ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

ツバルという島

2005年06月27日 | 徒然なるまま(日々雑事)
皆さんはツバルという国をご存知ですか?
僕はニュートラルという雑誌を見て知りました。

このツバルという国は、消滅の危機に瀕しています。
地球温暖化の影響で海面が上昇すると、この国は消えてしまうそうです。
このツバル、本当に沈んでしまうそうで、政府は国民全員の移住計画を決定しました。
行き先はニュージーランド?

このツバルという国はお金が無くて国連にも加盟できていませんでした。
しかし、この国にはIT時代に思いがけないプレゼントがきました。
ツバルは略すとtvなのです。
ツバルはtvドメインを売って国連に加盟しました。
お金が無くて、国連にも加盟できなかったツバルは温暖化で消えていきそうですが、
金はあるのに、難癖つけて国連負担金の支払いを拒否しているアメリカは、
「排出規制すると、経済発展しなくなる(贅沢できなくなる)から京都議定書嫌だぴょん」
と言って京都議定書から離脱しています。
世界で一人当たりの消費量ダントツナンバーワンのアメリカが参加しなかったのに他の諸国は頑張ることにしました。#死ね清教徒的アメリカ人(心の叫び)

こういう美しい島に住む人々の生活が温暖化で失われる危機にさらされ、国際的に環境保護の機運が高まる中で、
オイルを安価に手に入れて金を儲け、清教徒的正義を振りかざし、ユダヤ人の野望を達成するために、空爆だろうが侵略だろうが虐殺だろうが(最近は自粛しているけど)黙々と遂行するアメリカは、温暖化ガス排出規制の枠組みに入らずに繁栄を謳歌しようとしています。

ほんとうに正直者がバカをみるというのは個人の問題だけじゃなくて、国家間でもそうですね。
(日本はバカを見ている方だと思う・・・)

そんなわけで、太平洋の素朴な島々が気になる猫は
最近、ツバルやフィジーやパラオなどの太平洋の島に行きたいのです。
エジプトにしようとは思っていますが、悩む
やっぱり夏休みに行こうかなぁ。
(素敵な彼女をゲットして一緒にいかないと寂しい可能性大

といういことで、一人身で行くならエジプト、そうでないならフィジーやツバルやパラオに行ってきます。(ダイビングできるパラオが一押しですが)

ブータン 自然観

2005年06月19日 | 徒然なるまま(日々雑事)
今日の宇宙船地球号やブータンをやっていました。

ブータンは旅人のうわさ話では、本当に素敵な国らしいです。
昔に日本のようだと言われるヒマラヤの国です。
人心は穏やかで、自然の中で生きています。

最後の方で「自然」や「環境」という言葉がないと言っていました。
でも日本でも明治時代に欧米の言葉を日本に移植するまではネイチャーに対応する日本語はありませんでした。
すなわち、人と対立する存在としての自然という概念が無かったからです。
日本の建築様式もふすまを開け放すと、家の前の田園や山岳が眺められるつくり方は、人の世界と、それと敵対する自然をわけるアングロサクソンの自然観とは大きくことなり、まわりの一部の人としての自然には単語がなかったそうです。

そういえば、平安時代の日本には緑を現す言葉がたくさんあり20以上あったと聞いた気がします。
緑とか翠とか碧とかですね。
エスキモーは白を表す言葉が30近くあり、彼らは雪上でその白の言葉を使って、雪の中で道案内ができるそうです。

そんな自然という言葉を普通に使い、自然と一緒がいい、というようになってしまった日本ですが、もったいないで世界を驚かせた先進国としてこの地球の将来のために、古き価値観を取り戻し、世界最高のリサイクル都市といわれる江戸を持っていた人々の末裔として、世界に価値を問いかけていきたいものです。

帝国ホテルのディナー

2005年06月16日 | 徒然なるまま(日々雑事)
昨夜(水曜日)は帝国ホテルのインペリアルバイキングでディナーでした
SNSのホテル好きのコミュニティーで行ってきました。

美味しかったです。
どうもバイキングだと貧乏性で必死で食べてしまっていけないですね。
二日分ぐらいのカロリーを取ってしまった気分です。
飲み放題のワインも美味しいワインで十分に楽しめました。

