ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

いま、インドにいます

2009年12月31日 | 徒然なるまま(日々雑事)
今年、たぶん、5度目の出国でインドにいます
1度目、ウズベキスタン
2度目、タイ
3度目、ドイツ、チェコ、スロヴェキア、ポーランド
4度目、アメリカ(仕事)
5度目、インド

ミクシーの日記に書いていた内容の転載です

出国日(26日)の日記

昨夜は結局、成田のホテルにチェックインしたのが夜11時

成田駅の周りって食べるところがほとんどないのですよね。
まずい、ラーメンで夕飯済ませました

ホテルのレストランでフライドポテトを食べて熟選を二杯飲む

普段みないテレビをつけていたら、NHKのママさんバレーのコメディーが面白かったので見入ってしまった。
黒木瞳、きれいでいいキャラだなぁと

で、朝起きて、空港に来る
足りないものが多いので空港でお買い物しまくり
・カメラのブロアーとレンズペーパー
・蚊取り線香とかゆみ止め
・ベルトタイプのパスポート入れ

チェックインしたところ、ビジネスクラスにアップグレード
シートは2A 良いね。
エコノミーが満席だったそうでインボラアップグレード
帰りも席の指定ができない程度に混んでいるので期待

普段だとラウンジでしこたま食べるのですが、前回のヨーロッパのファーストクラス(人生で最初で最後?)で、飛行機は空腹気味で乗った方がいいと思ったので、今日は、天ぷらそばのみ

ネットで予約したホテルのバウチャーを会社に忘れたので、ラウンジのPCで印刷してセーフ。


と、かなりバタバタしたけど、たぶん、もう大丈夫でしょう。

うちの職場の大ボスにも、ちゃんと帰って来いと何度も言われたので、かなり気をつけて行ってきます。
現金も米ドルと円を合わせて10万円ほど持っていくので、金にものを言わせて安全と安心を買おうと思います

では、みなさん、良いお年を。

嫁がインドで見つかりますように
(日本人の嫁ね)



同じく出国日の日記

ANAのムンバイ行きは48席の小さい飛行機で、行きは福岡で給油

福岡だとアシアナ使うのが便利そう
ラウンジもハングルの雑誌多数あり

ビジネスクラスはやっぱりヨーロッパやアメリカ行きと比べるとショボイけど、足を伸ばしても前の席に当たらないぐらい広いです

日本帰ってきたらもっと不況と売国が進んでそうな気がするぐらい、メディアで見るいまの政権は酷いね

あとムンバイは宿が日本並の価格でしたが、日経ビジネス見てたら、雑貨屋さんの世帯年収が9000円だって
それでもバイクもテレビもDVDも持っているらしい
ムンバイで9000円だと現地の人の年収相当を持って旅してることになる
気をつけて旅をせねばね


29日の日記


この二日間、インドの休日だということで、すごいことになっています
なんか、宿は高騰しているし、エローラ、アジャンタは激混みだし

アジャンタは片道110キロあるので、じゃぱにーずびじねすまん のおいらは車をチャーターしました
一日チャーターで、3千円ぐらいなりね。
車の減価償却とガソリン代を考えると、あんまり儲からないなりね。
(ガソリンは1Lで70円ぐらい)

それで、明日、明後日と、再度、エローラ、アジャンタにいくことにしました


あと、なんか、しらんが、えらく、人気で、家族ずれから、学校の遠足まで、とにかく一緒に写真をとってくれって人がなんどもいて、僕はまるでアイドルのような感じでした。

インドだともてる・

で、今の課題は年末年始のバラナシは宿が取れるのだろうかと。
ルアンパバーンで宿無しになっていたのを見ているだけに、ちょっと不安

アドバイス求む

あと、ビールが飲めないのは辛いなりね。
ベジタリアンフードと酒なしで、かなり健康になってしまうのではないかと

では。




そして、30日の今日は、さらに、エローラ、アジャンタを見終わって、
ムンバイ行きの夜行バス待ちです
スリーパーとかいうタイプだそうですが、狭くて眠れないという噂。
ムンバイから飛行機にのってバラナシへ行きます

そこで、年越しです

では、みなさん、よいお年を

来年が、世界の人々にとってよりよき年でありますよう。

駄文 個人的な日記 うまく復帰できない

2009年12月15日 | フリーチベット
なんか、博士論文の激しい日々が終わったあとで、
うまく日常生活に戻れないなり

一部の人にはフリチベ復帰報告もしたけど、どうもうまくそちらも復帰できない


しばらく友人関係とか、お酒とか絶っていたし、うまくプライベートの時間を再構築できないなりね。

仕事で家庭を崩壊させる人の気持ちの片鱗がわかったような、わからないような。


あと、先週はかなり気持ち的にフォースの暗黒面にひっぱられそうだった
プレッシャーの後の開放というのは、軽いうつになるとも聞くけど、真偽のほどは?


