ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

バーで飲みたい

2010年01月29日 | フリーチベット
今日、博士学位の最終審査を完了して、やっと気分的にも一息です

ホテラバのコミュでホテルバーの話が上がっていたのを見て、うまいマティーニを飲めるバーに行きたいなと思いました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=49944373&comm_id=93997

都心のホテルには良いバーも多くあるのですが、一杯飲んでゆっくり思考していざかえるとなると、満員の中央線というのは、まったくもってありえないのですよね。

僕の場合、スコッチを飲んでさらにマティーニで締めるという、肝臓なかせな飲み方をするので、多摩まで戻ってきて両方を楽しめる店というのは、ななか無いのですよね。
まぁ、スコッチだけでも良いものがあれば僕はオッケイですが
国立に僕が気に入って通っていた店があったのですが、不況でやめてしまいました。
街のバーでしたが、NBAの方でしたが30代とは思えないようなマティーニを出してくれて、居心地の良いバーでした。
食事もまぁまぁ美味しいレベルでスピリットの揃えもいまいち(ただしニッカがあればとりあえず良い)だったのですが、カクテルは良かったですね。
そして国立だと帰りはくだりなので満員列車に乗ることもなく、ゆっくりと帰れました

でも、どんなバーよりも、もしタイムマシンを作れたら、かつて村上春樹がやっていたバーに客として行ってみたいです

回天 キューピー

2010年01月21日 | 政治・経済・社会現象
批判続出 人間魚雷キューピー
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100120dde041040005000c.html

携帯ストラップ:自衛隊売店で「回天」「桜花」 「不謹慎」販売中止  太平洋戦争で旧日本海軍が使った人間魚雷「回天」や航空特攻兵器「桜花」の胴体に、キューピー人形の顔をあしらった携帯ストラップが全国の自衛隊基地内の売店などで売られていた。販売元は「不謹慎」との批判を受けて昨年12月に販売を中止、商品を自主回収した。【渡辺暢】  ◇人間魚雷・爆弾…ネットに批判続出  販売元の「シップス」(神奈川県大和市)などによると、ストラップは戦闘機の零戦など旧日本軍兵器にキューピーの顔をあしらった「旧軍コレクション」シリーズの一つで自衛隊基地の売店で1個500円で昨年秋ごろから販売。回天キューピーは「大日本帝国海軍」の帽子をかぶっている。自衛隊関係者以外も購入可能で、通信販売していた売店もあった。  回天は、魚雷を人間が搭乗できるように改造し、敵艦艇に突入して自爆する特攻兵器。訓練基地が置かれていた山口県周南市の市回天記念館によると、搭乗員や整備員ら145人が戦死した。桜花は機首に大型爆弾を搭載し、固体ロケットを噴射して敵艦に体当たりする「人間爆弾」。  昨年12月中旬、自民党の山本一太参院議員が自身のブログで「回天のキューピーちゃんは問題」と記載したことをきっかけに「不謹慎だ」「ありえない」といった批判がネット上で続出した。同社は「予想以上に批判が大きかったので、回天と桜花を自主回収した」と説明。防衛省広報課は「売店が何を売るかは関知していない」としている。  販売中止について、回天記念館の元館長、高松工(たくみ)さん(87)は「あまりに不謹慎でも問題だが、神聖視しすぎてもおかしい。大事なのはあの悲惨な事実をできるだけ多くの人に知ってほしいということ」と複雑な胸中を明かした。


ムキになって怒るほどのことでもないと思いますが、ちょうど、一年以上放置プレイしていた、回天の小説の「出口のない海」を先日、インド風邪で寝込んでいた時に読んだのです感慨深かったので、日記にしておきます。

この小説、国や愛する人を守ることと、死の現実の中を生きるという苦悩の中でいきる青年たちを描いていて、かつ、回天というものが忘れ去られたことを示唆していて、僕はとても良い小説だと思います。