帝国ホテルにはアクアという素敵なバーがあるそうです。
とてもエロいらしいです。(ムーディーらしいです。)

確かに17階から夜景を見ながらカクテル飲んでいるのは、優雅な一日の最後のように思います。
いつか飲みにいくぞぉ。

会社のやめ時 愚痴モード

2005年06月16日 | 就職・フリーター・ニート
今日は、上司と面談だったのですが、毎回話している私の処遇について話すと
やっぱりそのうち西日本に送られてしまうらしいです。
向こう側からの引力がかなり強いらしく、こっち(研究所)としても長くは引き止められないらしいです。

かねてより大阪に平社員でいくなら辞める と言っているのですが、そろそろリミットなのであ1,2年で今の会社を辞めるかどうかの決断をしないといけないようです。

私の戻される会社は就職活動中の学生にもそこそこ人気のある会社のようですが、人には合う合わないがあるので、私には合わないようです。
マズローの欲求でいうところの、生理的欲求とか安全とかを満たしてくれても(給与と安定雇用と福利厚生)、わめくだけの団塊オヤジの丁稚奉公や、ぬるま湯にそまってさえない若手と一緒に、自己実現とは程遠い仕事をするのはもうゴメンなんですよね。

入社前はもう少し優秀な人が多いかと思ったのですが、会社を四つにわけたときに、一番ダメな人が残った会社のような気がする・・・(というか周知の事実ですが)
研究所と違って、強力な民主党系の労働組合があって、若手は民主党の事務所で無償奉仕させられたり、オヤジたちのために家で持ち帰り仕事なんて状況の、団塊のオヤジ%働かない人パラダイス だったので、なんか、お前らにはつきあってられんは・・・ という感じですね。
(ただし、どこの会社にいる人と話をしても、自分の会社はダメだ というケースの方が多いので、実はそんなにダメなのではないかもしれませんが)

とはいっても、戻され先の海外派遣に募集しているので、明日締め切りの小論文を書かないといけません。
もし行かせてくれて、行っている間に昇級が遅れないなら、戻ってもいいかな。
うーん、合格させて

まぁ、世の中仕事なんてたくさんあるわけで、たまには別の会社の空気を吸ってみるのも良いと思うので、思うようにならない転勤だったらとっととやめてしまおうと思います。

そうしたら半年ぐらいは世界を放浪したいですね。
その際にはあこがれのニートになってみます。

綺麗な海や空を眺める生活を半年ぐらいしたいなぁ。 ← 結局、働くことに飽きているとも言う。

今の上司は、まぁ、どうにかするように交渉するよ。
といいながらも、○○の会社なら幹部しっているから行きたいなら話しをするよ。
なんて本気か冗談かわからない話をするのですが、まぁ、辞めるとなってもつまらない引止めはしなさそうなので、何よりです。

ということで、会社を辞めてもしばらく食べていけるように、アパートは今の安アパートのままにします。引越しはやめですね。
年収300万円時代でいっているように、給与を多く稼ぐためにあくせくするのも嫌なので、生活は小さくしておいて、金なんかいらないから、お前らとはつきあわんん!! と言えるのが、ストレスを感じない秘訣のように思います。
たくさん稼がないといけない生活は、きっと疲れるし、仕事やめられなくなりますからね。
(貧乏でも平気な奥さん希望)

さて、明日は必死で小論文作成なので、そろそろ寝ます。

OKマートの腐ったネギ ~悲しい週末~

2005年06月14日 | 徒然なるまま(日々雑事)
日曜日の夜、久しぶりに自炊しようとOKマートに行きました。
マーボー豆腐を作ろうと、豚のひき肉や、ネギやマーボー豆腐の元を買って
調理を始めたのですが、ネギを切るとクタクタ

あれ?しなびているのかな?と口にいれたら、酸っぱい・・・
返品して文句をいってやらないといけないので、電話をして店までいったのですが、
お店で出てきた人が坊やで要領を得ないし責任者は不在らしいし・・
(出てきた人の一生懸命さは伝わってくるんだけどね)