引越しでもして気分を一新させるかなぁ?
ただ僕の上司も僕を追い出す気満々なので、可能性は低くても関東以外だと と思うと転勤が終わるまでは引越しもできないなりね。

物欲に走るかにゃ  同じオンでも、仏欲ってのはあるかりなね?


仕事の方は、論文を書いている間も、気をかなり使ってくれながらも、火消し業があってあまり居場所がない状態がないので、そちらは心配ないのですけどね。

スケジュール的に一応1月は開発遅れで暇なのですが、火を噴いていると帰ってきて、トラブル対処が山積みになっていそうで、新年の水曜日から復帰することにしました

うちの大ボスは「成長したなぁ」といていましたが、休めるうちに休んでおけといったのも大ボスだったりする。

まぁこの不況なときに、お仕事があることは良いことです。
募金とかもできるしね。

土日、まったり2 猫のお気に入りアイテム と 日本の製造業の底力

2009年12月14日 | 徒然なるまま(日々雑事)
今日は、Yシャツとカシミア製品、スピーカーと、ヘッドフォンのお勧めです


ペシャワール会の会場をウルウルしながら後にして、急いで、もう一つの予定の中国茶の購入のために華泰茶荘に急ぐ

最短コースを通る途中で、さみしんぼクラブの猫さんをお金で癒してくれそうなおねいさんがいそうな店を横目にみながら、無事にお店にたどり着く

このお店は台湾の本店で僕が当主の方に親切にしていただいてからのお気に入りなのですが、良いお茶が良心的な価格で買えて、茶器も台湾ほどではないにしてもそこそもあるのでお勧め
あと三階の茶芸館は必見

そこで、おちゃを数千円分購入して、ホクホクで吉祥寺に帰る・・・
途中で、鎌倉シャツに拠る

ここのブランドは10年のお付き合いになり、まだ小さかったころから好きだったのです
なんか、次回のカンブリア宮殿に登場するらしいので、これも必見

何がすごいって、高級と上質の違いがすごく良くわかります
ここのシャツはワンプライスで4900円です
そして、それが日本で縫製されていて、品質がすごく高い。

スーパーで1000円でワイシャツが買える時代に5000円で安いということは感じられないのかもしれませんが、これだけの品質のものがこの価格で買えるのは、本当にすごいです

普段僕が着るシャツは作業着のユニクロ以外は、そのシャツの数倍の価格のシャツを着ていますが、それは、鎌倉シャツさんにないような、粋なデザイン(ようはバーバリがすきなんです・・・)ですが、品質でみると、最近の中国での縫製でだしているバーバリブランドよりも良いのではないかと思います。
実際に、新宿の伊勢丹のバーバリブラックレーベルではちょっといただけない品質のものが陳列されて店員さんも「え?」って顔をなさっていたことがありますが、鎌倉シャツでそうしたものを見たことは一度もないです。

それで、今日は、カシミアのマフラーやストールが置いてあったので見たのですが、
5000円のカシミアのマフラー  とても5000円とは思えない品質
15000円のストールは、そのマフラーを超える品質のカシミアを使っていて、かなりうなる。
どうしようか悩む

悩むのは鎌倉シャツさんの問題じゃなくて、僕がもっと品質が高いと思うベイビーアルパカのマフラーを使っているから・・・

それおいくらだったのですか? と聞かれましたが、ペルーで買ったので安かった
日本で買うと1万円ぐらい
でも、いま、取り出してみてみたら、鎌倉シャツのカシミアショールの方が毛の質は良いですな

縫製は昔からすごい良いのですが、最近は以前よりも生地などへのこだわりやデザインが鮮麗されてきたように感じて、さらにお勧め

ということで、中国の製造業に圧倒されている日本の衣料品ですが、鎌倉シャツのように、手ごろな値段で、日本人の仕事として誰にも恥じることないものを扱っていることに素直に驚嘆します。

月曜日のカンブリア宮殿は必見です。(本日3つ目の必見)