その中で、同じ回天隊の後輩に主人公が語るのですが、
「俺は回天を伝えるために死のうと思う」
「勝とうが負けようが、いずれ戦争は終わる。平和な時がきっとくる。その時になって回天を知ったら、みんなどう思うだろう。なんと非人間的な兵器だといきり立つか。祖国のために魚雷に乗り込んだ俺たちの心情を憐れむか。馬鹿馬鹿しいと笑うかそれはわからないが、俺は人間魚雷という兵器がこの世に存在したことを伝えたい。俺たちの死は、人間が兵器の一部になったことの動かしがたい事実として残る。それでいい。俺はそのために死ぬ」
「俺なりの理由付けだ。自分から死ぬためには理由がいるからな」

というのが頭から離れなくてね。
特攻をしても守りたいものがある、というのは21世紀の現在においても自爆テロなどが続いていますし、自爆テロという他者を傷つけることを目的としなくても、マルクス中国で人権や民族自立を訴える活動をする人は、本当に言葉どおり命がけで、命を代償として行っているわけです。

それで、
キューピーが特攻をする 
というシチュエーションがやはりジョークにしかなっていないようで、不謹慎というか違和感を強く感じるのですよね

このキューピーをつけた人たちは、回天をはじめ特攻や、通常戦闘で死んでいった英霊のことを思ってくれるのか。
ただカッコいい格好をしたキューピーとして見るのか。

作った人に悪意はないと思うのですが、違和感はちょっと感じました

英霊には英霊にふさわしい語られ方がる。
それは美化するということでもなく死者への弔い方のありようだと思います。


戦争美化だとかいうブサヨが暴れそうなので、先に言えば、
タイタニック
という名前で水兵の格好をしたキューピーを売り出してもやっぱり不謹慎っていわれるだろうし、
ホスピス
って名前で、おじいちゃん、おばあちゃんの格好をしたキューピーを売り出してもやっぱり駄目でしょう

死を象徴するものと、マスコットキャラクターの組み合わせがNGなのだと思います
どんな死に方であろうと、死は厳格に扱われるべきだと私は思います。

人々がこの国の国土や国民を守るために、命を懸けてくれたことを語り継がねばなりませんし、若い命を特攻で失うことを躊躇しなかった国家というものの功罪について我々は真摯に考えるべきだと思います。
特攻の勇気や悲しみは永遠に語り継ぐがねばならないことですが、それは語り方にふさわしい語られ方があるべきである、というのが不謹慎だということではないかと思います。

去年の派遣村を信じて募金した僕がバカでした

2010年01月11日 | 格差社会を考える
官製の年越し派遣村で、就業のための活動費として2万円を支給したら、3分の1が現金握り締めて行方不明になってしまったという事件があったのですが、
こんなことをしでかした黒幕は、反貧困な連中だったそうです。

以下、毎日と朝日の記事を読んでください。

毎日

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100107k0000e040032000c.html
市民団体「年越し派遣村が必要ないワンストップ・サービスをつくる会(ワンストップの会)」
6日には約600人の入所者に「2週間分のハローワークなどへの交通費や昼食代」として
2万円が支給された。都は当初「1日1000円」を支給する方針だったが、「細切れの支給は入所者に不便」という同会の意見を取り入れた。


朝日

http://www.asahi.com/national/update/0107/TKY201001070240.html
昨冬の派遣村の実行委員らでつくる「年越し派遣村が必要ないワンストップ・サービスをつくる会」は「現金を持ち慣れていない人が多いだけに、一括ではなく2~3日分ずつ渡すなどの配慮が必要だった」と指摘する。




両方の記事が本当だとすると、自分たちが全額一括支給しろと公務員につめよっておいて、大脱走したら行政のせいにしてしまうという、本当に人間のクズの連中が、反貧困とかいっているのだと思った。

