で、一番リピーターの多いケーキかもしれません。
最近、人気のチーズケーキ店がなくなってしまってお嘆きのあなたに、ぜひとも一度お試しいただきたい自信作。全国発送、承ります☆
そうそう、akiちゃんは陰の立役者でした。ログに行こう!と一緒に車で乗り付けたらあいにくお休みで…
でもその代わり、入口の従業員募集の貼り紙を一緒に見つけてくれたんでしたね。
学校の行き道でバスを途中下車し、よくお茶に寄ってくれた。。。貴重なログのビデオも撮ってくれた。。。あれ、ほんとに貴重品。ログはもう、今は跡形もないからね。。。
わしわし食べていた人は…きっと賞味期限切れで捨てるのがもったいなかったのでしょうね。あの人はそういう人です。ルー大柴の弟子かもしれません。
あの頃に戻れたらな…時々思います。でも、過ぎたものは忘れて一心に前に進まねばねッ!
今、Rがとなりで寝ていて静かにPCに向っていたんだけど…トリのおかげでハラの皮がよじれるほど笑いました!あ~akiくん、久々なのに絶好調だね!
トリよ、よくやったぞこれは勝手にトリがおねだりしたものと思っておくから。文句ならトリに言うこった!(笑笑)
オーストラリアからのお客様やまるごと鯛を入れてのおいしそうなご飯。ガレットやジンジャーブレッドや……もてなし上手なGabbie'sのお菓子たちは、本当に選りすぐりの傑作ばかり。。
なっちゃん、素敵
はぁい、いらっしゃいませ♪もちろん喜んでお作りいたしますとも!
むむむ、しかしこのチーズケーキを食べると、過酷なご縁が待っているかもしれませんぞ…作った人とその伴侶のように…キャーッ
そんなお裾分けは、果たしてどのようなものでしょうか??…なにが混入しているというのでしょうか…ドキドキing。
とにかく話題沸騰の餃○のような混ぜ物はありませんのでご安心を。
個メールにて詳細をお知らせいたしますので、お待ちくださいね~
> そんな中にいずれ伴侶となる人もいたのですが…ま、それはさておき
なんてステキなチーズケーキ♪
ひとりプチ鍋の卒業を目指している身としては、ぜひともお裾分けにあやかりたし・・・(笑)。
ひとくち食べると、ほんわか暖かい愛が生まれそうなこのケーキの注文は、どのようすればいいですか。お時間のあるときに教えてください。ありがとう。