# 僕はみすぼらしいけど、おべべはそこそこ良いのですよ。馬子にも衣装とならないのは残念ですが。



そのあと、吉祥寺のヨドバシでスピーカーを視聴させていただく。
若い女性の店員さんが丁寧に接客してくださいました。

お目当ては Fostex GX100
まえから評判で気になっていました

同じく国産メーカーのデノンのミドルクラスのCDとアンプで視聴しました

引き締まって明瞭でかっちりとした低音と、高い分解のの中域、高域、少々前に出すぎて疲れる感じはしないでもないですが、この小さなサイズでペアで定価で10万円を切る安価なスピーカーとは思えない品質です。

聞き比べたB&Wとタンノイもどちらも、とても良いスピーカーですが、僕はもともとイギリスのスピーカーを持っているので、気分を変えて使うならGX100かと思いました
クラシック、ジャズからTM Networkまで万能で使えそうです

ただ4月に引越しをしようと思っているので、購入はその後かな。

このGX100、日本のメーカーの底力のすごさを思い知らされました
もともと僕はイギリスのスピーカーの音が好きなのですが(ダリとかも良いと思うけど)、いやはや、すごいですね。

ということで、満足して帰路につきました

今日はよらなかったですが、小金井駅の南口から出てすぐにある蜀風園も絶品です
週に何度か通っています。
たたずまいは、町の中華料理屋ですが、出てくるものは高級中華です

数度食べて只者ではないと思ったので
「マスターもとも高い中華コースを作っていたんでしょ?」
って聞いたら、その通りだとおっしゃっていて、さらに
「結構年配のお客さん相手だったんじゃないですか?」
ってきいたら、その通りでした

油の使い方がすごく少なくて、かつ味付けが上品、また1万円~のコースでだすような前菜が500円前後で食べられます
そして何よりもマーボー豆腐と坦々麺が絶品です
800円で高いなぁと入ったのですが、一口食べて、よくこの価格でこの味を出せるなぁと歓心しました
ただし、化学調味料を一切使わないので、味付けが濃いもの塩辛いものが好きな方には物足りないかも。
ご興味のある方は 042-383-4151 なので行ってみてください。


そして、最後にご紹介するのは、ヘッドフォン
マイクロソリューション という聞き慣れない会社のものです
約5000円のカナル型ヘッドフォンですが、これが驚異的にすごいのです。

低音がすごく引き締まって厚みもあるのですが、一方で、弦楽四重奏のような繊細な音楽も簡単に鳴らします
もともと、僕は室内楽とかに合うようなER-6i という15000円ぐらいもものを使っていたのですが、それと比較しても、十分にクラシックも良いです
しかもER-6iは低音はもう、そんな音はないものと思え って感じの中域・高域命 な音作りなのです、ロックとはしょぼしょぼなのです

低音というとShureのヘッドフォンが有名ですが、これは音が厚くてもどうも好きな音ではないのと2万円程度のミドルクラスのラインナップだと音の分解能がER-6iと比べてダメダメという感じで、両雄並び立たずって感じだったのが

このマイクロソリューションのヘッドフォンはたかだか数千円という価格で、両方の長所を併せ持ったような音がでています
もうね、何を聞いても音楽を楽しめます

そして驚異的に嬉しいことにこれは、
◎ 一品一品手作業による音質調整
* 全く妥協のない音作りのために、日本国内手作業による組み込みのみたどり着ける音質。


と、どうして、これが国内生産でこの価格なのか、僕は騙されているんじゃないかという。
実際に、他の人に聞かせても気に入って買ってくれます
5000円とか6000円でこの音なら他の何を買うというのだ?と (Appleの1万円のバランスドアーマーチェアはちゃんとした音が出てリモコンとマイク付ってことで使ってみたい気はするけど)


本日ご紹介したものは、シャツもスピーカーも中華料理もヘッドフォンも どれも高級な価格ではありませんが、猫が自身を持ってお勧めする
上質
なものであります。こんな風にすごい仕事を安価な価格で提供してくれる人がいるって凄いと思います

僕も自分の仕事をそういう品質まで高められると良いのですが

特にYシャツとヘッドフォンは誰でも使うものだと思うので、次に購入なさるときはぜひとも、比較してみてください。
きっと他のものとの品質の差に驚かれると思います。
こういう仕事をする人が報われる「市場」であって欲しいですね。



