ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

自分が世の中を変えるのに必要なこと 日本共産党の党員と飲みました

2011年04月18日 | 政治・経済・社会現象
マイミクで、日本共産党の専従だった人から誘われたので、飲みながらお話をした
いろいろ僕が話を聞きたかったし、専従を不当解雇されて、大変みたいでした。


話をするのは楽しかった。
日本共産党の話も聞いたけど、いろいろと書くと迷惑かかるといけないからここには書かない。


話をしていて、いろいろと思って面と向かっても言ったけど
彼の知識や読書量が圧倒的に足りない

話をしていて、彼がわからなかった単語が、

・ソーシャルビジネス
・グラミン銀行
・マイクロファイナンス
・フェアトレード
・アムネスティ
・ヒューマンライツウォッチ

僕のマイミクやブログの読者なら、結構な比率で分かりそうな気がする。

彼には家に帰って調べてみてね♪ と忘れないようにメモを書いて渡したけど、
人権とか雇用ということを気にする人が、こういう単語を知らないというのは、
僕には新鮮な驚きでした。

専従の仕事というのは、赤旗の配達から、党の雑務から、忙しいのは本当にわかるのだけど、
インプットの量が足りないというのは、世の中を動かす力として、非常に脆弱だと思う

特に言論で、何かを変えようとするなら、知識や読書や思考の不足というのは本当に致命的だと思う。

そして何よりも、こういう
「知識は足りないけど情熱はある」
という人間をそそのかして専従にしてしまうような、党のあり方に、僕は強い不快感を覚える。

僕がゲバラを尊敬するのは、
彼は本当にインテリであり、
目線が困難にあっている人たちと同じ高さであり、
そして何よりも、共産革命が理想をかなえず、抑圧や搾取につながると知ったときに身を引くだけの潔さ、誠実さがあったからです。

インテリでもなく、知性も誠実さないような、革命政党に未来はないと思う。

今日飲んだ友人はまだ若いのだから、本当に山ほど本を読んだり、海外のサイトを見たり、思考したりして欲しいと思う。

結局世の中を変えたいと思ったら、体力か知力か財力が必要だと思う。

彼のように、善意や愚直さだけでは、動かせないと思う。
それは、必要な条件だが、それだけでは十分条件ではない。

そして、それは、僕自身についてもそうだね。
チベットの人権問題などについての知識がやはり不足しているし、
ちゃんと人権規約などについても、しっかりと知識を入れる必要があると思います。

# 別にチベット支援をするのに、チベット仏教の教義を知っている必要はないと思うけど、
チベット人にとって、チベット仏教がどれほど大切か というのは、それを抑圧することが、どれほどの人権侵害なのかを説明する上では重要かなと思う。