家に帰ると蒸し焼き中の餃子はびしょびしょだし、
ネギは新しいのもらえなかったので、西友まで買いにいったりして、時間はすごくかかったし、
口の中は腐ったものいれたおかげでとても気持ち悪いし、
okマートの対応は悪いし、
もうなんかとてもブルーな週末でした。

ネギってそう簡単に腐るものなんですかね?(謎)
よっぽどオーケーマートの管理が悪かったか、農協が腐ったものを選別せずに送ったか、
最近、僕はちょっとついていないのかもしれません・・・・
平和な日々を送りたいものです。

就職学生さんたち

2005年06月13日 | 就職・フリーター・ニート
最近、出張などで街に出ると、少なくなったとはいえ、街を歩いている就職活動中の学生さんたちが目に付きます。

長丁場の就職戦線できっと苦労しているんでしょうけど、すぐに就職あきらめて、ニートやフリーターになる学生が多いといわれる中で、頑張って続けている人たちにエールを送りたいなと思います。

女の子のリクルートスーツ姿はかわいらしいし、男の子のリクルートスーツは若くてほほえましいですね。
(誰があんな変なスーツを考案したんだろう??)

今年は採用数も増えているようですね。
まだ内定が取れない人たちも、何が失敗要因だったのか、自分のエントリーシートは人が私に会いたいと思うような内容なのか?、自分ができそうなことの中で何がしたいのか? いろいろ考えて、来年の春には笑って卒業できるようになっていているといいなぁと思います。

努力は報われるとは限らないが、努力せず成功することはない。
そうです。頑張れぇ!!

戦う少年

2005年06月13日 | 徒然なるまま(日々雑事)
教員ら「いじめ行為あった」と認識 高校爆発物事件 (朝日新聞) - goo ニュース

もし、本当に「いじめ」があったなら、この犯人の生徒に共感してしまいます。
もちろん犯罪だってわかっているのですが、時としていじめは、被害者が自殺したりします。

自殺に追い込んでも犯罪ではないのかもしれませんが、いじめられた子が戦ったなら、それは生きるための戦いかもしれません。

ところで、こういう時に、名前がでてこないような、教師の「現場の判断」なんてまったく信用ならないです。
あれだけの事件があっても、何も問われない人々が現場の判断で好き勝手に教育できるなら困るので、やっぱり東京都の君が代などは、「現場の判断」は無しにしてもらいたいです。

話が戻ると、いじめられて死んじゃう子よりも、戦う子の方が僕は好きです。

中国のエイズ村

2005年06月08日 | 徒然なるまま(日々雑事)
普段お世話になっているgiants55さんの「エイズに苦しむ村」
を読んでのTB blogです。

中国の貧困層のエイズが蔓延している村の話は特集: エイズ 中国・河南省のエイズ村で読みました。

とても不憫に思います。
彼らは、少数民族で、漢民族でもなければ、共産党幹部を出した村でもないなら、単に村が滅びるまで見殺しにされるだけでしょう。

Days Japan からの引用です。
中国政府はエイズの存在を公にしてこなかったため、感染した人々は長い間放置されていた。病院に行くお金がない人々も多く、治療のため、財産をほとんど売り払った家族もある。検査に80元もかかるため、多くの村民が検査さえ受けられないでいる。80元=約1000円(注 ふうてんの猫)

強い憤りと悲しみを覚えずにはいられません。
貧しさ故に、売血をし、その結果、長い苦しみの末に死んでいく。
残された孤児たちは、学校をやめたり13歳で、働いたりしています。

これが、平等な労働者の国といって、マルキストが内戦を起こして作った中国の実情です。
こんなこういう貧困層がさらに悲劇にあっていることを見殺しにできる中国というを
手放しに擁護する、朝日新聞やその読者、共産党や社民党、その支持者の正義感とは何かと問わずにいられないし、そういう現状の中で、豊かな国にいながら、彼らに何もできない自分たちの無力さを嘆かずにはいられません。
(本当に悔しい)

東アジアではラオス、ミャンマー、タイが、エイズの感染率が高いのですが、
これは、貧しい少数民族が娘を売春宿に身売りさせた結果です。
親はこの金でテレビやバイクを買ったりするんですよね。信じられない!!
(これは上座部仏教の思想が影響しているそうです。男児は出家して親に徳を積ませられるが、出家できない娘は、金を稼いで親孝行する そうです。日本の仏教も創価学会を筆頭に堕落しきっているが、上座部仏教も西洋化された我々の価値観を超えている側面はありますね。
上座部仏教の国はとても信心深く、また温厚なのでとても好きなのですが・・・・)

