じゅんやの喜界島便り

カトリック信仰による救いと癒しを発信

製糖工場

2009-03-13 10:06:47 | 植物

Dsc02987Dsc02990Dsc02991Dsc03001

   喜界島にある製糖工場を「WAKAGE」の皆さんと見学した。

主な行程は、砂糖キビを細かく砕く⇒搾る(絞りカスは発電ボイラー用の燃料)⇒蒸気で熱し濃縮⇒沈殿槽へ(沈澱物は良質の飼料)⇒結晶化⇒遠心分離機で糖蜜を分離(糖蜜として出荷)⇒結晶のみ乾燥させ製品倉庫へ(まるで砂山)⇒粗糖(ザラメ)として出荷

黒砂糖を作っていると思ったが、黒砂糖はどこにもなかった。グラニュー糖など色々な砂糖の製品を作る原料となる粗糖と糖蜜を作っていた。操業期間は12月頃から翌年の4月頃迄で、その間は装置のメンテナンスを行っているそうだ。

製造工程は全自動で自動制御されている。全行程を見学するのに約30分、途中で発生する廃棄物は全て燃料、飼料になり、全く環境に優しい。

 「もし、我々が主の御心に適うなら、主は我々をあの土地に導き入れ、あの乳と蜜の流れる土地を与えてくださるであろう。」 (民数記  14:8)