私たちに配慮がなかった
とはいえないのかね。

そして、ホームレスの人たちは、様々な苦難を抱えていて、アル中になっている人も多いらしく、実際にホームレス支援している人たちは、現金を渡すとお酒にしてためにならないと考えているという話も散見されるなか、そういう炊き出しやホームレス支援の人たちの常識もない反貧困ネットワークっていうのは、ひょっとして、支援団体じゃなくて、共産党や社会党の残党の票田でしかないってこと?
反貧困ネットワークには、ホームレス支援団体も入っていたと思うのだが、いったいぜんたいどうなっているのかと。





http://rocketnews24.com/?p=22327

そして、ネット記事だと、派遣村の住民をつけていったら、血税からいただいたお金でそのままパチンコ屋に入っていって、出てきて指摘されると、「受け取ったお金をどう使おうと俺の勝手だろう、この先返そうが返すまいが!」と反論されたようです。



この件では、そもそも、政権交代は、派遣村によって中道右派政党(自民党政府)が十分な貧困救済をしていないという、幻想を作らせることに中道左派(民主党)や極左(日共一味)が成功したこともひとつの要因でしょう。

そして、実際に政権をとった民主党がやったことは、ホームレスを集めてパチンコ代や酒代を渡して行く不明にしたことと、残った人に仕事も提供できていないということです。

なにか政権交代して、去年よりいいことありましたか?

はっきりいって、2万円を持って逃亡した人たちはクズです。
しかし、そういう何かしら社会性に問題を抱えているからこそホームレスになっているのであって、社会性を身につけて、集団生活ができるようにしていかないと社会復帰できないわけです。
ブサヨがいう、「家がないから就職できない」なんていう人ばかりではないわけで、まったく信用に足らない人たちがいるということを、今回の事件は国民に広く示してくれました

社会的排除の解消というのは、そういう人たちがちゃんと社会に復帰できるように様々なケアやカウンセリングやボランティアの介入が必要なのであって、家や金を与えれば済むというブサヨ的な階級闘争的な話ではないのです。

そして、何よりも注意しなければいけないのは、200人が逃亡したとしても、残った人の方が多いということです。
逃げた200人は、懸命に這い上がろうとする仲間の評判すら落ちることも気にできないような人たちですが、懸命に這い上がろうとしている人たちへの支援を打ち切る理由とならないように、まじめに就職活動をしている人たちには継続的なサポートが続けられるようにと思います。

社会の公正さを守るには、勧善懲悪が必要ですからね。


そして、おそらく、今回逃亡した人たちは、2万円の返金要求などを思うと、次の支援には足を運びにくいだろうと思います。
今回2万円の一括要求を飲ませてご満悦の反貧困ネットワークの連中は、社会的なサポートへのアクセスを遠ざけた責任をどう考えているのかと思います。

結局、ホームレスへの信頼を失墜し、逃亡した人たちが社会保障へアクセスしにくい心情をつくり、彼らは何をしたかったのだろう?

公務員にえらそうに、権利を主張したかっただけ?
そして、そんな連中に僕はわざわざ去年募金をしに出向いたというわけですね。
まだまだ修行がたりないね、おいら。

イベント告知 1月10日 上野 チベット芸術フォーラム

2010年01月08日 | フリーチベット
インドで激しく風邪をひきました
その顛末は後日書くとして、次の日曜日にせまったイベントの告知です

無料イベントで、チベット医学という普段あまり聞かれることのない興味深い話が聞けるかと思います。
みなさん、ぜひとも足をお運びください
僕も当日はスタッフとしてした働きしている予定です。

何卒よろしくお願いいたします。

http://tibet-artforum.com/
第5回 1月10日 開催決定 お申し込み受付中!

講 師
1. 私の祈り ― 在日チベット人医師の生涯
2. チベット医学タンカ 『樹木比喩図』を絵解きする
西蔵ツワン氏(武蔵台病院 院長)
小川康氏(チベット医学医・薬剤師)

日 時
2010年1月10日(日) 14:00~16:00
会 場
東京都美術館 東京都台東区上野公園8-36
入場料
無料
定 員
200名(先着順) 参加お申し込み

※講演及び演目は予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。