タイでもタイ人でない人々(華僑を除く少数民族)は極めて貧しい生活を送っていますし、
そういう人々に真っ先にエイズが襲い掛かるというのは、この世に神も仏もないと思います。

# 僕は冷たいので、渋谷や原宿あたりで、性を謳歌して感染したバカはとっとと死んでいいし、
彼らが死んでも胸はまったく痛まない。
でも、治療費を稼ぐために売春などされると、とても困る

そういう、エイズが、売血や輸血といったことでも感染してきた側面があるにもかかわらず、
セックスや麻薬中毒者などでの感染があることから、あまり公に語られないことも問題だと思います。

同じエイズでも、豊かさゆえにかかるバカと、貧しさ故に不可避的に降りかかってくる人々とが、
前者により救済があるのは、世界の理不尽を嘆かずにはいられません。

週末ダウン

2005年06月08日 | 徒然なるまま(日々雑事)
土日にダウンしていました。
金曜日に今月から副社長というえらい人に、開発したばかりのプロダクトをデモしました。
プログラムができたのが、水曜日だったので、かなり緊張していましたが、ちゃんと無事に動きました。

それで金曜日の夜は、吉祥寺のいせやで職場仲間で飲んでいて、一次会で解散して
僕はスターバックスで翌日の大学の課題論文を読んでいました。

しかし

土曜日の朝になると頭が凄く痛い。
記憶をたどっても、ビールしか飲んでいないし、しかも飲んだ後、コーヒーがばがば飲んで
論文読んでいたので、飲みすぎで前後不覚というような状況ではなかったはず。

なのに、昼を過ぎても頭痛は収まらず、頭痛薬を飲んで再度寝ました。
結局3コマ目は欠席して、4コマ目から脂汗をかきながら出席して、家に帰ってきてまた寝ました。
その後、スパゲッティーを作ったりして、夜に寝たのですが、次に起きたのは日曜日の昼4時。
また、薬飲んで寝て、7時に起きだして、温泉に行って養生してきました。

結局、土日はなぜ寝込んだのかわからなかったのですが、月曜日から、なんとなーーく風邪か、過労だなって感じでした。

きっと、偉い人デモだと、自分の上司やさらにそのかなり上の方の上司もピリピリしているので、
きっと精神的ストレスと、季節の変わり目の肉体的ストレスが出たのでしょう。

そうやってダウンすると、あぁ、ハードじゃない仕事を選んで良かったなぁと思います。


就職戦線「慶応圧勝」の理由 企業の慶応好き、早稲田いや

2005年06月03日 | 就職・フリーター・ニート
就職戦線「慶応圧勝」の理由 企業の慶応好き、早稲田いやを再度読んで。

この記事はアエラの2004年の年末の記事で、雑誌で立ち読みしたのですが、
再度読んでみて思うのは、早稲田に縦横のつながりがないという下りが気になります。

いぜん、学生の人のエントリーシートを添削したときに思ったのですが、
僕とやりとりをする中で、書いてくる内容が見違えるほど良くなるし、
本人の話が、論理的に筋が通って、思い込みじゃなくて、しっかり考えているという話し方に変わってきました。

そういう、人と話をして、自分の考えに確信をもったり、疑ったり、
そもそも人に自分のことを聞いてもらうことが楽しいと思うようになったり、
そういう作業を通じて、社会に出て行く際の自分を相対化できるのだと思います。

なのに、あれほどのマンモス大学でそういう話をする先輩も、仲間も見つけられなかったとしたら、
人生ってきっとつまらないだろうなぁと思うし、働く辛さも楽しさもわからないまま就職活動をするんだろうなって思います。

人と相対化できないなかでは、きっと自分が社会の中でどう生きていこうとしているのかも、わからないのだろうと思います。

なんか、ちょっと、かわいそう。サークルの先輩とかが、就職の相談にのってあげるのは、過去の時代なのかなぁ。