土日、ゆっくりすごしました 酒、珈琲、ペシャワール会 伊藤さん

2009年12月14日 | 徒然なるまま(日々雑事)
この土日はちょっとのんびり目で過ごしました。

金曜日にバー、いつものカフェ (エントツそうじ )
と梯子して、そこで、寺田本家  の酒を、飲み、いつものメンバーにボーナスでたからと軽く振舞う。

話は一瞬変わるけど、先週のチベット支援でお会いした人以外では、チベット支援も復帰しましたとメールしたりもしましたが、実際のところ、チベット支援当日も過労でボロボロだった体力はやっと最近落ち着いてきて、中の下ぐらいの体力までは復帰しました。
飲みすぎた翌日の土曜日の朝もしっかり疲れがどっと出たのですが、二日酔いにならないのは、自然なお酒の寺田本家ならでは。
ただ、毎朝4時まで論文を書く生活のせいで、酒を飲むと激しく酔うようになってしまいました。
まだ体力は足りないですね。



土曜日はせっかくの晴れだったのに、日が落ちるころにゆっくり目に起きだして(15時間睡眠)、屋台の珈琲屋で珈琲飲んで、そこから見えるいつものカフェが珍しくバタバタしているので除きにいるとライブがあったらしく参加

一つ目が、きれいな声の女性のギターの弾き語り
二つ目が、八ミリ映像と音楽を重ねた作品
三つ目が、アジアアフリカの民族楽器による演奏

と結構まったりしとした時間を楽しめました。

その後、家で、ちゃんとしたキムチ鍋(豚肉とキムチをいためてから鍋で煮る)を作って、トロピコ3を堪能

朝方まで南の島の独裁者として楽しみ、選挙で圧勝してから寝る


日曜日は、ラオスのこどものラオス織物展と講演会に行こうと家を出るが、やることだらけなのを思い出して引き返し、OKマートで買い物して帰宅

しかし、ふと、ペシャワール会の伊藤さんの追悼写真展に行かねばと思い立ち、再度家を出る。
伊藤さんとは日本でお会いしたことがあると思うのだが、確証はない。
会場では伊藤さんの話を扱ったNHKスペシャルが流れていて涙が止まらなかった
かなり泣いた。

彼への弔辞の中で、伊藤さんの死を政治利用しようとする人がいる っていうことが言われていて嘆かれていたのですが、真摯にアフガニスタンの人たちが腹いっぱい食べられることを願ってかの地に渡った彼のように、何かを批判するよりも、まず、誰かを自分の手で助けようとする人生を歩めたらな と思いました。

NHKの映像の中では、アフガニスタンの人が「この国では食料がいきわたればほとんどの問題は解決する」 とおっしゃっていたのが印象的でした。

今のアフガニスタンについては、ソビエトが悪い、アメリカが悪い、中国が悪い、日本が悪いといろいろなイデオロギーの人たちが、好き勝手に机上の理論を戦わせていますが、それは、アフガニスタンの人々が、誰もが一年間、ちゃんとした食事を平和裏に手に入れられるようになってから、アフガニスタンの人たちが考えればよい様に思います。

アフガニスタンの地で、人々と一緒に大地を耕し、水路を掘り、いつか、アフガニスタンで家庭を持って永住しようと思っていた伊藤さんの生き方を見ると、
いま自分がチベットを支援していて、どうしても中国共産憎し、日本のサヨク憎しとなるのですが、誰かを憎むことで問題が解決しないのであれば、願いや想いを積み上げていく努力で世界を少し変えられたらと思いました。
それは世界食料計画を支援しようと思うことや、児童買春を撲滅しようと思うこととも通じますが、明確な悪がいなくても世界は悲しみで満ちている。
別に誰かが誰かを飢えさせようと企んでいるわけではないけど、飢餓に陥る人がいる。

資本主義が悪いという人は、まず、現地で畑を耕して資本主義とは無縁で生きられるようにしてあげればいい。
自分が現地にいけない人は、CDや飲み代を少し我慢して、信頼できそうな人にお金を託すといい。
そういう行為に憎しみも饒舌な罵倒もいらない。
アフガニスタンの大地を緑豊かにするという夢 
そういうわかりやすくてシンプルで美しいものは、なかなか実現しない。

かつて、ブッダはおっしゃられました。

憎しみは憎しみによって止まず、ただ愛によってのみ止む。


もちろん、悪は悪として律されねばなりませんし過ちは正されなければならない。
しかし、自分たちが世界を変えようとする動機は憎しみではなく、慈しみや愛や友情でありたいと、再度思いました。

行ってよかったなりよ。

自分とは利害のない人たちのために全霊をかけて生きていく

そういう生き方を知るということは、自分の人生を見つめる機会をあたえ、明日に踏み出す勇気付けるものだと思います。


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