ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

9条を賞賛する人は憲法を読んでいるのだろうか?

2010年02月25日 | 政治・経済・社会現象
マイミクのボイスで夜にデモをしていて、憲法9条を守れとか30人学級をとかいっていたと書いていたが、0条マンセーの人って、新中国派が多いじゃないですか

その連中は憲法の

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」


日本共産党がマルクスの意にかなった社会と大絶賛中の中国を見たら、
「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会」
なんてものが、東アジアにないことに気が付き添うだと思うのだが、護憲派の人たちって、前文に
「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」
って書いてあることを知っていて、中国や北朝鮮の礼拝をしてきたのかね・・・・・

と思う。

無縁社会を見て

2010年02月05日 | 政治・経済・社会現象
NHKスペシャルの無縁社会を見た
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100131.html

とても切ないですね
さすがNHKの取材力だと切に思うドキュメンタリーでした

無縁として無縁仏になった人の軌跡をたどっていく、丁寧な取材をしてつくったのだろうなぁと思います

「僕たちの社会は・・・」
というときに、社会学とかを持ち出して、たとえば、ハーバマスの「公共圏」の喪失や、コモンズの喪失とか、いろいろとテクニカルタームもあるのだろうと思うのですが、
そういうことではなくて、名も知らない人とどのようにつながりを作り上げていって、他者の人生を互いに生きるに値するものだとするか
という心の働きが扱うべきことだと思うのです。

生涯未婚で老いていく人も3人に1人という時代に入ろうとしています。(そして民主党政権だからといってその流れは変わらないでしょう)

いまさら、懐古主義的な保守の農村幻想での、人を生まれた場所に縛り付けておいて、共同体の中に閉じ込めるような社会や、ソフホーズのような左翼的なアプローチはありえないでしょう。

人が何にでもなれ、身分や出生に関係なく人間関係を築いていける社会では、人間関係の形成も自己の能力に依存することになります。
ご近所だからといっても自動的に知人になれるわけではありません。


私たちは、発展の中で何かを得た結果として今の無縁社会を作り上げてきました
何かとは、たとえば、退職してからの永い時間を生きるほどの長寿であり、恋愛結婚の自由であり、職業や住居の選択の自由であり、他人に干渉されない自由 などです

それはどれも素晴らしいものです
しかし、それが素晴らしいものであることに異論はなくても、それを手に入れるために何の代償もなく手に入るものではなかったのでしょう。

常に社会の中の問題を見つけて、それを解決しようとする人たちによって、こういう問題が再発見され、解決されるべき問題として議論にあがってくることを願っています

チベットやウイグルやパレスチナの支援や、その他多くの飢餓の人たちへの支援や、日本にいるホームレスの人たちへの支援、こういう無縁社会で孤独に生きる人への手の差し伸べ、
すべて、人として他者を慈しむ気持ち、「あなたの悲しみを放置したくない」という気持ちから起こるものだと思います。


いかなる生物生類であっても、怯えているものでも強豪なものでも、悉く、長いものでも、大きなものでも、中くらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、粗大なものでも、目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むものでも、すでに生まれたものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生けるものは、幸せであれ  
「スッタニパータ(ブッダの言葉) 蛇の章」


さて、僕も結婚したいにゃ猫

小沢氏が続投することは良いことだ

2010年02月05日 | 政治・経済・社会現象

これで、民主党の本質が国民にも良くわかると思う。
自民党が与党だったころに、「秘書がやりました」という自民党議員をつるしあげていた政治家たちの成れの果てがこの体たらく

これで参議院選挙は戦えないだろうし、まぁ、浄化能力のない民主党を広く知らしめたのですから、まぁ、この国の将来と国民を憂う人たちにとっては良かったのではないかと

それで、民主党政権になって、赤字国債が莫大に増えて、天皇陛下が冒涜されて、格差が広がり続けていること意外に何か変化あったのかしら・・・・