for today 科学に目を向けよう

短文


我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

御室仁和寺の襖絵

2010年12月31日 21時27分15秒 | 旅行

何の情報も持たずに宿泊だけを決めて数日のうちに京都に出かけました。 図書館で本を探したけれど、どれも桜や紅葉の写真ばかりで、「障壁画を訪ねる」というのは、ありませんでした。

かろうじて持って行ったのが、「日本建築様式史」です。( 寺社建築をめぐる制度と法令が江戸時代にでき、建築上、新たな模索が始まったようです。幕府財政と寺社財政など、興味深い内容でした。宗教団体は特別会計ですからね。気になったところをめくる読み方で、コラムも楽しく、専門家なら寺社の装飾で建築年代がわかるようです。当時の暮らしや制度まで踏み込めるような建築物をめぐる旅行案内があると、タイムスリップして現代に見学を楽しめますね。)

観光案内に出かけると、地図にマークをつけてくれました。京都に着いた当日の午後、二条城には生憎入れません。官庁はお休みに入っていたのです。案内の不手際でした。

翌日から智積院を初めとし、東側の地域を上に登って行きました。 昼食を探しながら歩き続けると、3時過ぎになっていました。銀閣に入ったのが4時間際で

その日最後の寺院になりました。

翌日は仁和寺から金閣へと昇りました。 仁和寺の書院にあった襖絵がとても気に入りました。リスがはじけそうな栗の実を見つけて感激し、生き生きした

表情がとても可愛らしいです。 他にも近くに寄って見たくなる襖絵が仁和寺にありました。 

国宝に医学書として最古の「医心方」があり、その宮廷鍼灸師について書かれています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B9%E6%B3%A2%E5%BA%B7%E9%A0%BC

屋根の先端にも龍でも獅子でもなく、何やら人が立っています。 初めて見つけました。経文を天に向かって唱じているのでしょうか、わかりません。ちょこんと、可愛らしいです。→

答え    黄石公(こうせきこう)という仙人です。亀は3000~4000年に一度、水面に顔出すといわれ、黄石公はその亀を3~4回見たそうです。永遠の象徴として安置されています。