今日は大学で産業社会思想論という授業をとりました。
なんと4人しか受講生がいないという寂しいゼミです。
今日は20世紀産業社会を支える三大構成要素として
ケインズ主義的福祉国家と性別分業家族とフォーディズムを前提としてその内容の授業でした。
フォーディズムとは、フォードが行った、当時の賃金の倍の賃金を払って従業員を雇い、
彼も数か月分の賃金で購入できる車を製造するという、賃金労働者を消費者として組み込んだことを
指すようです。
また、性別分業家族では、19世紀のイギリスでは労働者家族といって、子供も親も住み込みで全員が働く「労働者」だけの家族が雇われていました。
しかし、産業が高度化するにつれ、教育された人々の必要性や、生活の上での衛生の向上が必要となり、
家庭内で子供をしつけ、家事を行う専業主婦という家族構成がでてきました。
この点について学生の一人が、「働いていた女性を家事に従事させるのは国家的な犯罪だ」
といっていたのですが、講師(女性)は国家的な施策だけでなく、労働者たちもそれを望む土壌があったからであるということ、農村と違い、子供をコミュニティで育てる環境が無いことなどから、新たな必要性が生じたことなどを説明していました。
しかし、労働者家族の時代のように、教育もされていない人々が、家族全員で一日16時間労働をしている社会の方が、女性も働いて素晴らしい!!という感覚は、正直気味が悪いものでした。
所詮労働なんて、人生の手段でしかなく、食事も労働時間の間にあてがわれ、衣類を洗濯する暇も無く、休日は酒を飲んでいるような人生であっても、女性が働くから素晴らしいなんて、目的と手段が完全に反転しています。
まぁ、人生に何を主眼に置くかは人それぞれですが、豊かな人生とは何かと考えると、フェミニズムの人の言うことってへんだなぁって思います。
なんと4人しか受講生がいないという寂しいゼミです。
今日は20世紀産業社会を支える三大構成要素として
ケインズ主義的福祉国家と性別分業家族とフォーディズムを前提としてその内容の授業でした。
フォーディズムとは、フォードが行った、当時の賃金の倍の賃金を払って従業員を雇い、
彼も数か月分の賃金で購入できる車を製造するという、賃金労働者を消費者として組み込んだことを
指すようです。
また、性別分業家族では、19世紀のイギリスでは労働者家族といって、子供も親も住み込みで全員が働く「労働者」だけの家族が雇われていました。
しかし、産業が高度化するにつれ、教育された人々の必要性や、生活の上での衛生の向上が必要となり、
家庭内で子供をしつけ、家事を行う専業主婦という家族構成がでてきました。
この点について学生の一人が、「働いていた女性を家事に従事させるのは国家的な犯罪だ」
といっていたのですが、講師(女性)は国家的な施策だけでなく、労働者たちもそれを望む土壌があったからであるということ、農村と違い、子供をコミュニティで育てる環境が無いことなどから、新たな必要性が生じたことなどを説明していました。
しかし、労働者家族の時代のように、教育もされていない人々が、家族全員で一日16時間労働をしている社会の方が、女性も働いて素晴らしい!!という感覚は、正直気味が悪いものでした。
所詮労働なんて、人生の手段でしかなく、食事も労働時間の間にあてがわれ、衣類を洗濯する暇も無く、休日は酒を飲んでいるような人生であっても、女性が働くから素晴らしいなんて、目的と手段が完全に反転しています。
まぁ、人生に何を主眼に置くかは人それぞれですが、豊かな人生とは何かと考えると、フェミニズムの人の言うことってへんだなぁって思います。